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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ケルケズはリヴァプールが大本命、ハイセンは…?ボーンマスで輝く若きDFコンビの争奪戦に注目!

本拠地バイタリティで1‐2。11月のプレミアリーグでマンチェスター・シティを2-1で下したボーンマスは、FAカップ準々決勝でリベンジを果たされてしまいました。エヴァニウソンのゴールで、ハーフタイムはリードしていたのですが、ニコ・オライリーが躍動した後半のシュート数は0対11。一方的に押しまくらられて逆転された後は、希望のない放り込みを跳ね返されただけで終わりました。

敗因のひとつは、最終ラインの主軸を2人欠いたことでしょう。秋の勝利で2アシストのミロシュ・ケルケズは21歳、アグレッシブな守備でビッグクラブの注目を集めているディーン・ハイセンは19歳。彼らを欠いた左サイドは脆弱で、セメンヨはデュエルで16敗、タイラー・アダムスはPK献上、冬に加わったばかりのフリオ・ソレルは防戦一方でした。

若いDFコンビの不在は痛手でしたが、来季に向けたテストができたといえるのかもしれません。ケルケズもハイセンも、夏のトランスファーマーケットで売却されるはずです。今季プレミアリーグで29試合2ゴール6アシストのケルケズは、アンディ・ロバートソンの後継者を探しているリヴァプールが大本命と報じられています。

2年前にケルケズをボーンマスに連れてきたのは、現在はリヴァプールでSDを務めるリチャード・ヒューズで、AZアルクマールに支払った移籍金は1550万ポンドでした。「最高のレベルでプレイして、トロフィーを獲得したい」というSBは、ハンガリー代表でチームメイトのショボスライがいるクラブからのオファーを断らないでしょう。

「ザ・タイムズ」のゲイリー・ジェイコブ記者によると、ボーンマスのビル・フォーリー会長は「売却したくないが、本人が移籍を望むなら妨害はしない」というスタンスだそうです。4500万ポンドなら容認するといわれており、ケレハーとのスワップはNG。彼らが求めているGKは、チェルシーからローンで引き入れたケパ・アリサバラガです。

一方、ディーン・ハイセンについては、強みがわかる2つのスタッツの紹介から話を始めましょう。今季プレミアリーグにおけるインターセプト42回は、CBではベドナレク、ファン・ダイクに次ぐ3位。プログレッシブパスの比率は16%を超えており、上にいるCBはファン・ヘッケ、セネシ、ムリーリョだけです。

前で奪い、前に進められるCBは、ハイプレス・ハイラインで戦うチームの必須アイテムです。ユヴェントスから移籍金総額1530万ポンドで獲得したスペイン代表には、5000万ポンドのバイアウト条項があり、チェルシー、ニューカッスル、リヴァプール、アーセナルにバイエルン・ミュンヘンとレアル・マドリードが加わる争奪戦が勃発と伝えられています。

ファン・ダイク、ガブリエウ、コルウィルを擁するクラブが名を連ねているのに、リサンドロ・マルティネスが長期離脱となったクラブが挙がっていないのは寂しい限りですが、それはさておき。2人合わせて3000万ポンド超の仕入れで、9500万ポンドで売却となれば、サウスコーストのクラブとしては目論見通りといえるのでしょう。

そしてまた彼らは原石を手に入れ、磨き上げて売りに出すというビジネスを粛々と続けるはずです。次なる興味は、野心溢れるアンドニ・イラオラがこの状況をよしとするかどうか。5位のマン・シティと4ポイント差の10位にいるクラブで、欧州へのチケットを手に入れられなければ、ブライトンに別れを告げたデ・ゼルビと同じ決断を下すのではないかと思われるのですが…!(ミロシュ・ケルケズ 写真著作者/AFC Bournemouth)


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