2025.05.16 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
「ギョケレスとシェシュコの二択」から新展開…スポルティングCPがアーセナルに獲得条件を提示?

現地メディアの多くは、シェシュコとギョケレズの二択と見ているようですが、今週に入ってから気になる情報が入ってきました。スポルティングCPが、移籍金6000万ポンドを支払えば手を打つとアーセナルに伝えたという話です。ソースは「ミラー」でチーフフットボールライターを務めるジョン・クロス記者で、「スカイスポーツ」など複数のメディアがフォローしています。
新たな動きとして伝えられているのは、ギョケレスとスポルティングCPの間で退団の合意が成立したということ。来季のチームづくりのために資金を確保したいポルトガルのクラブが挙げている条件が、「6000万ポンドを支払うクラブ」だそうです。8400万ポンドのバイアウト条項があるといわれているストライカーをこの値段で獲得できるなら、すぐに動くのが得策でしょう。
アーセナルのライバルと報じられていたマンチェスター・ユナイテッドは、ヨーロッパリーグを制してCL出場権を制したうえで、余剰戦力を整理という2段階のステップを経なければ動けないはずです。今季公式戦で50試合52ゴール13アシストというスタッツは目立ちまくっており、速攻を決めなければ、争奪戦が勃発して値段が吊り上がる可能性があります。
アーセナルがすぐにアプローチできない理由があるとすれば、「シェシュコ推しのアルテタ監督とアンドレア・ベルタSDの協議が必要」「マルティン・ズビメンディやジョアン・ガルシアのディールが並行して進んでおり、忙しい」「ギョケレスが求めているといわれる週給20万ポンドをすぐには呑めない」といったあたりでしょうか。
しかしサラリーについては、「スポーツイラストレイテッド」のユアン・ロス=マレー記者が「アーセナルはストライカーを説得できる多大な額を準備中」と報じています。今のところは、よくある移籍ゴシップにも見えますが、並列で語られていたギョケレスとシェシュコが、ギョケレスのみ一気に具体的な話になったとはいえるでしょう。
プレミアリーグのクラブを見渡すと、補強すべきポジションとターゲットのタイプが明確なリヴァプールとアーセナルが他をリードしているように映ります。ズビメンディ、ギョケレス、ジョアン・ガルシアを続々と押さえるロケットスタートを切れれば、サイドアタッカーと最終ラインはさまざまな可能性を吟味しながら獲りにいけるようになります。
2023-24シーズンのプレミアリーグは91ゴール、今季は66ゴール。負傷者とレッドカードに悩まされたとはいえ、ゴール激減の1年は、進化にブレーキがかかったと見るべきでしょう。「イサクを獲ろうとしている」といわれるようになってから、そろそろ4年になります。ストライカー問題は解決するのでしょうか。アンドレア・ベルタSDの次なるアクションに注目しましょう。
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