2025.05.27 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
マテウス・クーニャは合意に到達!ブルーノ退団の噂は…マンチェスター・ユナイテッドの移籍最新事情!

エミ・マルティネスの1発レッドや、モーガン・ロジャースの理不尽なゴール取り消しなど、ヴィラのサポーターがため息をつくシーンを目撃するたびに、心が痛むばかりでした。ブレントフォードやウルヴスなど、残留争いの経験豊富なクラブのサポーターにとっては、よく見る光景なのでしょう。しかしこれまでのマンチェスター・ユナイテッドは、常に向こう側だったのです。
パリとの激闘を観てウナイ・エメリと選手たちに熱くなり、来季もチャレンジしてほしいと肩入れしていただけに、余計につらい時間でした。ドローでいい。いや、負けても構わない。われわれを踏み台にして、駆け上がってほしい…。既に結果がわかっている試合を確認しているだけなのに、アマド・ディアロのゴールを見た瞬間、拳を握り締めてしまいました。
2-0で完勝したマンチェスター・ユナイテッドは、ウルヴスをかわして15位でシーズンを終えました。ヨーロッパリーグで勝っていれば、穏やかな気分でエリクセンの最後の時を見届けられたはずです。33歳になったプレーメイカーは、ヴィクトル・リンデロフやジョニー・エヴァンスとともに、失意のうちにクラブを去っていきます。
来季のCLの出場権を手にしていれば、ガルナチョのトラブルやブルーノ・フェルナンデスの退団の噂はなかったでしょう。現地メディアは、彼らとラシュフォードやサンチョだけでなく、アントニー、マラシア、ホイルンド、カゼミーロ、メイヌー、オナナも売却候補と報じています。アル・ヒラルに1億ポンドを積まれたら、経営ボードはキャプテンを手離すのでしょうか。
今季公式戦は57試合19ゴール20アシスト、プレミアリーグは36試合8ゴール11アシスト。中盤センターと2列めで孤軍奮闘のブルーノ・フェルナンデスを失ったら、巨大な穴は到底埋まらないでしょう。チャンスクリエイト91回はコール・パルマーとサラーを上回り、3年連続でリーグNo.1。スルーパス31本もダムズゴー、ウーデゴーア、ティーレマンスを抑えて1位です。
何があっても絶対に守るべきタレントを3人選べといわれれば、ブルーノ・フェルナンデス、アマド・ディアロ、レニー・ヨロです。来季は彼らが背骨となり、ストライカーと2列め、WBを強化すれば戦えるでしょう。シーズン終了とほぼ同時に、トランスファーマーケットのスペシャリストから「here we go! 」が発動されました。厳しい話が続いた最近の唯一の明るいニュースです。
「マテウス・クーニャがマンチェスター・ユナイテッドへ!関係者の間で既に合意済みだ。クーニャがサインする2030年6月までの契約には、2031年までのオプションが付いている。ウルブスは移籍金6250万ポンドを分割で受け取る。正式な手続きと契約は、来週実施される」(ファブリツィオ・ロマーノ)
マン・ユナイテッドへの移籍を熱望していたウルヴスの10番は、今季プレミアリーグで33試合15ゴール6アシスト。90分あたりのシュート3.8本はリーグ3位、オンターゲット1.5本は8位で、シュート欠乏症に陥りやすいチームを変えてくれるでしょう。1億ポンドといわれる予算は、リアム・デラップまで押さえれば打ち止めですが、余剰戦力の売却で3~4人分の枠を創れるはずです。
ラシュフォード、サンチョ、オナナに、退団必至といわれるガルナチョを足して1億5000万ポンドは、リアルな数字といえるでしょう。デラップが入るなら、ホイルンドとザークツィーのどちらかは出ていくのではないでしょうか。手にした資金で新守護神とWB、CBを獲得し、デ・リフトとメイソン・マウントのフィット感を高められれば、復活が期待できるスカッドになります。
今、いいたいのは、「とにかくブルーノはプロテクトしてほしい」のひとこと。惜しまれつつ去っていく選手がいなくなってしまったマンチェスター・ユナイテッドにおいて、レジェンドと呼ばれるにふさわしい稀有な存在です。サン・マメスでの失敗が、かつて名門と称されたクラブの急速な瓦解のトリガーになることがないよう、切に祈る次第であります。
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