2025.05.31 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
順調リヴァプール!フリンポンは獲得決定、ヴィルツとケルケズもほぼ決まり、さらにアーノルドが…!

レヴァークーゼンからリヴァプールへの移籍が決まったジェレミー・フリンポンは、最初のコンタクトで行くと決断し、最後までブレなかったそうです。ドイツで過ごした4年半で、190試合30ゴール44アシスト。2022-23シーズンから2年連続でブンデスリーガのチーム・オブ・ザ・シーズンに選出されており、2023-24シーズンにはリーグとDFBポカールの2冠を達成しています。
マンチェスター・シティのアカデミーに9年在籍しており、イングランドのカルチャーに戸惑うことはありません。セルティックを1年半で退団したのは、トレブルのシーズンのパフォーマンスが素晴らしく、すぐにドイツから声がかかったからです。明るくポジティブなキャラも彼の強みのひとつで、チームになじむのに時間はかからないはずです。
リヴァプールが支払うリリース条項の2950万ポンドは、安いといえるようになるでしょう。ウイング、WB、SBをすべてこなす右サイドのスペシャリストゆえ、スロット監督は活かし方を悩むかもしれません。攻守のバランス重視か。フリンポンが縦に突破し、サラーは中央をめざす役割分担で攻めるのか。アーノルドとは違う才能を得た指揮官の新戦術が、今から楽しみです。
最初のサインを首尾よく終えたプレミアリーグ王者は、引き続きレヴァークーゼンと交渉しています。プレーヤーが選ぶブンデスリーガ年間最優秀選手に2年連続で輝いたフロリアン・ヴィルツも、すぐに決まりそうな雲行きです。ファブリツィオ・ロマーノさんによると、リヴァプールは1億900万ポンドのオファーを提示し、既にアドオンの詳細の確認に移っているそうです。
今季公式戦は44試合16ゴール15アシスト。22歳でドイツの頂点を極めたプレーメイカーは、フリンポンと同様にレッズ一択で、個人条件は問題なしと伝えられています。目下の興味は最終着地で、ヴィルジル・ファン・ダイクの7500万ポンドというクラブレコードをぶっちぎった移籍金が、モイセス・カイセドの1億1500万ポンドを超えるかどうかです。
順調すぎるクラブは、想定外のボーナスも手に入れたと報じられています。「フロリアン・ヴィルツのディールは最終段階に突入」とレポートした「BBC」のサミ・モクベル記者が、「トレント・アレクサンダー=アーノルドをクラブワールドカップに出場させたいレアル・マドリードが、840万ポンドの移籍金と2ヵ月分のサラリーを一括前払いで支払う」と伝えています。
引き留めに失敗し、フリーで手離したクラブにとっては朗報のひとこと。アカデミー出身の選手の売却は全額が利益となるので、来期の決算におけるフリンポンの減価償却費は、ほぼ相殺となるでしょう。次なるターゲットは、ボーンマスの左SBミロシュ・ケルケズ。こちらもファブリツィオ・ロマーノさんが「既に個人合意済みで、ディールは絶対に成立する」といっています。
移籍の可能性ありと噂されていたイブラヒマ・コナテは、「クラブと代理人が話し合っている。今後数週間で何が起こるかわかるだろう。いつかはわからないけど、わかるだろうといわせてもらいたい」と、契約延長を匂わせています。ダルウィン・ヌニェスとエリオットが退団となれば、ストライカーとMFも追加で獲得するのではないでしょうか。
ヴィルツをトップ下に配する4-2-3-1で、マック・アリスターとフラーフェンベルフの2センターとなれば、MFの補強は攻守のバランスを取れるパサーとなるのかもしれません。アルネ・スロットが見据えているのは、プレミアリーグ連覇だけではないでしょう。7年ぶりの欧州制覇をめざすマージーサイドの動向に引き続き注目…いや、いくら順調といってもイサクはないですよね?
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