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レインダースは決まり、アイ・ヌーリとシェルキは移籍合意!マン・シティ、一気に1億3400ポンド!

「マンチェスター・シティとラヤン・シェルキが個人的な条件で合意に達したようだ。OL(オリンピック・リヨン)への正式なオファーは数時間以内に提示される予定。週末にクラブ間の最初の話し合いが始まったばかりだが、着実に前に進んでいる」。彼のポストが事実なら、マンチェスター・シティは3つの話を同時に進めていることになります。

「ティジャニ・レインダースはマンチェスター・シティへ!オランダ人MFの移籍はミランと口頭で合意しており、昨日のうちにディールはほぼ完了した。最大7000万ユーロ(5900万ポンド)のパッケージで決定しており、個人条件は数日前に締結されている」。こちらもファブリツィオ・ロマーノ発の最新情報です。デブライネの後継者獲得は、正式発表を待つのみのようです。

「マンチェスター・シティは、ウルブズとの最初の交渉を経て、ラヤン・アイ=ヌーリとの契約に向けて前進している。週末に選手のゴーサインが出たと報告されており、今後の数日間で次のステップが明らかになる」。3つのポストの日付を見ると、すべて6月4日です。彼らが急いでいるのは、最初のデッドラインデーとなる6月10日までにコンプリートに持ち込みたいからでしょう。

レインダースは5900万ポンドで、アイ・ヌーリは最大で5000万ポンド。シェルキが2500万ポンド程度で獲れるというのは、事実なのでしょうか。昨季公式戦で44試合12ゴール20アシスト、ヨーロッパリーグで12試合4ゴール8アシストのアタッカーのお値段としては格安です。総額1億3400万ポンドのビッグディールをこのスピードで決めにいくとは…!速い。速すぎます。

一気に3人は、それだけでも大仕事なのに、シェフィールド・ウエンズデーに所属する15歳のFWカエラン・カダマルテリまでクラブ間合意に漕ぎ着けています。イングランドU-16代表に選出されているストライカーは、U-18のプロフェッショナル・デベロップメントリーグで23試合24ゴールという数字を残し、得点王に輝いた逸材です。

4人のなかで最注目は、ミランのハイパフォーマーでしょう。ティジャニ・レインダースは、公式戦54試合15ゴール5アシストという素晴らしいスタッツを記録しており、セリエAの10ゴールは、MFではマクトミネイに次ぐ数字です。セルジオ・コンセイソン監督の4-2-3-1と3-4-2-1では、2センターとトップ下でしたが、ペップは左のインサイドで起用するのではないでしょうか。

マン・シティの補強の狙いが、攻撃のバリエーションの増加と得点力UPにあるのは間違いないでしょう。シェルキの創造性とレインダースの自在なポジショニングは、苦しくなると単調なクロスに終始するようになった前線に流動性をもたらすはずです。左サイドのアイ・ヌーリとジェレミー・ドクに彼らが絡むマンチェスターダービーを想像すると、絶望的な気分になります。

ペップのスカッドを眺めていると、気になるのは右サイドの守備と連携です。SBはリコ・ルイス、アカンジ、ジョン・ストーンズでまわすのか。フォーデンは復調するのか。スタンドアローンになりがちなサヴィーニョは連携の質を高められるのか。開幕前に、さらなる補強があるのかもしれません。グリーリッシュやベルナルド・シウヴァの去就とともに、引き続き注目です。(ティジャニ・レインダース 写真著作者/Saggittarius A)


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