2025.06.06 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
予算厳しきマンチェスター・ユナイテッドが積極的に動いているのは「実は売却決定の選手がいる説!」

ここ数日の記事を読んだサポーターの多くは、眉をひそめているのではないでしょうか。あるいは、いつものゴシップと割り切って楽しんでいる人もいそうです。ラ・リーガのサラリーキャップに苦しむバルサが、週給32万5000ポンドのアタッカーをファーストチョイスにはしないでしょう。買取オプションがあるアストン・ヴィラの沈黙も、サラリーが理由と思われます。
30万ポンドを主張してチェルシーとの交渉が決裂したサンチョも、プレミアリーグ31試合3ゴール5アシストは、プレゼンのアピール材料にはならないでしょう。欧州でプレイするなら減額を呑むしかなさそうで、「ミラー」の記事は「サラリーをキープしたいなら、サウジしかないじゃん」という記者の思い込みによる作文のようにも感じられます。
レアル・ベティスで26試合9ゴール5アシストと復活したアントニーは、移籍金を吊り上げなければ買い手が見つかるかもしれません。とはいえ、テン・ハフがほしがっているというのは、事実なのでしょうか。彼は「アヤックスでチームに貢献した選手」ですが、「マンチェスター・ユナイテッドで彼をがっかりさせた選手」でもあります。
どれもこれも、メディアが仕込んだネタに見えますが、実はこのなかに「ホントドッキリ」があるのではないかとにらんでいます。「テッテレー!ラシュフォードは、実はバルサで決まりでした!」的な。その理由は、マンチェスター・ユナイテッドが景気よく動いているからです。マテウス・クーニャ獲得で6250万ポンドを費やした後、すぐさまエンベウモにオファーとは…!
チャンピオンズリーグの出場権を逃し、予算が潤沢にあるわけでもないのに、超速の補強を進めているのは売却の算段がついているからではないのか?昨日は、「CaughtOffside」の編集長を務めるマーク・ブルズ氏が、「マンチェスター・ユナイテッドはニコラス・ジャクソンの獲得を真剣に考えている」といっていました。
チェルシーの初年度はプレミアリーグで35試合14ゴール5アシスト、昨シーズンは30試合10ゴール3アシスト。ラインの裏を突くのがうまく、CBと駆け引きができる23歳のストライカーは、ブルーノ・フェルナンデス、マテウス・クーニャ、エンベウモとともに仕掛けるカウンターでゴールを量産してくれそうです。
ギョケレスは行き先を決めておらず、依然として手に入れるチャンスは残されています。「アル・ヒラルがヴィクター・オシムヘン獲得をめざして5900万ポンドでオファー」という記事を見て、「ブルーノのために用意した札束でオシムヘンを持っていかれる…」と絶句したのですが、ファブリツィオ・ロマーノさんが「本人がNGで破談になる見通し」と伝えています。
5月末に、マンチェスター・ユナイテッドの補強予算についてレポートした「ガーディアン」のジョナサン・ウィルソン記者は、「選手の売却なしで1億ポンド」と書いており、「ESPN」のガブリエレ・マルコッティ記者とマーク・オグデン記者は8000万ポンドと見積もっています。マテウス・クーニャとリアム・デラップなら1億ポンド以内に収まりますが、エンベウモはアウトです。
「サウジのクラブに、サラリーを倍にするっていわれませんでした?」「はい。え、アレは嘘なんですか?ドッキリ?」「はい。実は…テッテレー!ホントドッキリでした!アル・ナンチャラは出します!」…冒頭のゴシップまがいのネタのなかに、「マジ」が潜んでいるはずです。怪しいのは、最近ネタになったばかりのアントニーではなく…もしかしてガルナチョ?まさかブルーノ?
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