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ギョケレス獲得をめざすアーセナルがついにオファー…ポルトガル発の最新情報は信頼できるのか?

「ひとつだけ保証しよう。ヴィクトル・ギョケレスが6000万ユーロとアドオン1000万ユーロで去ることはない」。スポルティングCPのフレデリコ・ヴァランダス会長が、ギョケレスの代理人の抗議に反論したのは水曜日のことでした。紳士協定は「リリース条項の8500万ポンドを満額で要求しない」というだけで、6000万ポンドでの売却を約束した覚えはないと明言しています。

レイリアの博物館を訪れたスポルティングCPの会長は、囲み取材に応じて「彼は素晴らしいプロフェッショナルだが、今のところオファーはひとつもない。スポルティングとの契約の残りは3年ある」ともいっていました。「ギョケレスが来季はここでプレイしないとクラブに伝えた」と報じていた「レコード」は、逆サイドの言い分も伝えるべく、取材の動画を公開しています。

それから2日後の昨日、「レコード」と「MAIS FOTEBOL」が「アーセナルがオファーを提示」と報じました。「アンドレア・ベルタはメノルカ島でベルナルド・パルメイロと会談」と伝えた「レコード」と、「スポルティングの代表者も出席」と添えた「MAIS FOTEBOL」が並べているのは「移籍金4680万ポンドでアドオンが850万ポンド」という同じ数字です。

「ギョケレス問題」について5日連続で記事を配信している「MAIS FOTEBOL」のブルーノ・アンドラーデ記者は、アーセナルの次なるアクションをレポート。ノースロンドンのクラブは、ヴァランダス会長が否定していた「6000万ユーロとアドオン1000万ユーロ」、すなわち6000万ポンドを超えるオファーを用意しているといっています。

「両クラブは良好な関係を築き上げており、交渉は前向きに続けられている」「スウェーデン代表FWの代理人は、好ましい状況を受けて楽観的な見方に転じている」と書かれた記事は、「ザ・サン」でよく見かける妄想系とは一線を画しているといえるでしょう。ガナーズは順調に見えますが、安心できる状況ではなく、選手の代理人が火種となる可能性があるようです。

ブルーノ・アンドラーデ記者は昨日の夜にリリースした記事で、「ギョケレスの代理人を務めるハサン・チェティンカヤが高額のマージンを要求してきた場合は、アーセナルにリリース条項の満額となる1億ユーロを要求する方針」と伝えています。メディアを使って煽ってきた代理人は信用されておらず、交渉決裂の理由になってしまうかもしれません。

ここまでが、ポルトガル発のギョケレスに関する最新情報です。一連の記事をフォローした「フットボールロンドン」のキーラン・ホーン記者は、「ギョケレスに関する交渉が行われていることに疑いはないが、あくまでもシェシュコが優先で、スポルティングCPとの交渉が合意に至る可能性は低いのではないか」といっています。

アル・ヒラルが参入と報じられたベンヤミン・シェシュコのディールは、具体的な話が出てきません。アーセナルは2つの話をパラレルで進めているのか、ギョケレスに傾いたのか。ファブリツィオ・ロマーノさんは、フレデリコ・ヴァランダス会長の発言を紹介するのみです。「多くの噂が飛び交っているが、そのほとんどは誤りだ。適切な時期が来たら話す」。


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