イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

スパーズの関係者のみなさま、巷で話題のブライアン・エンベウモについて、お願いがございます。

スパーズの関係者のみなさまに、相談がございます。1シーズンで4つも勝てば、充分じゃないですか?プレミアリーグは0-3と1-0のダブルでした。オールド・トラフォードでは、10人で2点リードされて白旗を掲げていたのですが、ご容赦いただけなかったようです。カラバオカップは当方のGKのミスもございましたが、スリリングな4-3は、サポーターの方々もさぞ喜んだことでしょう。

ここまで尽くせば、ヨーロッパリーグは譲っていただけるのかなと楽しみにしていたのですが、シュート3本で1-0とはまた、粋な勝ち方をご存じでいらっしゃると感服いたしました。サン・マメスでは、夜風の冷たさが身に沁みましたが、オーストラリアご出身の監督が元気に続けられるなら、人助けになったのだろうと納得していたのです。

それがまさか解任とは…いえ、ご家庭の事情に首を突っ込むなどという不粋なことはいたしません。新たな監督と無事に契約されたと聞いておりまして、喜ばしい限りです。さて、ご相談というのは他でもありません。たった8ヵ月の間に4つも負けて、身ぐるみはがされた者としては、ブライアン・エンベウモの争奪戦まで持っていかれては、立つ瀬がございません

ご本人は、「マンチェスター・ユナイテッドに行きたい」といっていたのですが、一緒に働いていたトーマス・フランク様がそちらにいかれると聞いて、興味を抱いたようでございます。風の噂で聞いたのですが、7000万ポンドという大金を用意されているとか?いえ、ここはひとつ、不憫な私どもに華を持たせていただけないでしょうか。

そもそも、みなさまが必要とされているのは、ブレントフォードといっても真ん中で活躍しているヨアネ・ウィサのほうではありませんか?ブレナン・ジョンソンとクルゼフスキという素晴らしい選手に加えて、ウィルソン・オドベールまでいるポジションに、補強は必要なさそうです。昨シーズンのプレミアリーグで4ゴールに終わったリシャルリソンを諦めて、ウィサを獲得するという案はいかがでしょうか。

…なるほど。「3-5-2も考えているから大きなお世話だ」と。昨季のプレミアリーグで38試合20ゴール7アシストのエンベウモに惹かれるのは、よくわかります。しかしウィサも35試合18ゴール4アシストで、実績は充分でしょう。25歳のエンベウモより3つ年上なので、4000万ポンドもあれば獲れるという話も出回っているようです。

「そっちこそアントニー、アマド・ディアロ、ガルナチョがいるじゃないか、何をいってやがる」といわれると、返す言葉はございません。おお、そうでした。アントニーはいかがでしょうか。いやいや、不良債権処理とは、何をおっしゃいますやら。ローン移籍先のレアル・ベティスで26試合9ゴール5アシストなので…4000万ポンドにしておきます。どうです。悪くない話でしょう?

昨日、ポルトガルから悪い知らせがございまして。ギョケレスの代理人と名乗る方から、「私の顧客は、オールド・トラフォードでルーベン・アモリムと再会することを望んでいない」と通達があったそうです。もう一度、申し上げます。ここはひとつ、CLに出られないからと断られている不憫な私どもに、華を持たせていただけないでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。

そんなこんなで、5連敗はご容赦いただけるよう、お願いをしているうちに整いました。トッテナム・ホットスパーとかけて、マンチェスター・ユナイテッドと解く。そのココロは…どちらも「たいかん」が話題になりました。スパーズのみなさまは「戴冠」、私どもは「耐寒」でございます。お後がよろしいようで。


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“スパーズの関係者のみなさま、巷で話題のブライアン・エンベウモについて、お願いがございます。” への1件のコメント

  1. あつお より:

    お手紙風とは、新しい試みに声を出して笑ってしまいました。
    リヴァプールファンのあつお(赤い巨人と名乗ったこともありました)です。

    はや10年以上こちらのブログと共に朝を迎え、週末のプレミアに臨んでおります。makotoさんとは、勝手にですが、気持ちだけは長い友人のようです。
    いつも本当に質の高い記事を更新し続けてくださり、ありがとうございます。AI生成記事だらかの昨今、これだけ気持ちを乗せた記事を読める喜びを日々感じております。
    これからもお身体を大切に、末永くご一緒させてください。

    いいマーケットをお過ごしくださいまし。

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