2025.06.23 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
ユーヴェとマン・ユナイテッドに「アーセナル最優先」と伝えたギョケレスの希望は叶うのか?

先週末、「GIVEMESPORT」のポッドキャスト「Market Madness」に出演したファブリツィオ・ロマーノさんがこだわっていたのは、マンチェスター・ユナイテッドがヴィクトル・ギョケレスの争奪戦から脱落したかどうかでした。27歳のストライカーが「オールド・トラフォードには行きたくない」といっているのなら、ルーベン・アモリムとスタッフは諦めるしかありません。
「プレミアリーグで何位でしたっけ」「チャンピオンズリーグに出られないクラブはちょっと」など、敬遠される理由はいくらでもあります。しかし、「アーセナルに行けなかったら、有力な候補になる」なら、交渉の成り行きをチェックし続けたほうがいいでしょう。「ミラー」のスコット・トロッター記者によると、セリエAのクラブも同じことをいわれたそうです。
「1100万ポンドという破格の年俸を用意していたユヴェントスは、ギョケレスが希望しているのはアーセナルといわれた」。いくつかの情報を重ね合わせると、あくまでも「アーセナルがファーストチョイス」といっているだけで、敗者復活戦が開催される可能性があるようです。ノースロンドンのクラブは、ライプツィヒのベンヤミン・シェシュコにもアプローチしており、どちらと契約するかわからない状況です。
「ミラー」の記事は、ユーヴェが差し出そうとしていた金額も気になります。週末にスペインの「アス」や「Goal」が、「レアル・マドリードのウインガー、ロドリゴへのアクションは、年俸1020万ポンドというオーダーによって頓挫している」と報じていたからです。アーセナルは、現在の主力と同じレベルのサラリーをいきなり出す気はなかったということでしょうか。
もしそうなら、スポルティングCPで102試合97ゴールのストライカーとは個人合意済みという報道の真偽も問いたくなります。アーセナルが提示した条件に満足しているなら、ストライカーとウインガーで異なる予算を設定していたのか、あるいはスペイン発のレポートが記者の作文か、いずれかでしょう。
ロマーノさんのポッドキャストでの発言を紹介した「GIVEMESPORT」の記事は、「アーセナルは、スポルティングとのクラブ間合意をめざすことになる」といっています。選手と代理人が紳士協定があったと主張する「5100万ポンドとオプション850万ポンド」でいけるのか、クラブの希望額といわれている6800万ポンドに近づくのか。その前に結局、本命はどちらなのか…。
昨日の夜、「アーセナルはシェシュコが要求する高額のサラリーに不満を抱いており、方向転換する可能性がある」というニュース…いや、ゴシップが舞い込んできました。「ザ・サン」ですけど。最近はシェシュコが第一希望と伝えられていたのですが、モチベーションが高いのは明らかにギョケレスです。ぜいたくな悩みを抱えたクラブの動向に、引き続き注目しましょう。
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