2025.06.24 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
レヴァークーゼンはOK?ジャレル・クアンサーの移籍金3000万ポンドは高すぎるというツッコミの件。

シニアデビューは2023年1月で、最初の半年はリーグ1(3部相当)のブリストル・ローヴァーズにローン移籍。その後の2シーズンのプレミアリーグ出場は30試合ですが、先発は17試合に留まっています。2024-25シーズンの先発はニューカッスル、ウェストハム、チェルシー、ブライトンの4試合で、9失点を喫して1勝1分2敗はリヴァプールの戦績とは思えません。
チームが3失点を喫した公式戦6試合のうち4試合に先発しており、FAカップのプリマス戦とカラバオカップのニューカッスル戦という痛恨の敗戦もフルタイム出場です。スロット監督は、スピードと強さ、的確なフィードを称賛しつつも、「安定したパフォーマンスが求められる」とオーダーしています。
まだ22歳で伸びしろはあるものの、昨年の夏にクリスタル・パレスからフラムに移籍したヨアキム・アンデルセンの3000万ポンドを上回るフィーは、割高感があります。「アスレティック」の記者たちは、SD時代に相場より高値の売却が多かったマイケル・エドワーズCEOの名前を挙げ、「リヴァプールの効果的な手法に驚くファンはいないだろう」といっています。
最もありがたい得意先はブレントフォードで、1年前に移籍したセップ・ファン・デン・ベルフは2020万ポンド、ファビオ・カルヴァーリョは2750万ポンド。チェルシーへの補償金300万ポンドで獲得したソランケは、度重なる負傷で1ゴールしか決められなかったのですが、ボーンマスと合意に至った移籍金は1900万ポンドとアドオンです。
プレミアリーグ出場ゼロのリアン・ブリュースターを、シェフィールド・ユナイテッドに2350万ポンドで売ったときは、どんなプレゼンをかましたのでしょうか。「アスレティック」のレポートには、「Transfermarkt によると、現状のクアンサーの評価額は1710万ポンド」とあります。何をどうすれば、ジェイドン・サンチョの2500万ポンドを超える金額で合意できるのか(泣)。
サンチョ…なるほど!レヴァークーゼンの新監督はエリック・テン・ハフじゃないですか。もしかして、アントニー状態?ジョナタン・ターとオディロン・コスヌを失い、最終ラインを強化したい指揮官が「何が何でもクアンサー!」といって値が吊り上がったとか?アントニーの8500万ポンドを思い出すと、ついついテン・ハフをいじりたくなってしまいます。
今回の契約には買い戻し条項も付いていると聞くと、拍手するしかありません。2029年まで契約が残っているとはいえ、お見事のひとことです。ナポリがほしがっているダルウィン・ヌニェスに5900万ポンドのタグを付けたと伝えられていますが、高額の移籍金を見るとドン引きするセリエAのクラブからも…?(ジャレル・クアンサー 写真著作者/Timmy96)
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す