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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ジョアン・ペドロ、エランガ、トラフォード…ニューカッスルは最優先の3人を一気に獲得できるのか?

2024-25シーズンは、20勝6分12敗で5位。プレミアリーグがUEFAのランキングでTOP2に食い込んだため、増枠となったチャンピオンズリーグの出場権をゲットしたニューカッスルは、最優先ターゲットの3人に同時にアプローチしているようです。「テレグラフ」のルーク・エドワーズ記者は、「全員乗り気で、エディ・ハウの下でプレイしたがっている」と報じています。

ブライトンのジョアン・ペドロに対する提示額は5000万ポンド、ノッティンガム・フォレストのアンソニー・エランガも5000万ポンド、バーンリーの守護神ジェームズ・トラフォードは2500万ポンド。チームの課題に対して的を射た人選で、首尾よく獲れたら盛り上がりますが、オープニングオファーは全員アウトだったようです。

ジョアン・ペドロは昨季プレミアリーグで27試合10ゴール6アシスト。ウェルベック、三笘薫と並んでブライトンのトップスコアラーですが、ゴールの半分はPKです。最前線とセカンドストライカーに加えて、トップ下でもプレイできる多才なアタッカーで、イサクとの2トップも機能するのではないでしょうか。「ブライトンは移籍を容認」は、必ずしもいい知らせではないでしょう。

ひとたび売ると決めたら、移籍金をガン上げするブライトンは、ビッグクラブからも打診されているようです。マテウス・クーニャやエンベウモの6000万ポンド超を相場と主張されたら、「オープンプレーからのゴールは1/3と1/4…」と抗議したくなりますが、「まだ23歳で伸びしろがある」「現行の契約は2028年まで残っている」といった切り返しトークを喰らいそうです。

2023年の夏にマンチェスター・ユナイテッドからノッティンガム・フォレストに移籍したエランガは、初年度のプレミアリーグで36試合5ゴール9アシストという結果を残し、昨シーズンは38試合6ゴール11アシストとパワーアップ。カンファレンスリーグの出場権を勝ち取ったチームは、23歳の成長株を手離さないでしょう。

ニューカッスルは、昨年の夏にPSR違反を回避するべく主軸の売却を強いられ、ヤンクバ・ミンテをブライトンに、エリオット・アンダーソンをフォレストに持っていかれています。泣く泣くリリースした原石を引き取ったクラブに、選手を譲ってほしいと持ちかけたら倍額請求されるとは…。ヤンクバ・ミンテが残っていれば、エランガは不要でしょう。

トラフォードとバーンリーの間には紳士協定があり、本人を口説けばいけそうですが、ジョアン・ペドロと同様に移籍金がハードルになりそうです。30代のGKが5人もいるチームは、世代交代を進められるでしょうか。負傷が多いニック・ポープのバックアッパーを強化できなければ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの両立が困難になる可能性があります。

右サイドのジェイコブ・マーフィーの競争相手、イサクの不在をカバーできるストライカー、プレミアリーグで当たり負けしないCB、ポープをベンチに追いやるレベルのGKを獲得できれば、2025-26シーズンの期待値が高まります。「テレグラフ」の記者によると、「目標は来週末までに最低ひとり」だそうです。週明けからのマグパイズのアクションに注目しましょう。


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