2025.07.01 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
「チェルシーが速攻で獲得したジョアン・ペドロがクラブワールドカップに出場」って、マジですか?

「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が昨日配信した記事は、「5000万ポンドを超える契約が成立し、個人条件は2032年まで」。19時過ぎには、「スカイスポーツ」のカヴェ・ソルヘコル記者が「6000万ポンドに達する可能性のある契約で合意」とアップデートしています。相変わらずの電光石火ですが、最大のサプライズはクラブ間合意の後のアクションです。
「23歳の選手は、ブラジルからアメリカへ飛んでメディカルチェックを受け、チェルシーのクラブワールドカップのスカッドに合流する。6月27日から7月3日まで、選手の登録がオープンになっているため、大会の途中で契約を締結できる。これによって彼は、クラブワールドカップの準々決勝でチェルシーでのデビューを果たす可能性がある」(カヴェ・ソルヘコル)
フィラデルフィアで開催されるパルメイラス戦は、日本時間で7月5日の午前10時にキックオフ。リアム・デラップとのコンビでゴールを決めたら、サポーターは盛り上がるでしょう。高額の賞金が話題になっている大会で3950万ポンドを稼いだクラブは、この試合からファイナルまで3連勝すれば、ジョアン・ペドロの移籍金の1/3を回収することができます。
「もしかしてジェイミー・バイノー=ギッテンスも合流?」と一瞬思ったのですが、ラウンド16のモンテレイ戦を控えたチームが遠征メンバーを差し出すわけがありません。72時間でニューカッスルと出し抜くというスーパーイリュージョンを見せつけられ、感覚が麻痺しているのかもしれません。いや、トランス状態に突入しているのは私だけではないようです。
「チェルシーは、依然としてモハメド・クドゥス に興味を抱いている 」「ウーゴ・エキティケはチェルシーへの移籍が濃厚」。現地メディアは次なるターゲットにスイッチしており、「ニコラス・ジャクソンはアストン・ヴィラへ」「ノニ・マドゥエケの退団を容認」「エンクンクの売り値は3500万ポンド」といった現有戦力の放出に関するネタも飛び交っています。
クラブワールドカップと来季のチャンピオンズリーグで1億4000万ポンドを超える増収が見込めるチェルシーは、余剰戦力を売却しつつ、さらなる補強を推進すると見られています。ウーゴ・エキティケを獲得してニコラス・ジャクソンがヴィラに移籍し、オリー・ワトキンスをマンチェスター・ユナイテッドが引き抜いてホイルンドがセリエAといった壮大な玉突きは…!
そろそろ冷静になりましょう。コール・パルマーとポジションがかぶりそうなジョアン・ペドロは、エンクンクと同じ道を辿るのではないかという懸念があります。リアム・デラップをベンチに追いやるのか、左サイドで居場所を確保するのか。クラブワールドカップに参加するなら、マレスカ監督がどこで起用するかに注目しましょう。それにしても、速すぎる…。
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