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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ジョアン・ペドロに続いてバイノー=ギッテンスも獲得決定!チェルシーの前線は進化するのか?

「チェルシーとの交渉は困難だったが、最終的にわれわれの財政的な目標を実現できる可能性が高く、プランの安定を確保できることをうれしく思う。ジェイミーは素晴らしい選手で、多くの喜びをもたらしてくれた。彼はチェルシーでキャリアの次のステップを踏み出したいと考えている。われわれは彼の幸運と最高の成功を祈っている」

ドルトムントのセバスティアン・ケールSDが、ジェイミー・バイノー=ギッテンスの移籍が決まったと公言しており、長きに渡ったディールはチェルシーの正式なアナウンスを残すのみとなりました。ファブリツィオ・ロマーノさんによると、移籍金は4850万ポンドでアドオンが350万ポンド。ドルトムントには、次の売却でマージンが支払われるセルオン条項が付与されています。

イプスウィッチのリアム・デラップを3000万ポンドという格安の移籍金で手に入れたチェルシーは、ブライトンのジョアン・ペドロを6000万ポンドで獲得。昨夏のマーケットで、パルメイラスに2910万ポンドを支払ったエステヴァン・ウィリアンも合流しており、前線のすべてのポジションを新戦力で埋めるかのようです。

以前から噂になっていたアレハンドロ・ガルナチョは、バイノー=ギッテンスの獲得で不要になったのでしょうか。ウェストハムのモハメド・クドゥスは、スパーズに近づいているように見えます。リアム・デラップが加わった最前線も、ウーゴ・エキティケを狙っているという噂が消えておらず、さらなる補強が敢行されるかもしれません。

片や現有戦力を見ると、ミハイロ・ムドリクを失い、ジェイドン・サンチョを手離し、クリストファー・エンクンクには3500万ポンドというお買い得のタグが付いています。アーセナルのターゲットと報じられているノニ・マドゥエケは、結局売却となるのか。ゴールを量産できる9番がもうひとり加われば、ニコラス・ジャクソンは放出される可能性があるといわれています。

デラップ、ジョアン・ペドロ、エステヴァン・ウィリアン、バイノー=ギッテンスと、ムドリク、サンチョ、エンクンク、ノニ・マドゥエケ。難解な足し算・引き算で精緻な解を求めるのは至難の業ですが、将来性という観点では新戦力の4人のほうが期待値が高く、「チェルシーは進化を続けている」といえそうです。

それにしても分厚い。ニコラス・ジャクソン、コール・パルマー、ペドロ・ネト、マルク・ギウ、タイリーク・ジョージにマドゥエケと手駒はそれなりに揃っているところに、4人が加わっても打ち止めにしないとは…!スターリング、ジョアン・フェリックス、アルマンド・ブロヤ、ダトロ・フォファナに食い込めるスペースはないでしょう。

クラブワールドカップ2025では、パルメイラス、フルミネンセ、アル・ヒラルという戦いやすいブロックに入ったこともあり、優勝候補の本命に推す声もあるようです。3連勝でトロフィーと賞金を獲得し、返す刀でさらに前線を強化するというシナリオは成立するのか。後方に目を向けると、ソマイラ・クリバリやエミリアーノ・マルティネスといった名前が挙がっていますが…?


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