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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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モハメド・クドゥスとともにギブス=ホワイトもほぼ決まり!スパーズが電光石火のダブル獲得!

スパーズにモハメド・クドゥスは必要なのか?などといっている場合ではなかったようです。ウェストハムからの移籍が正式に決定というニュースとともに、ノッティンガム・フォレストのモルガン・ギブス=ホワイトまで、ノースロンドン行きが決まったという話が飛び込んできました。こちらはスパーズが6000万ポンドのリリース条項を発動させ、契約は確定しているそうです。

マンチェスター・シティのターゲットといわれながら、契約には至らなかった25歳のプレーメイカーは、ノッティンガム・フォレストに残るものと思い込んでいました。金曜日にメディカルチェックがあり、クリアしたら「Done Deal」。電光石火のダブルで、トーマス・フランクの前線は一気に充実しました。

ウルヴスのアカデミー時代から、ビッグクラブに注目されていたギブス=ホワイトは、18歳だった2018-19シーズンにプレミアリーグで26試合に出場しています。その後は伸び悩んでいたのですが、2021-22シーズンのシェフィールド・ユナイテッドへのローン移籍で一気にブレイク。チャンピオンシップで35試合11ゴール9アシストという数字を叩き出しています。

ノッティンガム・フォレストに移籍したのは2022年8月。移籍金はクラブレコードの2500万ポンドで、パフォーマンス次第で総額1700万ポンド以上という巨額のアドオンが付いていました。スティーヴ・クーパーの下で戦った2022-23シーズンはプレミアリーグ35試合5ゴール8アシストで、クラブのMVPを受賞。ヌーノ・エスピーリト・サントが来てからは、10番に定着しました。

2023-24シーズンはプレミアリーグ37試合5ゴール10アシスト、昨シーズンは34試合7ゴール8アシスト。カウンターでの巧みなパスワークと貪欲なフィニッシュ、守備におけるハードワークは、17位から7位にジャンプアップしたチームになくてはならない機能でした。既にニューカッスルにエランガを抜かれているノッティンガム・フォレストにとっては、大きなダメージです。

クドゥスはブレナン・ジョンソンとポジションを争うのか。ギブス=ホワイトとジェームズ・マディソンの共存はありえるのか。右サイドとセンターでプレイしていたクルゼフスキも、出番が減る可能性が高まっています。スパーズサポーターのなかでも、「トップ下やウイングより中盤センターが先なのではないか」といった議論が勃発しているのではないでしょうか。

マティス・テルとケヴィン・ダンソが完全移籍となり、最終ラインには高井幸大とヴシュコヴィッチ、さらにクドゥスとギブス=ホワイト!トーマス・フランクのお気に入りだった10番の獲得を見て、ため息をついているであろう人物の顔が浮かびます。最終ラインを強化してもらえず、負傷者に悩まされながらELを制覇したアンジェ・ポステコグルー。お気持ち、お察しします。


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