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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ギョケレスから24時間。アーセナルがバレンシアのCBクリスティアン・モスケラもクラブ間合意へ!

ケパ・アリサバラガ、マルティン・ズビメンディ、クリスティアン・ノアゴーアを続々と獲得したアーセナルは、先週末から4日で3人を新たに獲得しました。金曜日にチェルシーとクラブ間合意に到達したノニ・マドゥエケは、メディカルチェックとすべての手続きを終えており、正式なアナウンスを待つのみです。

日曜日には、スポルティングCPと揉めていたヴィクトル・ギョケレスのディールが成立。コヴェントリーからポルトガルに渡り、公式戦102試合97ゴール28アシストのストライカーが移籍金5500万ポンドとアドオン860万ポンドは、どこからどう見てもお買い得価格です。これによって、ライプツィヒのベンヤミン・シェシュコはターゲットリストから外れています。

さらに昨日、新たなDFの移籍金が決まったようです。バレンシアのクリスティアン・モスケラは21歳。「既に口頭合意済みで、正式な手続きが始まる」と伝えたファブリツィオ・ロマーノさんは、「移籍金1500万ポンドとアドオンで、総額は2000万ポンド以下」と付け加えています。アーセナルへの移籍を熱望していた右利きのCBは、今週末にメディカルチェックを受けるそうです。

「アスレティック」のアール・ド・ロシェ記者とトム・ハリス記者は、入団が決まった選手としてパフォーマンスの分析を行っています。「キヴィオルをサリバのポジションにまわさなくてもよくなった」。バレンシアで左右のCBと右のフルバックとしてプレイしてきたモスケラは、広いエリアをカバーできる走力、柔軟なパスワーク、慎重かつ的確なボール奪取が持ち味です。

4月のレアル・マドリード戦では、3バックの右に入ってヴィニシウス・ジュニオールとキリアン・ムバッペに対応。ウインガーと対峙する際は、外に追い出して打たれるリスクを減らし、ムバッペが加速する前に巧みに刈り取っていました。ハイラインでのアグレッシブなボール奪取も多く、アルテタ戦術にもスムーズにフィットしそうです。

ラ・リーガで勝率51.7%の空中戦は弱点に見えますが、体を強く当てて競れるようになれば、191cmの長身をアドバンテージにできるでしょう。最初のシーズンは、アンタッチャブルなウィリアム・サリバのバックアッパーとなりそうですが、プレミアリーグに慣れる時間が得られるとポジティブに考えればいいでしょう。

ノースロンドンの夏の補強は、あとひとりでしょうか。14年ぶりのガナーズ復帰に前向きと報じられているエベレチ・エゼは、クリスタル・パレスの新たなホームユニフォームの発表会に参加しておらず、リリース条項の6000万ポンドに800万ポンドを足せば獲得できるようです。いや、その前にイーサン・ヌワネリの契約延長ですね。朗報を待ちましょう。


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