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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

とにかくアーセナルに行きたい…初志貫徹のヴィクトル・ギョケレスがついに「Here we go!」

「フットボールロンドン」を開くと、グローバルナビゲーションにアーセナル、チェルシー、トッテナムの3チームが並んでおり、アーセナルにカーソルを合わせると4つのメニューが表示されます。いちばん上の「アーセナルトランスファーニュース」をクリックすると、スクープとゴシップがごちゃ混ぜになっており、当然読むだろ?といわんばかりのそそるタイトルで誘ってきます。

今朝もまた、いくつかのメディアで記事を読んでから「フットボールロンドン」を立ち上げ、アーセナルの移籍に関する見出しを追うと…何と!新着記事10本のうち、9つが「ヴィクトル・ギョケレス」です。グーナー最大の関心事であることは理解しつつも、「モスケラやシャビ・シモンズをほっといていいんすか?」とツッコミを入れたくなります。

さて、そんな「フットボールロンドン」の情熱が実を結ぶ瞬間が、すぐそこまで近づいているようです。「アーセナルはヴィクトル・ギョケレスの獲得について、スポルティングCPと口頭合意に達した」。いち早くレポートしたのは、直近の1週間で最も多くのギョケレスネタを配信していたトム・カントン記者です。

「最初に報じたのはデヴィッド・オーンスタインだった。クラブは1週間ほど前に、移籍金6350万ユーロ(5500万ポンド)と1000万ユーロ(870万ポンド)のアドオンで基本合意していた。アンドレア・ベルタとポルトガルのクラブが行った協議は、契約の全体構造とアドオンの達成条件について合意するためのものだった」

「他のクラブがストライカー獲得に動く可能性も示唆されていたものの、アーセナルにしか行かないという選手の強い意志がノースロンドンに有利に働いた。ギョケレスは、完全な合意が成立したらすぐにメディカルチェックを受け、メディアに対応する予定だ。その後シンガポールに飛び、プレシーズンキャンプで新たなチームメイトと合流することになる」

発信源といわれたデヴィッド・オーンスタイン記者に加えて、ファブリツィオ・ロマーノさんも「Viktor Gyökeres to Arsenal, here we go! 」と当確を伝えるポストを「X」のトップに固定しています。ギョケレスの代理人を務めるハサン・チェティンカヤはマージンの減額を呑み、初志貫徹のストライカーは5年と記された契約書にサインすることになります。

アーセナルとスポルティングCPが争ったのは、250万ポンドを占める3つめの条件と報じられていました。達成しやすい出場試合数を主張したポルトガルに対して、ノースロンドンはCL制覇などの成果にこだわったといわれていますが、最終的にどちらが折れたかはわかりません。いずれにしても、クラブもグーナーも納得のディールといえるのではないでしょうか。

「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者は、「バレンシアからの移籍の発表に先立ち、クリスティアン・モスケラがプレシーズンツアーに参加するためにシンガポールでチームに合流した」と伝えています。移籍金1300万ポンドとアドオンと伝えられているCBは、既にメディカルチェックを終えており、ギョケレスの前にアナウンスがあるはずです。

次なるターゲットはエベレチ・エゼか、シャビ・シモンズか。レアル・マドリードのロドリゴは、ルイス・ディアスが退団となりそうなリヴァプールが先行しているようです。ウイングとトップ下をカバーできるアタッカーを手に入れれば、アンドレア・ベルタSDの最初の夏は成功と評されるでしょう。デッドラインまで40日。アーセナルは、順調です。


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