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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「ベンヤミン・シェシュコはマンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルの一騎打ち」って…!

「マンチェスター・ユナイテッドはベンヤミン・シェシュコの獲得を諦めていない。今日明らかになったが、彼らは明確な条件とプロジェクトを提示した。シェシュコはマンチェスター・ユナイテッドの獲得に向けた尽力に感銘を受けている。ただし、ニューカッスルも完全に競争に参戦しており、後退するつもりはない。すぐに提示できるオファーが用意されている」

昨日の深夜にポストしたのは、「スカイスポーツ」のフロリアン・プレッテンベルク記者。新たなストライカーの獲得を目論むマンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルは、一騎打ちになっているようです。「ライプツィヒは、少なくとも8000万ユーロ(6900万ポンド)を要求している」。イサクの移籍金が入れば、マグパイズが圧倒的有利となりそうです。

アーセナルに行きたいと明言していたヴィクトル・ギョケレスに、移籍が決まる間際に声をかけたといわれるマンチェスター・ユナイテッドは、主力を売らなければ獲得費用を捻出できないではずです。経営ボードの協議に時間がかかるのもウイークポイントで、エンベウモのディールをあれほど引っ張ったクラブが、本気になったマグパイズに勝てるとは思えません。

既にニューカッスルは、シェシュコの代理人と具体的な話を進めているようです。逆転勝利の条件は、「イサクの移籍に関する話が長引くこと」「ホイルンドやガルナチョなど現有戦力の売却を決められること」「シェシュコに選ばれること」の3点セットです。「CAUGHTOFFSIDE」のアハド・シャウカット記者が、「ホイルンドが古巣復帰に傾いている」といっています。

「ルーベン・アモリムの構想から外れつつある」ともいわれているホイルンドですが、ユヴェントス、ミラン、インテルから打診があったものの、2023年にアタランタに支払った7200万ポンドをできる限り回収したいクラブの要求額がハードルとなっているようです。残り3年の減価償却費をゼロにするなら4320万ポンドとなり、セリエAのクラブにとっては厳しい条件です。

「CAUGHTOFFSIDE」の記者は、「ユナイテッドは、買取義務のオプション付きで貸し出す契約を容認する用意がある」「ホイルンドが退団しやすくするために、ローン期間中はサラリーの一部を負担する意向もある」とレポートしています。再会を望んでいると報じられたアタランタが早期に動いてくれれば、シェシュコのハイジャックはリアルな話になるかもしれません。

ホイルンドが難しければ、ガルナチョでしょうか。チェルシーはシャビ・シモンズにシフトしており、「プレミアリーグでプレイしたい」という希望を叶えてくれそうなクラブは、アストン・ヴィラ以外に見当たりません。ドルトムント復帰という話があるサンチョと、レアル・ベティスと相思相愛のアントニーは、移籍金の交渉に時間がかかるでしょう。

そもそもシェシュコは、アーセナルが高額の移籍金を嫌ったと報じられた選手です。チャンピオンズリーグの出場権を握りしめたニューカッスルが、必死のアプローチを続けたら勝てるとは思えません。当面は、おとなしく成り行きを見守ることとしましょう。何かとネタにされるクラブのサポーターゆえ、こういう状況には慣れていると虚勢を張りながら。


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