イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ジョエル・ハト、入団決定!チェルシーの次なるターゲットはシャビ・シモンズ&ガルナチョ…!

Jorrel Hato joins Chelsea!」。青いシャツを着た19歳のDFが、公式サイトのTOPページを独占しています。「将来についてしっかり考えて、キャリアの次のステップを踏み出したかった。チェルシーは最高の場所。とてもハッピー」。ジョエル・ハトは、アヤックス史上3番めに若い16歳335日でエールデイヴィジデビューを果たし、歴代最年少の17歳でキャプテンを務めた逸材です。

オランダの名門で過ごした3シーズンで、公式戦111試合4ゴール9アシスト。前線を動かすパスワークと突破力を武器とするレフティは、SB、WB、CBを自在にこなすユーティリティーも強みです。移籍金3550万ポンドは、ティーンエイジャーとしては高額に見えますが、ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグで27試合出場の即戦力としては妥当といえるでしょう。

ジェイミー・バイノー=ギッテンス、ジョアン・ペドロ、リアム・デラップ、エステヴァン・ウィリアン、ダリオ・エスゴ、ママドゥ・サール、ケンドリー・パエス、ジョレル・ハト。8人のニューフェイスに2億6000万ポンドを投じたチェルシーは、さらなる新戦力の獲得交渉と余剰戦力の整理を進めており、先週末も目まぐるしく動いています。

契約したばかりのママドゥ・サールとケンドリー・パエスは、ストラスブールにローン移籍。マルク・ギウはサンダーランドのメディカルチェックを終えれば、買取オプションなしのシーズンローンが確定します。マレスカ監督の構想から外れたアルマンド・ブロヤは、バーンリーと交渉中で、最大2500万ポンドで完全移籍となる見通しです。

次のターゲットは、退団したいと公言してるライプツィヒのシャビ・シモンズ。アタランタとのプレシーズンマッチを欠場したアタッカーは、「Instagram」の公式アカウントから所属クラブの名前を削除しています。移籍金は6000万ポンドと高額ですが、両者の利害は一致しており、ジョアン・フェリックスを4370万ポンドで手離したクラブはまっすぐ決めにいくはずです。

さらに昨日、新たな話が舞い込んできました。ファブリツィオ・ロマーノさんが「ライプツィヒがタイリーク・ジョージの移籍についてチェルシーに打診した」といっています。出場機会を求めている19歳のウインガーは退団を検討中で、ライプツィヒは獲得したがっているそうです。シャビ・シモンズと相互に売買となれば、クラブも選手も全員がハッピーな着地となります。

22歳のオランダ代表FWを手に入れても、アレハンドロ・ガルナチョを獲りにいくのでしょうか。「チェルシーはダブルを狙っている」という話は、ジャーナリストが作ったネタではないかと疑っていたのですが、タイリーク・ジョージが離脱するなら、もう1枚必要でしょう。エンクンクの行き先が決まったら、新たなプロジェクトが本格始動となるのかもしれません。

2024-25シーズンはリヴァプールには引き離されたものの、2位アーセナルと5ポイント差の4位。クラブワールドカップを制したチームは、プレミアリーグの優勝争いに食い込むのでしょうか。ペドロ・ネト以外、総入れ替えとなるサイドがうまく機能するようになれば、ライバルと互角に戦えるチームになりそうです。引き続き、ウインガーを巡るディールに注目しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す