2025.08.16 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
指揮官が激怒のノッティンガム・フォレストが突然の獲得ラッシュに突入!ドゥグラス・ルイスも…?

「われわれは今、とても遠いところにいる。とても、とても遠い。プランも準備も選手層も、目標とはほど遠い。2~3日後に世界一過酷なプレミアリーグで戦うという状況を大いに懸念している。現状はとても、とても遠い。当初のプランは実現していない。選手の整備は理想的ではない。最も重要なポイントは、チームの一体感を築く機会がないことだ」
2023-24シーズンに17位だったチームを、欧州圏内の7位にジャンプアップさせた監督は、「どの選手を起用できるのかがわからない。ここにいる選手のなかには、ローン移籍が決まっている者もいるからだ」と嘆いています。夏のマーケットでニューカッスルにエランガを持っていかれたのに、5500万ポンドで3人を押さえるのみに留まっていることも、怒りの理由のひとつです。
即戦力といえるのは、エランガの後釜としてボローニャから獲得したダン・エンドイエだけでしょう。ボタフォゴから獲得したFWのイゴール・ジェズスとCBのジャイル・クーニャは、計算できる戦力とはいえません。経営ボードとリクルーティングのチームは、さすがに尻に火が着いたようで、今週から確変に突入しています。
「スカイスポーツ」のカヴェ・ソルヘコル記者とダルメシュ・シェス記者は、イプスウィッチのオマリ・ハッチンソンが獲得間近と報じています。本人はプレミアリーグ復帰を望んでおり、フォレストからのオファーはウェルカム。「クラブが降格となったら移籍OK」とする条項は既に失効していますが、交渉のなかで出ている3750万ポンドは、ほぼ同額だそうです。
前線はもうひとり、 マンチェスター・シティのジェームズ・マカティーも3000万ポンドでクラブ間合意に到達したようです。「スカイスポーツ」のライアル・トーマス記者は、「22歳のMFとの契約には、買戻し条項とセルオン条項が含まれている」と伝えており、既にメディカルチェックのスケジュールの調整が進んでいるそうです。
2人のヤングスターが決まったら、さらに2人のインターナショナルクラスにチャレンジすると伝えられています。レンヌのアルノー・カリムエンドは、昨シーズンのリーグアンで33試合17ゴール4アシストのゴールゲッター。「スカイスポーツ」の記者たちが報じている移籍金2500万ポンドでいけるなら、フォレストは躊躇しないでしょう。
クリス・ウッドへの依存度が高かった前線に多様なタイプを迎えられれば、プレミアリーグとヨーロッパリーグを両立しやすくなります。攻撃陣をここまで強化できれば、ヌーノ・エスピーリト・サント監督も納得するのではないでしょうか。中盤に目を移すと、ユヴェントスで不振に陥ったドゥグラスへのアプローチが始まっています。
こちらはライアル・トーマス記者とカヴェ・ソルヘコル記者に加えて、「スカイ・イタリア」のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏も情報収集を続けています。トリノになじめなかったブラジル代表MFは退団必至で、既にプレミアリーグの複数のクラブから打診があるようです。ルイスといえば、フォレストはマン・シティのフルバックにも声をかけています。
ファブリツィオ・ロマーノさんは、「デイリー・メール」のマン・シティ担当のジャック・ゴーガン記者からネタを仕入れているようです。「リコ・ルイス獲得のための正式なオファーを提出した」「クラブと選手の双方で交渉が進行中」「フォレストはリコ・ルイスが移籍に前向きという感触を得ている」。話が具体的なのに数字がないのは、裏が取れていないからでしょうか。
昨季プレミアリーグで46失点の守備力をキープしつつ、攻撃のバリエ―ションを増やすことができれば、2年連続となる欧州のチケット獲得とELのノックアウトラウンド進出が見えてくるでしょう。ノッティンガム・フォレストの突然のラッシュに加えて、マン・シティの気前のよさにも目がいきます。リコ・ルイスは、引き留めないとまずいですよね?
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