2026.01.10 移籍ニュース2025-26移籍ニュース
移籍金は6400万ポンド!マンチェスター・シティがボーンマスのセメンヨ獲得を正式に発表!
昨年の冬のトランスファーマーケットでフサノフ、ヴィトール・レイス、マルムシュ、ニコ・ゴンザレスに1億7610万ポンドを投じたマン・シティは、夏のマーケットでもレインダース、アイ・ヌーリ、ベッティネッリ、シェルキ、ニパン、トラフォード、ドンナルンマに1億8580万ポンドを費やしており、セメンヨを加えると総額は4億2590万ポンドとなります。
トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、チェルシーが手を挙げた争奪戦は、本人の「マン・シティに行きたい」のひとことであっけなく終わりました。公式サイトのインタビューに応じたウインガーは、ワールドクラスの選手たち、最新のインフラ、そしてペップという稀有な指揮官の存在が決め手だったといっています。
セメンヨは、今でこそプレミアリーグ屈指のアタッカーですが、ビッグクラブに辿り着くまでの道のりは順風満帆ではありませんでした。出身はロンドンのチェルシー。10代の頃に複数のクラブのトライアルを受けるも契約に至らず、プロへの道を閉ざされる経験を重ねています。スパーズ、アーセナル、チェルシー、フラム、チャールトン…ミルウォールには5回断られたそうです。
クリスタル・パレスの8週間のトライアルにチャレンジしたのは、15歳になってから。ラストチャンスと思い詰めて参加したのに、「グッドラック」と書かれたレターをもらい、ついに心が折れてしまいました。フットボールに背を向けてから1年が過ぎて、ビシャム・アビーのオープントライアルに招待されなければ、彼は違う世界で生きていたでしょう。
このときセメンヨの才能を見抜いたのは、リーズの元監督デイヴ・ホッカディ。彼に熱心に勧められて、サウスグロスターシャー・アンド・ストラウド・カレッジのユースアカデミープログラムに参加したセメンヨは、バーミンガム、クリスタル・パレス、ブリストルから声がかかるレベルになっていました。ブリストルを選んだセメンヨは、18歳でプロデビューを果たしています。
ロンドンの西にある港湾都市のクラブは、セメンヨのポテンシャルを高く評価していたのですが、CFとしては結果を出せませんでした。転機となったのは、ローン移籍先のニューポートで出会ったマイケル・フリン監督のコンバートです。ウインガーとして頭角を現した21歳の新鋭は、ブリストルでプレイした2020-21シーズンにクラブの年間最優秀若手プレーヤーに選ばれました。
縦への推進力、鋭いカットイン、献身的な守備を評価されるようになったセメンヨに声をかけたのは、速攻のクオリティを高めたかったボーンマスでした。2023年1月、ブリストルに支払った移籍金は1000万ポンド。2023-24シーズンのプレミアリーグで33試合8ゴール3アシストという数字を残したウインガーは、翌シーズンは37試合11ゴール6アシストとパワーアップしています。
セメンヨ争奪戦が盛り上がったのは、今季プレミアリーグの序盤戦の7試合6ゴール3アシストが衝撃的だったからでしょう。ルイス・ディアスを失ったリヴァプール、ドクとサヴィーニョの得点力が課題となっていたマン・シティ、ソン・フンミンの後継者を求めていたスパーズにとって、左右どちらの足も同じように使える快足ウインガーは、あまりにも魅力的です。
争奪戦を制したウーゴ・ヴィアナSDは、「われわれにとって理想的な選手」と絶賛しています。「両足とも優れており、スピードとパワーがあり、常に試合に影響を与えられる。そして何より、成長の余地が十分にある」。謙虚かつ勤勉でプロ意識が高く、フットボールにフルコミットしているところも評価のポイントだったそうです。
褒めまくりのSDのコメントを読むと、プレスの強度、トランジション、デュエルの強さ、戦術理解度の高さも付け加えたくなります。ドク、ハーランド、セメンヨが揃ったカウンターは脅威です。争奪戦に敗れたスパーズは、夏に獲り損なったサヴィーニョにリトライするのでしょうか。引き続き、トランスファーマーケットの動向を追いかけたいと思います。
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