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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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FAカップでアストン・ヴィラに敗れたスパーズは、コナー・ギャラガーの争奪戦では逆転勝利!

週末のFAカップ3回戦で、スパーズを1-2で撃破したアストン・ヴィラは、ピッチの外では逆転負けを喫してしまったようです。「コナー・ギャラガー獲得でアトレティコ・マドリードと合意寸前」と報じられたのは月曜日。2600万ポンド程度で決まるといわれていたディールは、24時間も経たないうちに立ち消えになってしまいました。

ハイジャックを狙ったスパーズは、ベンタンクールがハムストリングの手術で3ヵ月の離脱となったばかりで、本気度は明らかに上です。ファブリツィオ・ロマーノさんが「ヴィラで決まりそう」とポストしたとき、「スカイスポーツ」のマイケル・ブリッジ記者は「スパーズがMFの獲得に乗り出す」とレポートしており、コナー・ギャラガーの名前はまだありませんでした。

そこから数時間で「スパーズが合意間近」。ノースロンドンからのオファーで、状況は一変しました。移籍金3460万ポンドは、PSR違反を回避したいアストン・ヴィラには出せない額です。イングランド代表のMFはバーミンガム行きに難色を示し、ローン移籍を望まないアトレティコ・マドリードは、獲得時の支払額に近い条件を見てグリーンライトを灯しました。

マイケル・ブリッジ記者とほぼ同じ時間に、ファブリツィオ・ロマーノさんも恒例の「here we go!」。コナー・ギャラガーは火曜日にロンドンに入り、メディカルチェックを受けると伝えられました。無事に通れば、「Done Deal」まで一気に進むはずです。ラ・リーガで先発4回と出番が減っていた25歳のセントラルMFにとって、住み慣れたロンドンは文句なしでしょう。

プレミアリーグで3位のヴィラは、ストライカーを失う可能性があるといわれており、14位に沈むスパーズは順調に強化を進めています。タミー・アブラハムの獲得を目論んでいたヴィラは、ローマに打診していたのですが、「ドニエル・マレンがほしい」と逆襲を喰らってしまいました。公式戦29試合7ゴール2アシストのスーパーサブは、チームに欠かせない人材です。

ストライカーを獲りにいって、ストライカーを奪われるという藪蛇は悪夢ですが、最大2600万ポンドの買取オプション付きのローンは、赤字決算を避けたいクラブにとっては魅力的な条件です。「スカイイタリア」にてジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が「ユヴェントスも参入し、争奪戦がスタート」と伝えており、本人がセリエAに行きたいといったら止められないでしょう。

一方、スパーズはサントスの左SBソウザを巡る交渉が最終段階に入っているようです。既に個人合意済みで、移籍金は1300万ポンド。まだ19歳ながら、昨シーズンの公式戦29試合に出場しており、ハムストリングを痛めているデスティニー・ウドジェの穴を埋めてくれれれば、ジェド・スペンスを左にまわす必要がなくなります。

運動量が豊富なMFを手に入れようとしているスパーズは、前線の負傷者たちが復帰してくるまでは苦戦を強いられそうです。MFの獲得に失敗したヴィラは、巻き返しを図りつつ、最前線の強化も進めなければなりません。まずはコナー・ギャラガーとドニエル・マレンのディールの結末ですね。ストライカーの売却も、決まりそうですが…。(コナー・ギャラガー 写真著作者/GrassShoots!)


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