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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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プレミアリーグも10月まで出場停止…リヴァプールをまたも泣かせた、スアレスに下った厳罰

大きな代償を支払うことになった、3度目の過ち…キエリーニに噛みついてしまい、FIFAが処分を検討していたウルグアイ代表FWルイス・スアレスに、厳罰が下されることになりました。代表試合9試合の出場停止と、4ヵ月のサッカー活動停止。期間中は、スタジアムに入って味方を応援することもできません。スアレスの獲得を目論んでいたといわれるバルセロナは、断念することになると思われます。さすがに、開幕から2か月半、不在の選手に史上最高の118億円という移籍金は払えないでしょう。もちろん、いちばん痛いのはリヴァプール。昨季のプレミアリーグでは、イヴァノヴィッチへの噛みつき事件のペナルティで9月末までスアレスを欠いて戦いましたが、今季はさらに1ヵ月延びて、10月25日のハル・シティ戦まで出場停止。この間にレッズとの対戦があるマンチェスター・シティ、トッテナム、エヴァートンにとっては、悪くないニュースです。

行為もさることながら、試合後に「大きな問題にすべきではない」と、反省の意を示さなかったのも厳罰の理由になったのではないでしょうか。2013-14シーズンは、序盤に出場停止で数試合欠場しながらも、プレミアリーグ得点王を獲得。リヴァプールをプレミアリーグ2位に導き、優勝争いで熱くなるサポーターを落ち着かせる発言をするなど、すっかり改心したのだと思っておりました。ワールドカップ前にも、「自分のダーティーなイメージを払拭したい」といっており、ブラジルでウルグアイの上位進出や得点王の勲章を手に入れれば、バロンドールも夢ではなかったでしょう。残念、あまりに残念です。

今季のリヴァプールは、SASが健在であればプレミアリーグ優勝とチャンピオンズリーグ上位進出を両方狙える位置にいたと思いますが、これはもう、スアレスはいないものとして当面はリッキー・リー・ランバートとスタリッジで乗り切り、もうひとり、将来エースになれる若いFWを獲得したほうがいいですね。前回、あれだけ苦しい状況に追い込まれたにも関わらず、誰もが目を疑った3回めをやってしまったスアレスが、4回めをやらないといえる人はもはやいないでしょう。今回ですら、ブックメーカーで「スアレスが噛みつき行為を働く」に賭けた人たちが150人以上いたぐらいなのに…。うーん、リヴァプールのプレミアリーグとチャンピオンズリーグでの新たなチャレンジに期待していただけに、今はただ、「信じられない」「残念」「もったいない」といった言葉しか浮かびません。

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“プレミアリーグも10月まで出場停止…リヴァプールをまたも泣かせた、スアレスに下った厳罰” への7件のフィードバック

  1. スパーズ推し より:

    2度あることは3度あるってやつですね

    ハッキリ言って、紳士的かどうか以前に人間的でない行動に反省の色が見られないような事態がこれ以上続くなら
    スアレスにはフットボールからの追放も覚悟してもらいたいと思っています

    あまりに、酷過ぎます

  2. あああ より:

    てかクラブにまで罰則がいくってありなんですか?
    給料を払ってるクラブにしたら自分達に関係ないところでこんな罰則食らわされたんじゃたまったもんじゃないと思うのですが。

  3. リバサポ より:

    FW獲得は補強資金的に厳しいかと思われますね。その代わり得点能力に優れたWGでお茶を濁すしかないようですね。元々そのポジションも補強対象でしたから。スアレスがいなくても勝てるチーム作りをしなければならないのでDFラインのテコ入れはより急務になりました。

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    イタリア戦後のあっけらかんとした態度を見るとまた噛む可能性は高そうですよね。スアレスの行動は酷いものでしたがウルグアイ主将ルガーノのコメントが酷すぎて吐き気がしました。

  5. ブルブル より:

    スアレス、やっちまいましたね

    確かに非紳士的な行為ではありますが、マリーシア、乱闘、挑発、舌戦など熱くなりすぎて沸点突破した選手たちによるいざこざもフットボールの一部として見ている私としては、一部でささやかれてる「フットボール界からの追放」はやりすぎだと思います。ただ今回の罰則には納得です。次やったら1年間の活動停止くらいでもいいんじゃないかと。
    ウルグアイ主将ルガーノのコメントも、今ではバートンやバロテッリくらいしか見当たらなくなったかつてのロマーリオのようなヒールタイプの出現の気がしてすこし心が踊ってしまいました。

    個人的には、自分達を倒すことのできるカウンターサッカーを「アンチ・フットボール」と表現して批判し続けた何年か前の偽善バルセロナの一部の奴らのほうが今回のスアレス、ルガーノよりもずっと胸糞悪かったです。

  6. 明日エコト より:

    昨年英国中の非難の的となったスアレスを庇い、説得し、残留させ、活躍の手助けをしたBRに対する最大の裏切り行為です
    前回と違い今回は反省するどころか自分のした行いを正当化するような発言もあり大変残念

    —–
    いちサッカー好きの立場から言えば残念
    スパーズサポの立場から言えばありがとうかな

  7. makoto より:

    みなさん>
    前科3犯、意図的に相手を傷つける暴力行為ということで、今回の処分は仕方ないな、と思いました。試合後のコメントに反省の色がなかったのも、処分を重くする一因だったでしょう(反省していてもにわかに信用できない、というところまできてしまってますが)。

    あああさんがおっしゃる「クラブにまで罰則がいくのはどうか」というお話ですが、オランダで7試合、プレミアリーグで10試合という過去の「判例」をみても、「意図的な暴力はそのくらい重罪。ましてや再犯はドーピング並み」と捉えたほうがいいですね。国によっては、あのVTRで刑務所にしょっぴけます。私は、追放までは…という穏健派ですが、処分についてはやむなしと思っています。

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