イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

柴崎、原口、乾、長友…最も誇らしい、そして最も悔しいワールドカップをありがとう。

クルトワ、コンパニ、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、デブライネ、アザール、そしてルカク。プレミアリーグの選手が7人を占めるベルギーに、日本代表が挑むラウンド16の一戦がいよいよ始まります。川島、酒井宏樹、吉田麻也、昌子、長友、長谷部、柴崎、原口、香川、乾、大迫。勝利を挙げたコロンビア戦のメンバーに戻した西野監督は、正面からぶつかって攻め勝とうとしているのでしょうか。ポーランド戦のラスト10分のボールまわしに対する批判を払拭したくなるところではありますが、どうか勝負に徹してください。引いてカウンターを狙うのが勝つための最善のアプローチならば、堂々と引いてほしいと思います。

過去の対戦成績は2勝2分1敗と日本がリード。2-2で引き分けたワールドカップ日韓大会の一戦は、ゴール裏で観戦させていただきましたが、パワーで押す印象が強かったあの頃のチームと、今の彼らは別なチームです。開始55秒、相手のクリアを拾った香川真司が、中に斬り込んで左足ミドル。惜しくもポストの右に外れましたが、いいフィニッシュでした。プレミアリーグNo.1ドリブラーのアザールは、原口と酒井でつぶしています。7分の乾のアタックは、左からのグラウンダーが味方に通らず。9分に乾が中央に浮かしたボールは、わずかに原口に届かず、昌子のロングシュートは右に切れていきました。ここまでは日本ペース。プレミアリーグアシスト王のデブライネが繰り出すパスは、青いDFが先にスペースに入っています。

16分、アザールのパスをボックス手前で受けたヴィツェルが、左足のミドル。ベルギーの最初のシュートが合図だったかのように、ゴール前に出る危険なボールが増えています。ルカクの振り向きざまの一撃は、長谷部がブロック。20分にメルテンスのパスを受けたルカクが右足で狙いますが、日本の守備陣はしっかり足元に入っています。25分、メルテンスが右からクロスを上げると、吉田麻也を振り切ったルカクが川島の目前でプッシュしようとするも、うまく当たらずGKがこぼれ球をキャッチ。2分後のCKは、飛び込んだコンパニが川島と競りながら折り返しますが、走り込む選手がいませんでした。

完全なるベルギーペースのなか、日本の逆襲は30分。左から上がった香川がヒールで長友に落とすと、SBのクロスを叩いた乾のヘッドはクルトワの正面です。34分のカウンターは、柴崎から乾へのサイドチェンジが見事でしたが、ラストパスをもらった大迫は打ち切れず。36分にメルテンスがショートカウンターを仕掛け、アザールが単独でキープしたシーンは、右足で巻くシュートをプレミアリーグで見ている吉田が足に当て、先制を許しません。給水が必要なロストフ。44分、サイドチェンジを受けた長友が切り返しからニアにシュートを放つと、コースにいた大迫が触ったボールはクルトワがキャッチミス。慌てて拾ったベルギーの守護神を見て、スタンドがどよめきます。前半は0-0。日本健闘といっていい45分でした。

48分、日本のカウンター。乾からパスを受けた柴崎は、縦に走った原口にそのまま出さず、フェルトンゲンの裏にスルーパスを通します。CBは裏を取られ、フリーで持ち込んだ原口が完璧なシュートを左のサイドネットに突き刺しました。すぐにベルギーは反撃。ムニエのクロスに右足で合わせたアザールのボレーは右のポストにヒット。ところが52分、2つめのゴールもブルーのユニフォームでした。クリアボールを中央でトラップした香川が打ち切れず、後ろにいた乾に落とすと、無回転のシュートがクルトワの指先を抜けてゴール右隅へ。2-0は世界の想定外でしょう。苛立つアザール、強引な突破をつぶされるデブライネ。プレミアリーグのビッグ6で活躍する選手たちが、持ち味を出せずに苦しんでいます。

62分、ムニエのクロスにニアに飛び込んだルカクのヘッドは、ファーポストの外。その2分後、酒井宏樹が右サイドを突破し、ゴールライン際から折り返すも大迫はつぶされ、フォローした原口も枠に収めることができません。65分にメルテンスとカラスコが下がり、フェライニとシャドリ。プレミアリーグ勢は、これで9人になりました。70分、中途半端なパンチをした川島が、左サイドのフェルトンゲンがヘッドで浮かしたボールに頭上を越されてしまいました。2-1、日本は攻めたほうがいいでしょう。ベルギーの中盤は間延びしており、香川にボールが収まる展開。カウンターを狙えば、ゴール前で勝負できるはずです。

72分、カウンターからアザールが仕掛け、デブライネがシュートを放つと昌子がブロック。しかし74分、アザールが左足で上げたクロスをフェライニがヘッドで叩き込み、ベルギーが同点に追いつきます。西野監督が動いたのは、80分。柴崎と原口を下げ、本田圭佑と山口蛍で勝負です。オープンな展開は、ベルギーの思うツボでしょう。勝負に出られるか、日本。83分に香川のスルーパスで本田がボックス左から抜けたシーンは決定的でしたが、レフティのシュートはDFに当たって枠にいかず。85分から、シャドリとルカクが放った連続ヘッドは川島がセーブ。フェルトンゲンのミドルに反応したGKは、またも中途半端な弾き方でフェライニに迫られています。

追加タイムは4分。日本にチャンスはあるか。93分の本田の無回転FKは、クルトワのセーブに阻まれました。勝負が決したのはこの直後、時計は94分を指していました。CKをクルトワがキャッチした瞬間、ベルギーのアタッカーが一斉にスプリント。デブライネがドリブルで上がり、右のムニエを使うと、グラウンダーをルカクがスルーし、裏から走ってきたシャドリが冷静に左隅に流し込みました

押される時間が長かったものの、フィールドでは戦えていました。明確な差があったのは、ゴールマウスでした。きっちり外に弾き出すベルギーの守護神と、ことごとくフィールドにボールを残した日本のGKの差は、ゴール前の攻防における両者の心理に影響を及ぼしたのではないでしょうか。フェルトンゲンのヘディングシュートの直前、相手が2人いた左へボールを出してしまったGKのパンチが、ターニングポイントとなってしまった感があります。

日本は、よくやりました。勝負は紙一重でした。柴崎の絶品スルーパス、原口の落ち着いたフィニッシュ、乾の美しいミドルシュートに、あらためて拍手を送りたいと思います。ノックアウトラウンドで初めて決めたゴール、さらにもう1発、そして最後の最後まで優勝候補を追い詰めた戦いぶりは、ポーランド戦の後の喧騒を消し去る素晴らしいメッセージでした。アキラ・ニシノやタカシ・イヌイの名前は、世界のメディアとサッカー関係者のメモに刻まれたのではないかと思います。

Would England have won against this Japan team if they were 2-0 down? Perhaps coming 2nd in the group might be fortunate(この日本チームに2-0にされたら、イングランドは勝てただろうか?おそらく、グループ2位通過は幸運だったのだろう)」(「BBC」ザザン・ミン氏)

「悔しいけれど、悔いはない。出し切りました」。長友佑都の言葉を聞いて、湧き起こるすべての感情を呑み込もうと思いました。最も誇らしい、そして最も悔しいワールドカップをありがとう。今、絞り出せるのは、そんなひとことだけのようです。

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“柴崎、原口、乾、長友…最も誇らしい、そして最も悔しいワールドカップをありがとう。” への28件のフィードバック

  1. えるこっぷ より:

    これで、プレミアリーグに関係のない記事が最後になると思うと嬉しいです。
    前評判通りに決まってくれて安心しました。
    日本を応援するということ自体は理解できますので、次回以降は別の場所でやっていただければと心から思います。

    それではこれからもお体に気を付けてください。

  2. かーど より:

    》えるこっぷさん
    これだけ健闘した試合に対しての感想がそれって、プレミアじゃなきゃ楽しもうとも思わないんですね。両チームにプレミアの選手達だって在籍してるのに
    好みをとやかく言う権利は無いですがせめてシラケるような感想をいの一番に出さないでくださいよ

    2点リードした時点ではアザールやルカクのミスもあって運も味方して本気で行けるって思いました。反撃で決められた1点で流れが全て変わってしまいましたね。
    最後のCKやその前の本田のFKに人数をかけすぎた感はありますが、柴崎を下げた日本に地力で勝るベルギーが延長で屈する可能性はとても低かったのであそこで決めきるしかなかったでしょうね
    日本代表戦で初めて悔し涙を流しました。
    大会前は勝ち点2以上取れたらラッキーと考えていた身としては掌返しさせてくれた日本代表チームに称賛しか送れないです。

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    感動的な試合でしたねぇ。本当に惜しかった。日本を背負って闘ってくれた代表の皆様に心からの敬意を。

    あと、なぜ上から目線なのか知らんが他人のブログのあり方に訳のわからんいちゃもんつける空気の読めないくそやろうは二度と来るなよ。

  4. 一介のグーナー より:

    ベルギーにはフェライニ、シャドリという交代枠がありました。

    日本は本田くらいで、ポーランド戦を見る限り他のメンバーだと明らかに戦力が落ちるので、正直スタミナが持つなら原口と柴崎は変えたくなかったはず。

    両チームの決定的な差はそこだと思いましたね。日本は2-0になったあともあのメンバーでやり続けるしかない。一方でベルギーは柔軟に選手交代ができる。一点突破しかできなかった日本の一点突破を返されてしまった試合だった思います。

    とにかくここまで素晴らしいサッカー見てくれた日本代表に拍手しかありません。
    そしてメキシコが言うように、ベスト16常連とベスト8の壁は厚いので、まずはベスト16常連国になってほしいです。

  5. ペップの街 より:

    惨敗も懸念されましたが、素晴らしい試合でした。落ち着いて1点づつ返して来たベルギーも素晴らしかった。この後のウルグアイ・フランス、ブラジル、ベルギーの山は全て決勝といっても良い贅沢なカードですね。デ・ブライネのファンなのでベルギーにゆうしょうして欲しいけど。サイドをネイマールらに崩されると危ないですね。

  6. 更新お疲れ様です。 より:

    1番最初の方はただの日本代表だと思いますよ。

    このブログやプレミアのファンで日本サッカーのファンではない、プレミアリーグのクラブに関する管理人さんの考えを知る機会が減って悲しいと仰ってましたが、プレミアに関係のない他国のWC記事があるのにも関わらずなぜか日本代表の名前だけを挙げ、なぜか日本代表の記事にだけこういったコメントを残されてます。

    本当にプレミアに関しての投稿だけを望んでいらっしゃるならば、日本代表だけではなくWCの記事全てについて言及されるはずですし、日本代表以外の国の記事にもコメントされたらいいですからね。

    こういうやつもいるんだなくらいに思っていただけたらとわざわざ自己主張する方なのに、他の国の記事にはコメントしないというのもおかしな話です。

    まだWCは続きますし、管理人さんは日本代表が敗退したので以後WCの記事を更新しませんと仰ってもないのに、これでプレミアに関係ない話が最後になると思うと嬉しい、日本を応援するのは理解できるが次からは別の場所で、と徹底的に日本代表に限定されています。

    今後他国の記事が出てもプレミアのチームに所属している選手がいるからという理由などでセーフにするんでしょうかね。

    日本代表にもDF陣をよく引っ張った吉田選手、怪我からの復帰を見せてくれた岡崎選手がいることからは目を逸らして。

    早朝待ってましたとばかりにコメントされてますし、よほど日本代表がお嫌いなんだと思います。

    日本代表の奮闘と関係のない話、長々とお目汚しすみません。
    管理人さんの「最も誇らしい、そして最も悔しいワールドカップをありがとう。」というお言葉お借りしたいです。
    悔しい気持ちでいっぱですが、他の方と同様拍手と賞賛を。

  7. マルアン より:

    日本は素晴らしいパフォーマンスでしたね。
    逆にベルギーにはがっかりしました。改めて監督が癌だなと再認識しました。交代枠は、ばっちりはまりましたが。

  8. 更新お疲れ様です。 より:

    ただの日本代表だと思いますよ。ではなくただの日本代表アンチだと思いますよ。です

  9. 川島さん より:

    川島さんが一人で計3得点する中、本当に他のメンバーは頑張っていたと思います。
    しかし勝負師西野、なぜ川島を切れなかったのか、、本当に電通とかとの繋がりが疑われるレベルのお笑いGKでした。。
    ポーランド戦のセーブやルカクのセーブを持ち出す方もおられるかもしれませんが、GKとはまず目立つ時点でダメなんですよね(PK除き)
    川島の場合、上手いGKがキャッチするボールを大袈裟に弾くので活躍しているように見えますが笑、それはポジショニングがとにかく悪い為です。
    元々ポジショニングは?でしたが、かつては抜群の反射神経でカバーしていました。しかし36になり、反射神経が衰え、もはや、、、
    悲しいかな、彼さえいなければ突破出来ていたはずです。
    セネガルに勝ち、1位通過し、イングランド、スウェーデンに勝ちベスト4、もあったのかもしれません。
    本当に残念です。
    TV出演や雑誌出演にうつつを抜かす前に、謝罪会見して欲しいですね。

  10. プレミアリーグ大好き! より:

    四年間んの集大成の試合としては、過去最高でした!
    四年後が楽しみで仕方ないです。

    後半で2-0になった時はいままで味わった事がないワクワクで一杯でした。
    ベルギーの試合巧者も流石でした。

  11. プレミアリーグ大好き! より:

    四年間んの集大成の試合としては、過去最高でした!
    四年後が楽しみで仕方ないです。

    後半で2-0になった時はいままで味わった事がないワクワクで一杯でした。
    ベルギーも流石でした。

  12. ペップの街 より:

    ペレ、メッシ、ムバッペ。10代でW杯デビューした巨星の候補が日本にはいるじゃないですか。久保1人ではないと思いますし、少し上の中島、堂安、井手口、枚挙にいとまがないです。新生ヤングジャパンに期待です。

  13. グーナーです より:

    煽りコメントに反応してらっしゃる方が多いですが、ただの愉快犯なので気にする必要はないと思います。
    サッカーファンですらないでしょう。

    ただ、今後の日本代表の方針、協会の体制、育成の停滞などの深刻な問題は間違いなくあると思いますし、それはしばらくしてからじっくり語り合えばいいと思います。

    とにかく今日は今日の試合のことを。

    単純な感想ですが、2-0というスコアになった時点で勝てると思いました。
    マルティネス監督にも、ベルギー代表にも2点を返せるだけのプランもマインドもないと思っていたからです。
    結果的には完全に予想が外れました。

    交代した選手がドンピシャリだったベルギーと、残念ながら交代した選手が失点の原因の一つになった日本。
    「結果論じゃないか!」と言われれば全くもってその通りではあるのですが、GS第一戦コロンビア戦においても、一点のリードを保てず同点に追いつかれたのは後手にまわった采配があったからだと思います。

    正直に申し上げて、メルティネス監督を見くびっていました。
    ですが、絶体絶命ななかでも的確な判断が出来ることができるというのが、日本と強豪国の監督の差でもあると思いました。
    ベルギー、マルティネス、共にお見事。

    繰り返して言いますが、僕の意見は結果論です。

    おそらく日本とベルギー以外の世界中の国でも「ナイスゲームだった!」と言ってくれるのではないでしょうか。

    柴崎!プレミアに来てくれ!貴方のプレーをもっとたくさん観たい!(プレミア向きじゃないとは思いますが、とにかく彼が絡むシーンはいずれもドキドキしました)

  14. アスピ(ry より:

    チェルシーファンとしてベルギーに少し浮気しながらも日本代表に引き戻された試合でした。 おっしゃる通りGKの差が出た試合だと思います。個人的に交代は香川と本田、原口と武藤だった気がしますが、たらればです。昌子、乾、柴崎、大迫などは確実にスカウトの目に止まったことでしょう。思うことがありすぎて書き足りない気分ですが、日本代表に心からありがとうと思う次第です。

  15. タムコップ より:

    失意以外の何物でもなかった前回ブラジル大会から4年後に、ベスト16で、しかもベルギー史上最も強い世代相手に、ベテランを中心とした日本がこれだけの『ドンパチ』を繰り広げてくれたことに、ひと言『スゲーよあんた達、本当ありがとう、最高に楽しめた!!!』と言わざるを得ない内容でしたね。

    ブラジル大会以降海外移籍に拍車がかかり、その中でもプレミアリーグも含めた欧州主要リーグでレギュラー格にまで成長した選手も増え、まだまだ列強に当たるとはいえ、日本のフットボールの基準値は確実に上がってることを昨夜の一戦を観てて感じました。

    ペップの街さんも仰ってるように、久保(*ヘント所属の方)、堂安、森岡、中島、そしてリーズで奇将ピエルサの薫陶を受けることになってしまった井手口などを筆頭にしたロンドンオリンピック世代+FB東京の久保くんを筆頭とした更に次世代と、今大会以降も残るであろう現レギュラー勢が融合していく新たな代表が今から楽しみで仕方ありません!

    最後にひと言。
    西野さん、あんたスゲーよ。
    選手の皆さん、本当にご苦労様でした、ナイスゲームをありがとう!

  16. xof ybot より:

    前半からプレミアリーグ並みの切り替えの速さ、インテンシティの高さ、球際の激しさが随所に見られ、日本も最初は圧倒されかけましたがうまくゲームに入ることができていたように思います。
    常に前線から2枚3枚のプレスを連動させるベルギーに対してお返しのようにプレスとカウンターで応酬する様はまるで快進撃の下部チームがビッグクラブに挑むFAカップのようで、この試合の内容だけなら質的に世界に届いていました。
    個人的に見たかった「日本がプレミアリーグのサッカーの速さや激しさに飛び込んだらどういうことになるのか」という好奇心が存分に満たされる試合を目の当たりにして大満足でもあり、最後は高さや強さに物を言わせずとも、たった一発のロングカウンターで勝利をもぎ取るベルギーに真の勝負強さを感じました。
    日本は素晴らしいプレーを世界に見せ、最高のメンバーが揃っていましたが四年後を見据えるとここでリセットです。四年後こそ、今大会の開幕前に世界に笑われた騒動など無く、ベスト8以上に進出できるようなチーム作りを期待します。

  17. 。。。 より:

    GKの差はあったとは思いますが、コロンビア戦やセネガル戦などと同じくCKにできるだけしてはいけないという心理、もしくは指示が川島にあったんじゃないかなと思います。
    クラブチームなどで自分のチームに同じくらい戦える高さがあれば、川島も外に出すことをもう少し選択してたでしょうしその辺りを責めるのは酷かなと感じました。

    4年前ブラジルW杯の主力たちはやりきった顔を、そして原口、乾、酒井宏樹などは悔しさを全面に出していたのが4年後に繋がると信じて、これからも日本代表を応援していこうと思わされました。

    —–
    自分はやはりどう考えても川島だけは擁護できません。。。
    韓国代表はドイツに勝っても尚空港で卵を投げつけられ、コロンビアではエスコバルの悲劇ーオウンゴールDFの射殺、がありました。
    勿論上記のような行為は許されるものではないですが、
    「よく頑張った」「良い試合だった」ではいつまでも弱国のままです。
    吉田自身、「健闘した、ではなく厳しい意見を欲しい」と試合後述べてましたが、その通りで、もう少し敗戦には厳しく、戦犯には追及が必要なんだと思います。
    2-0からの逆転自体をみれば恥ずべき試合です。健闘した選手を必要以上に叩くのは避けなければなりませんが、「この悔しさをバネに」で済ましていてはいつまでも勝ちきれません。

    長々とすいません。

  18. プレミアリーグ大好き! より:

    プレミアの方の赤い悪魔が来シーズンもまた後半から“戦術フェライニ”をしてくるんだろうなぁと想像すると虫唾が走ります・・・(笑)
    ユナイテッドはベルギーよりもデカブツが揃っているというのに・・・

  19. voo より:

    以前ブログ主さんがチェルシーのフロントが監督をコロコロ変える、サッカースタイルが一定しないという批判が多くあることに対してチェルシーのタイトル獲得の実績を示して客観的にみればチェルシーフロントの仕事は素晴らしいというしかない、と正論を述べていたことがありました。

    プロ化してから25年程度でW杯のベスト16に3回、自国開催以外で2回いき、アジアカップも4回制している日本代表は客観的に見てすさまじいスピードで高い実績を挙げており、今回も監督解任などで批判一色だった日本の協会は本当に無能なのか?ということを問い直すことも必要になってくるのではないかと思います。

  20. プレミアリーグ大好き! より:

    川島のポジショニングミスだけは許せない!
    それだけ!

    —–
    交代選手のクオリティの差は、たしかに厳しいものがあると私も思いました。
    フェライニ、シャドリが疲れた後半からっすよ。
    予想はしてたけど、あの辺から綻びましたよね。
    日本は、浅野をメンバーに入れとくべきやったのでは?と思います。
    でも、とにかく熱く戦ってくれた!!
    負けちゃったけど、夢は見させてくれた。
    日本代表、思ってるよりずっと強かったろ?!って、世界の人たちに言えますよ。
    何も出来ない悔しさではなく、あと一歩で勝てなかった悔しさですからね。
    アジアのサッカー後進国が、こういうサッカーをやります!よろしくな!って世界に見せつけられた大会だったと思いました。
    個人的な敢闘賞は、吉田と昌子にあげたいと思います。

    —–
    ベルギーがロマンを捨ててマンチェスターU的なサッカーしてたら優勝するんじゃないですかね。

  21. プレミアリーグ大好き! より:

    戦術フェライニはユナイテッドの特許です。

    誰も真似しないで

  22. グッチ より:

    管理人さまいつも楽しいひと時をありがとうございます。

    私も「GKの差」を感じました。(グーナーなのでなおさらかも…]
    でも逆に「GKのクオリティが議論出来るレベルまで日本代表も来た。」とは言えないでしょうか?

    日本人が海外進出し始め、まずは中盤の選手から始まり、その頃は「FWやDFの選手は通用しない。」と言われてましたが、オカちゃんや吉田など、世界トップクラスではないのかも知れませんが、レギュラーを獲得出来るレベルまで来ていると思います。

    「残すはGK」

    川島を批判する事ではなく、「世界に通用するGK」、「海外挑戦するGK」がFPと同等なレベルになる日を夢見たいと思います。

    今回のW杯で「引くのではなく、持つこと、攻める事」、「カードをもらわない国で、フェアプレイポイントで決勝T進出」などなど、「日本のサッカー」が見えた気がしています。

    初出場からのこの20年は確実に前進していると思います。
    次回のW杯の日本代表は何を見せてくれるのか?
    普段、プレミアばかりで、日本代表には興味が無かったのですが、日本代表を追いかけたくなった今日この頃です。

    みなさんお疲れ様でした。

    —–
    プレミア関係無い国ってベスト16だと殆ど無いですよね

  23. 凹んで より:

    ロシア代表には、今回は現役プレミアリーグの選手はいない気がします。ちなみに私が思い浮かべるロシアのプレミアリーガーは、アルシャヴィンです。日本とイングランドが決勝で当たる妄想をしていましたが、イングランドに託します!

  24. 4 より:

    プレミア好きでこのブログちょいちょい覗かせてもらってますがコメントさせてもらうのは初めてです。

    日本代表の健闘で素晴らしい試合を見せてもらったと思います。西野監督も選手たちも批判する気は毛頭ありません。ありがとう、お疲れ様と心から思ってます(ただし、GKは除く。。)。
    ただ、どうしても感じてしまうのは、後半20分過ぎまで2-0で勝っていてなぜ勝ちきることができなかったんだろう、他にやり方はなかったのかという疑問です。
    私の目からは、2-0になった後も特にやり方は変えず素直に相手とやり合っているように見えました。
    グループリーグでは突破を目的とするように、トーナメントでは勝利が目的のはず。そんな試合でベルギー相手に2-0リードとは僥倖です。なぜそれを生かせなかったのか。
    批判覚悟のポーランド戦のあれはなんだったのか。
    考え過ぎだと思いますが、ポーランド戦の終盤のやり方に対する批判があることや、もしかすると後ろめたさを感じていること(私は感じる必要無いと思いますが)が日本のやり方を制限してしまったように思えてしまいます。

    こうしてネガティヴに考えていると、ドイツ大会のオーストラリア戦を思い出してしまいます。
    あのときは終盤まで1ー0リードしながら結果は1-3の大逆転負け。
    ゲーム終盤までは連携のとれたサッカーでうまくやりつつ、結局フィジカルに勝る相手の猛攻に耐えきれずに敗北する。
    今回の大会の日本の戦いぶりにどこか満足して未来に希望を見出しつつ、他方で、実はあの時から何も進歩してないのではないかと疑ってしまいます。ジーコはドイツ大会の総括で、日本に足りないのはフィジカルだと言いました。その言葉に少しでも真理があるとするならば、ドイツ大会からフィジカルが進歩したとは見えない日本にベスト8以上の未来はあるのかと思ってしまうのです。

    素人が特に結論もなくダラダラと書いてしまいましたが、これが今の私の思いです。

    —–
    いっつも観てます!最高のブログ!
    自分はカワシマっていうより何年もカワシマを越えたって言われる選手が育たないのが問題だと思います。カワシマは日本ではNo.1。ホンダさんは海外に出ろ!って何年も前に言ってました。今日の試合後W杯のためにやってきたと。Jリーグのレベルを上げるか、海外に行くかと考えた結果、早く出て成長したほうがいいって言いたかったんじゃないかな~と思います。自分はブラジルの惨敗後もっと海外挑戦する選手が出てくると思いました。けっこう代表代表ってJリーグの選手も言ってるので。ブラジル後挑戦したor以前から挑戦してる選手達には感動させてもらいました。山口選手のポジションも海外にいなかった。本当は井手口を選びたかったと思います。ショウジだけがJリーグのわずかな光。

  25. mmm より:

    川島だけは本当に許せない。
    彼さえいなければ、、、擁護派は何もわかっていない。
    セネガル戦の失点は衝撃的で、あのシュートに対して低空パンチングなんであり得ない。
    ブログ主様は記事を書く立場上、過激なことは書けないだろうし、気を遣わなければいけないのだろうけど、ネットを観てもなんと川島擁護派の多いことか。
    アルゼンチンではカバジェロを即座に変えてきましたよね。日本は仲良しクラブ過ぎた。
    デヘアはPKストップがないだけで罵詈雑言の嵐。カリウスは殺害予告までされている。
    なぜ日本だけが頑張った!なのか。川島本人は胸を張って帰る、とほざいている、、、本当に悔しい。
    即刻代表追放すべきだろうし、帰国時の会見でメディアが一斉に追及すべき。
    個人的には卵の一個や二個ぶつけられて当然。繰り返しになりますが、海外ならとんでもないことになるレベルです。

  26. スギちゃん より:

    こんにちは、ランキングから来ました!
    結果は残念でしたが、西野ジャパン誇りに思います!

  27. アイク より:

    川島選手を吊し上げることが日本代表を強くすることに結び付くというのは疑問です。
    ましてやそれが敗戦の悔しさや鬱憤を発散したい目的からであれば、その手法は一度考え直した方がいいのではないでしょうか。
    敗因に川島選手の判断ミスがあげられるのは確かだと思いますが、
    議論すべきは、もう次の無い川島選手についてよりも、どんなポジショニングだったら止められたか、どうやったらワールドクラスのGKが育つかだと思います。

    本気で挑戦した結果ミスした選手は社会的に抹殺されるべきなのでしょうか。それが仮にサッカー先進国の現状だとしても、それは模倣する必要のない部分なのではないでしょうか。

  28. プレミアリーグ大好き! より:

    クラブのなかった時期さえある川島を控えに追いやるほどの説得力のあるプレーができたGKがいなかったのが一番の問題でしょう

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