現役オランダ代表DFからバルサの神童まで…続々決定!プレミアリーグを彩る期待の新加入選手ファイル
「メディカルチェックは既に終了」「プレシーズンツアーに同行する」というところまで話は進んでいるようで、近々、両クラブより正式な発表があるでしょう。ダニー・ローズと本職ではないフェルトンゲンを置いていた不安定なトッテナムの左サイドは、守備のフォーメーション構築に長けたポチェッティーノ新監督の下で、より強固なディフェンスを見せてくれるに違いありません。
トッテナムといえば、ユース上がりで昨夏クラブを離れたスティーブン・コーカーが、プレミアリーグをわずか1年で降格となったカーディフから、今季昇格組のQPRに移籍しました。22歳ながら既にイングランド代表デビューも果たしており、最初のゲームでいきなり代表初ゴールを決めたコーカーは、今季は35歳のリオ・ファーディナンドや34歳のリチャード・ダンと「親子コンビ」でプレミアリーグを盛り上げてくれるのでしょうか。
イブラヒモヴィッチが付けていたナンバーを背中に輝かせていたスペインの至宝が、やがて出場機会を失ってセリエAとオランダにレンタルされ、ASローマ、ACミラン、アヤックスの3年間でたった15ゴールに終わるとは、誰が想像できたでしょうか。今回のストークは完全移籍で、4年契約。23歳という若さで、世界一だったクラブからプレミアリーグの中堅クラブへジェットコースターのような急降下です。リヴァプールで沈黙したアンディ・キャロルや、チェルシーで苦しんだF.トーレスがそうだったように、スポーツの世界は一度歯車が狂うと立て直すのが大変です。ボージャンには、ストークで昔のプレイを思い出し、プレミアリーグの目の肥えたファンに、「何でこんなすごいヤツがストークに来たんだ?」といわせるような活躍をしてもらえればと思います。
コーカーやボージャンはもちろん、ニューカッスルに入ったオランダ代表DFヤンマート、ラツィオやアルゼンチンのベレスで活躍したウエストハムのサラテ、フェイエノールトの2年間で50ゴールを稼いだセインツのFWペッレ、同じくセインツに入ったセルビア代表23試合のMFタディッチなど、プレミアリーグの中堅クラブにも続々とおもしろい選手が入ってきました。開幕まで、あと3週間。これからまだ2つ3つは、極上のサプライズに脳と心臓を刺激されそうな予感がします。(ボージャン・クルキッチ 写真著作者/Tiago Luiz “Cata”)
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