2020.06.19 移籍ニュース2020-21移籍ニュース
フランク・ランパードを全面支援!チェルシーがティモ・ヴェルナーとの移籍合意を発表!

今季の公式戦43試合で32ゴール13アシスト。ヴェルナーの凄さについて、この場であらためてアピールする必要はないでしょう。2016年6月にシュツットガルトからライプツィヒに移籍し、ブンデスリーガ31試合21ゴールとブレイクしたストライカーは、昨年の夏にやってきたユリアン・ナーゲルスマン監督の下でプレイの幅を広げました。それまでは、最前線に張ってラインの裏を窺う時間が長かったのですが、左サイドの低いポジションでボールに絡み、持ち前のスピードを活かしてゴールを狙えるエリアに出没するスタイルに磨きがかかりました。
ランパード監督は、ポストプレーが得意とはいえないニューフェイスを左サイドに置くのではないでしょうか。屈強なCBが多く、ラインを下げて構えるチームが多いプレミアリーグで今までと同じような数字を残したければ、タミー・アブラハムやオリヴィエ・ジルーとの連携は不可欠です。私が彼に対して、「プレミアリーグならリヴァプールが最適」と感じたのは、フィルミーノやマネといった周囲を活かすのがうまいアタッカーがいるからです。ポストプレーヤーたちとメイソン・マウントやロス・バークリーが、彼の強みを引き出すことができれば、ブルーズのサポーターはエデン・アザールを忘れ去ることができるでしょう。
「AGREED」というシンプルなキャッチで、24歳のストライカーとの契約を発表したチェルシーの公式サイトが、マリナ・グラノフスカイア氏とご本人のコメントを紹介しています。週給20万ポンド(約2750万円)と伝えられているドイツ代表について、「若くてエキサイティングでありながら、その実力は既に証明されている」と評したチェルシーのディレクターは、スタンフォード・ブリッジでも成功すると確信しているようです。
「ティモ・ヴェルナーがチェルシーを選んでくれたことに興奮している。欧州全土で注目されていた選手であり、まだ若く、もっと伸びる選手だと思っている。合流が待ちきれないけれど、まずはRBライプツィヒで最後まで素晴らしいシーズンを送ってほしい」(マリナ・グラノフスカイア)
「チェルシーと契約できてうれしい。これほどのビッグクラブの一員になれて、とても誇らしく感じている。RBライプツィヒとファンには、素晴らしい4年間を過ごせたことを感謝している。彼らはずっと、心の中にあり続けるだろう。新たなチームメイト、新しい監督、もちろんチェルシーのファンと会えるシーズンを楽しみにしている。素晴らしい未来を築き上げたい」(ティモ・ヴェルナー)
パンデミックによる無観客など、どこ吹く風か。既にアヤックスのハキム・ツィエクを3700万ポンドで獲得しているクラブは、最初の1年を補強ゼロで過ごしたフランク・ランパード監督に詫びるかのように積極的に動いています。次なる一手は、レスターのベン・チルウェルでしょうか。リヴァプールとマンチェスター・シティの2強体制に割って入ろうとするチェルシーのチームづくりを、引き続きチェックし続けたいと思います。シーズン30発超えの24歳を4750万ポンド…文句なしです!
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