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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

欧州の日程決定!CLはポルトガル、ELはドイツで集中開催!

来季から2年に渡って、出場権を失う可能性があるマンチェスター・シティは、悲願のビッグイヤー獲得に辿り着けるでしょうか。コロナウイルスによるパンデミックで中断されていたチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグのレギュレーションが、ようやく決まりました。プレミアリーグ勢ではマン・シティとチェルシーが残っているCLは、「ファイナルエイト」をポルトガルのリスボンで集中開催。マンチェスター・ユナイテッドとウルヴスが戦うELも同様のフォーマットとなり、ドイツのデュッセルドルフ、ゲルゼンキルヒェン、デュイスブルク、ケルンで一発勝負のクオーターファイナルが行われます。

それぞれ、具体的なスケジュールを紹介しましょう。パリ・サンジェルマン、RBライプツィヒ、アタランタ、アトレティコ・マドリードは既にラウンド16を勝ち抜いており、リスボンへ直行。未開催のセカンドレグ4試合、マンチェスター・シティVSレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンVSチェルシー、ユヴェントスVSリヨン、バルセロナVSナポリは、8月7日・8日の両日で開催されます。ペップのチームが戦うスタジアムが、シティ・オブ・マンチェスターになるのかポルトガルかは調整中。ラウンド16の日程をすべて終えた後、「ファイナルエイト」の初戦は8月12日となっています。

1日1試合が4日続き、8月15日にはベスト4が決定。8月18日・19日に行われるゲームは、スポルティングCPの本拠地ジョゼ・アルヴァラーデとベンフィカのダ・ルスが会場となっています。決勝は8月23日。当初、決戦のステージだったイスタンブールのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥは2021年にまわり、ポルトガル集中開催となった今季はダ・ルスと決まっています。バイエルンにホームで0-3完敗を喫したチェルシーの逆転は望み薄ですが、レアル・マドリードに敵地で先勝したマンチェスター・シティの4連勝は、決して夢物語ではありません

ヨーロッパリーグのラウンド16のセカンドレグは、8月5日・6日に実施されます。LASKリンツに0-5で勝っているマンチェスター・ユナイテッドはベスト8当確。オリンピアコスの本拠地スタディオ・ヨルギオス・カライスカキスで1-1ドローのウルヴスも、勝ち抜ける可能性は低くないでしょう。ファーストレグが中止となっていたセヴィージャVSローマと、インテルVSヘタフェはニュートラルで一発勝負。勝った8チームがドイツに乗り込み、8月10日・11日の準々決勝、8月16日の準決勝、ケルンで行われる8月21日のファイナルと進んでいきます。

プレミアリーグで5位のマンチェスター・ユナイテッドは、3年前と同様にこちらからCL出場権を獲得するチャンスがあります。最強のライバルは間違いなくインテル。セヴィージャVSローマの勝者と、ウクライナ・プレミアリーグで首位を独走するシャフタル・ドネツクにも要注意です。2月以降の8試合で1回しか負けていないウルヴスは、カウンター狙いに徹するのではないでしょうか。プレミアリーグで44ゴールしか決めていないスールシャール監督のチームにとっては、イングランドで鎬を削る彼らとの一発勝負も避けたいカードです。

冷静に予想するならCLはバイエルン、ELは…やはりマンチェスター・ユナイテッドに張りましょう。ルカクとラウタロ・マルティネスという決定力を備えたインテルが脅威ですが、ポグバ&ブルーノ・フェルナンデスとラシュフォード、マルシアルなら負けていないと信じたいと思います。変則レギュレーションながら、伝統の大会が継続されると決まってよかったですね。ペップとスールシャール、ヌーノ・エスピーリト・サントの戦い方に注目したいと思います。


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