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【Wigan×Liverpool】 こちらも3発!スアレス祭りでリヴァプール、アウェイで圧勝

マンチェスター・ユナイテッドが香川のハットトリックで完勝した2時間半後、リヴァプールはスアレスが3発決めて、ウィガンを沈黙させました。マン・ユナイテッドと戦ったノーリッジがシュート1本と、攻めることなく負けたのに対して、ウィガンはヘディングシュートなど、何度かリヴァプールGKレイナを脅かしましたが、いずれも瞬発力の高いスペイン人GKがセーヴ。1点も返すことができないまま、ホームで惨敗を喫しました。

いくら、今季取りこぼしが多いリヴァプールとはいえ、試合開始2分でゴール前ど真ん中からフリーでヘディングを許してしまうようなディフェンスでは勝ち目がありません。ダウニングが頭で簡単にゴールを決めると、そこからはスアレスの独壇場です。10番コウチーニョの効果的な崩しによってスアレスへのマークが甘くなると、18分には左からDFの裏に抜け、GKの動きをみてニアに右足でプッシュ。34分には最近、精度が上がり決定率の高い直接FKで2発め。後半が始まってすぐの49分、今度は右からDFの裏に抜け、ペナルティエリアに侵入するとGKの足の間を狙って蹴り込み、ハットトリック達成!調子に乗らせるとまとめ獲りしてくるやっかいなFWを、ウィガンDFはあまりにも自由にさせすぎました。試合はこのままタイムアップ。0-4、文句なしの勝利です。

今季のリヴァプールはマンチェスター・シティを凌ぐ得点力を誇っており、波に乗れば4点、5点と獲れる力があるのですが、スアレスへのパスの供給源を絶たれたり、ゴール前に網をかけられて侵入を抑えられると二の矢、三の矢が出ずにあっさり負けてしまったりします。攻撃のバリエーションを増やし、守られたときの崩し方を工夫しないと、上位対決やアウェイでの負けが減らせず、さらに上を狙うのは難しくなります。来週はアンフィールドでトッテナム、再来週はセント・メリーズでサウサンプトンと当たりますが、この2戦を勝ちきらないと来季のヨーロッパ行きへの希望が完全に断たれます。まずはトッテナム。サイドでの主導権を握り、コウチーニョとダウニングからクオリティの高いパスをどれだけ出せるか、ベイルやレノンをどう封じるかがポイント。3位~5位争いをおもしろくするためにも、ぜひ食い下がっていただきたいと思います。

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“【Wigan×Liverpool】 こちらも3発!スアレス祭りでリヴァプール、アウェイで圧勝” への1件のコメント

  1. makoto より:

    今季のリヴァプールが勝ちきれないのは得点力不足じゃなくてつまらない失点が多いからですよ。

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    プレミア大好き!さん>コメントありがとうございます。そうですね。やらなくてもいい失点は気になるところです。一方、得点力のほうも、波があって、「取る・取れない」の差が激しいのが気になっています。とりわけストーク、WBA、サンダーランド、スウォンジーなど「中位チームを攻めあぐんで取りこぼす」ことが多く、この4チームからわずか2勝で負け越しています。獲るときはすごいんですけどね…。私もだまされて、快勝するたびに「これから上がり目」と書いてきたんですが、なかなか。

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