2020.07.04 選手トピックス
オーバメヤン、モー・サラー…激戦の得点王争い、4人のスタッツとペースを徹底チェック!
15ゴールのラウル・ヒメネスとサディオ・マネ、14ゴールのアントニー・マルシアルとマーカス・ラシュフォードは、残り6試合となると逆転は難しいでしょう。プレミアリーグ2019-20シーズンの得点王争いのお話です。現在、ランキングのTOPに立っているのは、19ゴールを決めているジェイミー・ヴァーディーとピエール・エメリク・オーバメヤン。3位は18ゴールをゲットしたサウサンプトンのダニー・イングスで、17ゴールのモー・サラーまでの4人が、今季プレミアリーグで頂点に立つ可能性があるゴールゲッターといい切っていいのではないでしょうか。キングの称号を得る選手を予想すべく、「今季の足跡」「後半戦ALLと直近のペース」「残り試合の相手」「ビッグ6から奪ったゴール数」を見ていきましょう。
9節のバーンリー戦から8試合連続ゴールという数字を残し、チームの8連勝に貢献したジェイミー・ヴァーディーは、後半戦で完全に失速。年明け以降に出場した10試合は、アストン・ヴィラ戦の2発のみに留まっており、チームも後半戦13試合で4勝4分5敗という苦しい戦いを続けています。昨シーズンまで、ビッグ6相手に通算34ゴールを積んできた上位キラーですが、2019-20シーズンのプレミアリーグで決めたのはアーセナル戦とマン・シティ戦のみ。再開後も絶不調のチームは、アーセナル、シェフィールド・ユナイテッド、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドと難敵ばかりを残しており、後続の逆転を許してしまうのではないかと思われます。
一時は独走態勢だったヴァーディーが待っていてくれたため、昨季プレミアリーグ得点王がミッドウィークの2ゴールで追いつきました。開幕からの7試合で7ゴールとロケットスタートを決めたオーバメヤンは、前半戦の19試合12ゴールに対して、後半戦は11試合で7ゴールとペースをキープしています。9月のノースロンドンダービーで同点ゴールを記録し、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーとのゲームでも結果を出している抜け目ない点取り屋もまた、ウルヴス、レスター、トッテナム、リヴァプールと厳しい試合ばかりを残しています。私のイチ推しはこの人ですが、直近5試合はクルルからのインターセプトとバックパスミスからのごっつぁんゴールのみで、チームメイトからのアシストを得られていないのが気になります。
41ゴールしか挙げていないセインツで、4割を超える18発を積み上げているダニー・イングスは、実は本命なのかもしれません。11月9日のエヴァートン戦からの11試合で10ゴールの固め撃ちを見せたストライカーは、リヴァプール、トッテナム、チェルシー、アーセナル、トッテナムと強豪相手に最も決めている選手でもあります。折り返し以降も13戦7発とコンスタントにチャンスを活かしており、残り試合のビッグ6対決はマンチェスター勢との2試合のみ。降格の危機から脱したチームゆえ、全員で自陣にこもるような戦い方を強いられることなく、最前線に張り続けられるのも好条件です。
最後のひとり、2つのハンディキャップがあるモー・サラーは、鮮やかな逆転劇を見せられるでしょうか。上位対決は、アーセナル、トッテナムとマンチェスター勢から5ゴール。アーセナル戦とチェルシー戦以外はボトム10と、今後の対戦相手も悪くありません。問題は、プレミアリーグ初制覇を果たしたチームのテンションが読めないことです。失うものなしと攻撃的なサッカーを展開するのか、戦う理由なしと若手やサブの選手を多用するのか。クロップ監督は、最後までフルスロットルというポーズを崩さないものと思われますが、前人未到のプレミアリーグ33勝というレコードを追うのをやめたとき、エースも舞台から降りる可能性があります。
競馬になぞらえて表現すれば、本命はオーバメヤン、対抗ダニー・イングス、サラーを押さえてヴァーディーは切るといったところですが、いかがでしょうか。アシストランキングでは、ケヴィン・デブライネがティエリ・アンリが持つ史上最多の20アシストまで3アシストに迫っており、大記録達成の瞬間を目撃することができるのではないかと思います。プレミアリーグ2019-20シーズンは、TOP4フィニッシュ、降格回避、得点王と3つのバトルが最終節にもつれ込むかもしれません。楽しみです!
9節のバーンリー戦から8試合連続ゴールという数字を残し、チームの8連勝に貢献したジェイミー・ヴァーディーは、後半戦で完全に失速。年明け以降に出場した10試合は、アストン・ヴィラ戦の2発のみに留まっており、チームも後半戦13試合で4勝4分5敗という苦しい戦いを続けています。昨シーズンまで、ビッグ6相手に通算34ゴールを積んできた上位キラーですが、2019-20シーズンのプレミアリーグで決めたのはアーセナル戦とマン・シティ戦のみ。再開後も絶不調のチームは、アーセナル、シェフィールド・ユナイテッド、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドと難敵ばかりを残しており、後続の逆転を許してしまうのではないかと思われます。
一時は独走態勢だったヴァーディーが待っていてくれたため、昨季プレミアリーグ得点王がミッドウィークの2ゴールで追いつきました。開幕からの7試合で7ゴールとロケットスタートを決めたオーバメヤンは、前半戦の19試合12ゴールに対して、後半戦は11試合で7ゴールとペースをキープしています。9月のノースロンドンダービーで同点ゴールを記録し、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーとのゲームでも結果を出している抜け目ない点取り屋もまた、ウルヴス、レスター、トッテナム、リヴァプールと厳しい試合ばかりを残しています。私のイチ推しはこの人ですが、直近5試合はクルルからのインターセプトとバックパスミスからのごっつぁんゴールのみで、チームメイトからのアシストを得られていないのが気になります。
41ゴールしか挙げていないセインツで、4割を超える18発を積み上げているダニー・イングスは、実は本命なのかもしれません。11月9日のエヴァートン戦からの11試合で10ゴールの固め撃ちを見せたストライカーは、リヴァプール、トッテナム、チェルシー、アーセナル、トッテナムと強豪相手に最も決めている選手でもあります。折り返し以降も13戦7発とコンスタントにチャンスを活かしており、残り試合のビッグ6対決はマンチェスター勢との2試合のみ。降格の危機から脱したチームゆえ、全員で自陣にこもるような戦い方を強いられることなく、最前線に張り続けられるのも好条件です。
最後のひとり、2つのハンディキャップがあるモー・サラーは、鮮やかな逆転劇を見せられるでしょうか。上位対決は、アーセナル、トッテナムとマンチェスター勢から5ゴール。アーセナル戦とチェルシー戦以外はボトム10と、今後の対戦相手も悪くありません。問題は、プレミアリーグ初制覇を果たしたチームのテンションが読めないことです。失うものなしと攻撃的なサッカーを展開するのか、戦う理由なしと若手やサブの選手を多用するのか。クロップ監督は、最後までフルスロットルというポーズを崩さないものと思われますが、前人未到のプレミアリーグ33勝というレコードを追うのをやめたとき、エースも舞台から降りる可能性があります。
競馬になぞらえて表現すれば、本命はオーバメヤン、対抗ダニー・イングス、サラーを押さえてヴァーディーは切るといったところですが、いかがでしょうか。アシストランキングでは、ケヴィン・デブライネがティエリ・アンリが持つ史上最多の20アシストまで3アシストに迫っており、大記録達成の瞬間を目撃することができるのではないかと思います。プレミアリーグ2019-20シーズンは、TOP4フィニッシュ、降格回避、得点王と3つのバトルが最終節にもつれ込むかもしれません。楽しみです!
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更新ご苦労様です。
レッズサポの当方としては、サラーに3年連続と言うタイトルをとって欲しいのですが、元レッズのイングスにも
得点王をと、、、、考えてしまいます。