2020.07.15 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2019-20
【Chelsea×Norwich】好調ジルーが決勝ゴール!3位キープのチェルシーは、次節が最大の難関…!
プレミアリーグ37節でリヴァプール、ラストはウルヴスと難敵との連戦が控えるチェルシーは、スタンフォード・ブリッジで最下位ノリッジに敗れるわけにはいきません。4位レスター、5位マンチェスター・ユナイテッドが1ポイント差ですぐ後ろにいる激戦のTOP4争い。ランパード監督は、メイソン・マウントをベンチに置いているものの、前と後ろは現在のベストといっていい顔ぶれを揃えています。GKケパ、DFアスピリクエタ、リュディガー、ズマ、マルコス・アロンソ、MFジョルジーニョ、コヴァチッチ、ロフタス=チーク、FWウィリアン、ジルー、プリシッチ。キックオフから当然のようにボールを支配するチェルシーは、執拗にサイドアタックを仕掛けています。
3分、アスピリクエタのアーリークロスがニアに入ると、ロフタス=チークのダイビングヘッドは右にアウト。プレミアリーグ3位のチームは、ノリッジにボールを奪われた後の寄せが速く、圧倒的に攻め続けています。アスピリクエタとマルコス・アロンソは、ウイングよりも高いポジションを取り、ウィリアンとプリシッチはカットインのチャンスを窺っています。16分、コヴァチッチからパスをもらったジョルジーニョがラインの裏に浮かすと、プリシッチは厳しいチェックを受けて打てず。20分にもジョルジーニョが前線に浮き球をフィードし、ゴドフリーが頭に当てたボールがジルーの足元に出ますが、ボレーのタイミングが合わず、クルルが冷静にキャッチしました。
給水の後も、出足がいいチェルシーのペース。27分にズマが攻め上がり、マルコス・アロンソの高速グラウンダーがニアのプリシッチに入ると、左足のボレーはニアポストの外を抜けていきます。30分、コヴァチッチが右に展開し、アスピリクエタのグラウンダーがジルーに届くも、右足の窮屈なボレーはキックミス。35分の左からのCKは、アスピリクエタがニアで頭に当て、右のポスト際に浮いたボールをロフタス=チークがヘッドで折り返しますが、味方に届かず大きくクリアされてしまいます。1分後、リュディガーのクロスがボックス内のプリシッチに通り、好調のウインガーはワントラップで左足ボレー。決定的な一撃はクルルが上に弾き出し、先制を許しません。
チェルシーのサイドアタックが実ったのは48分でした。マルコス・アロンソと連携しながら、左サイドを崩そうとしていたプリシッチが、キャントウェルをかわして中央に浮き球をフィード。落下点にいたジルーのダイビングヘッドに、クルルは反応できません。前半は1-0、シュート数は11対ゼロ。優位に立ったホームチームは、後半に入ってもボールを支配しています。52分、敵陣でテッティから奪ったウィリアンが自ら持ち込み、ボックス右からシュートを放つと、ジャマール・ルイスが足に当ててCK。60分にロングフィードを追いかけたプリシッチは、飛び出したクルルに蹴り出され、追加点のチャンスを活かせませんでした。
66分、サイドチェンジを受けたマルコス・アロンソがプリシッチとのワンツーで縦に上がると、折り返しを叩いたアスピリクエタのダイレクトショットはクロスバー越え。追加点がほしいランパード監督は、66分にロフタス=チークに代えてロス・バークリーを投入します。72分、アスピリクエタのクロスに合わせたジルー―のヘッドは、高く浮いてしまいました。3分後、左に流れたジルーがラインの裏に浮かすと、走り込んだプリシッチが左足でコースを変えますが、クルルが左に飛んでセーブ。76分、アスピリクエタのロングクロスがファーでフリーのマルコス・アロンソに届きますが、飛び出したクルルがヘディングシュートを体に当てて難を逃れました。
残り10分、マルコス・アロンソに代わってリース・ジェームズ。85分、ニアを狙ったウィリアンのグラウンダーに飛び込んだジルーは、左足のボレーをコントロールできません。89分のウィリアンのFKは、クルルがセーブ。ケパの仕事は、時折来るバックパスを左右につなぐだけで、オンターゲットがないまま93分を終えました。1-0ながら、チェルシー完勝。今は結果がすべて。次節は最大の難関、アンフィールドのリヴァプール戦です。直近のプレミアリーグ10試合で6ゴールのジルーと、再開以降の7試合で3ゴール3アシストのプリシッチに、いかにいいボールを集めるかがポイントになるのではないでしょうか。決戦は1週間後、必見です。
3分、アスピリクエタのアーリークロスがニアに入ると、ロフタス=チークのダイビングヘッドは右にアウト。プレミアリーグ3位のチームは、ノリッジにボールを奪われた後の寄せが速く、圧倒的に攻め続けています。アスピリクエタとマルコス・アロンソは、ウイングよりも高いポジションを取り、ウィリアンとプリシッチはカットインのチャンスを窺っています。16分、コヴァチッチからパスをもらったジョルジーニョがラインの裏に浮かすと、プリシッチは厳しいチェックを受けて打てず。20分にもジョルジーニョが前線に浮き球をフィードし、ゴドフリーが頭に当てたボールがジルーの足元に出ますが、ボレーのタイミングが合わず、クルルが冷静にキャッチしました。
給水の後も、出足がいいチェルシーのペース。27分にズマが攻め上がり、マルコス・アロンソの高速グラウンダーがニアのプリシッチに入ると、左足のボレーはニアポストの外を抜けていきます。30分、コヴァチッチが右に展開し、アスピリクエタのグラウンダーがジルーに届くも、右足の窮屈なボレーはキックミス。35分の左からのCKは、アスピリクエタがニアで頭に当て、右のポスト際に浮いたボールをロフタス=チークがヘッドで折り返しますが、味方に届かず大きくクリアされてしまいます。1分後、リュディガーのクロスがボックス内のプリシッチに通り、好調のウインガーはワントラップで左足ボレー。決定的な一撃はクルルが上に弾き出し、先制を許しません。
チェルシーのサイドアタックが実ったのは48分でした。マルコス・アロンソと連携しながら、左サイドを崩そうとしていたプリシッチが、キャントウェルをかわして中央に浮き球をフィード。落下点にいたジルーのダイビングヘッドに、クルルは反応できません。前半は1-0、シュート数は11対ゼロ。優位に立ったホームチームは、後半に入ってもボールを支配しています。52分、敵陣でテッティから奪ったウィリアンが自ら持ち込み、ボックス右からシュートを放つと、ジャマール・ルイスが足に当ててCK。60分にロングフィードを追いかけたプリシッチは、飛び出したクルルに蹴り出され、追加点のチャンスを活かせませんでした。
66分、サイドチェンジを受けたマルコス・アロンソがプリシッチとのワンツーで縦に上がると、折り返しを叩いたアスピリクエタのダイレクトショットはクロスバー越え。追加点がほしいランパード監督は、66分にロフタス=チークに代えてロス・バークリーを投入します。72分、アスピリクエタのクロスに合わせたジルー―のヘッドは、高く浮いてしまいました。3分後、左に流れたジルーがラインの裏に浮かすと、走り込んだプリシッチが左足でコースを変えますが、クルルが左に飛んでセーブ。76分、アスピリクエタのロングクロスがファーでフリーのマルコス・アロンソに届きますが、飛び出したクルルがヘディングシュートを体に当てて難を逃れました。
残り10分、マルコス・アロンソに代わってリース・ジェームズ。85分、ニアを狙ったウィリアンのグラウンダーに飛び込んだジルーは、左足のボレーをコントロールできません。89分のウィリアンのFKは、クルルがセーブ。ケパの仕事は、時折来るバックパスを左右につなぐだけで、オンターゲットがないまま93分を終えました。1-0ながら、チェルシー完勝。今は結果がすべて。次節は最大の難関、アンフィールドのリヴァプール戦です。直近のプレミアリーグ10試合で6ゴールのジルーと、再開以降の7試合で3ゴール3アシストのプリシッチに、いかにいいボールを集めるかがポイントになるのではないでしょうか。決戦は1週間後、必見です。
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更新ありがとうございます。久々の再開からなぜか早朝帯(日本時間)が多いチェルシー、ファンであっても3日おきのペースで試合を見続けるのが正直しんどい中、こまめに情報と見通しを散りばめながらのレポート、本当にお疲れ様です。
選手も相当な疲労の中しばらくぶりに少し休めるので、FA杯、リバプールとハードな連戦に向けて充電して欲しいと思います。前線のベテラン&プリシッチが好調な中、来季はとても楽しみな新戦力もいるのでなんとしてもCL枠を確保してもらいたいものです。最終節にユナイテッド×レスターがあるので、とにかくリバプール戦では勝ち点を取って欲しいですね。