2020.07.16 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2019-20
【Arsenal×Liverpool】ファン・ダイク&アリソン、痛恨のミス!アーセナルがシュート3本で逆転勝利!
ノースロンドンダービーで逆転負けを喫したアルテタ監督は、メンバーを一新して大事なゲームに臨んでいます。プレミアリーグ36節、アーセナルVSリヴァプール。敗れればEL出場権獲得が絶望的となるホームチームは、プレミアリーグ王者から3ポイントをゲットすることができるでしょうか。打開策を見出したい若き指揮官は、ホールディング、ルーカス・トレイラ、ネルソンをスタメン起用しています。GKマルティネス、3バックはホールディング、ダヴィド・ルイス、ティアニー。中盤センターにルーカス・トレイラとジャカ、アウトサイドはセドリク・ソアレスとネルソン、3トップにニコラ・ペペ、サカ、ラカゼットという並びでしょう。
クロップ監督の11人はいつもの顔ぶれです。アリソン、アーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン、ワイナルドゥム、ファビーニョ、チェンバレン、サラー、フィルミーノ、マネ。キックオフから5分は、互角の展開です。サカとニコラ・ペペの突破力を活かそうとするガナーズに対して、レッズは縦に急がず確実につなぐフットボール。ホールディングがマネを倒した11分のFKは、マルティネスがロバートソンの球筋を読んでいました。その1分後、マルティネスのキックに詰めたフィルミーノが足に当て、ボールは左のポストにヒット。5ヵ月前なら、グーナーのどよめきとレッズサポーターのため息が聞こえてくるような危ないシーンでした。
両者ともシュートチャンスがほとんどないまま、15分が経過。20分の先制ゴールのシーンは、ヘディングで前線に送った後のロバートソンのコース取りが秀逸でした。フィルミーノがサイドに出たのを見て、一旦は中央に絞りますが、カットインする9番に合わせるようにボックス左にスライド。縦パスを受けたSBが速いグラウンダーを入れると、走り込んだマネのボレーがゴールの真ん中に突き刺さりました。0-1となった直後、ホールディングのロングフィードでネルソンが抜け出し、ボックス右でフリー。打つべきシーンでしたが、24番はクロスを選び、カットされてしまいました。22分のレッズのCKは、ファン・ダイクのヘディングシュートがマルティネスの正面です。
32分、ファン・ダイクが珍しいミス。後ろからネルソンにチェックされ、ファールをアピールしている間にこぼれ球をラカゼットがカットし、アリソンをかわした9番のフィニッシュがゴールに転がりました。今季プレミアリーグ10発めは、チームの初めてのシュート。36分に左サイドを突破したマネのクロスは、サラーが頭に当てるのが精一杯でした。39分のCKをヘッドで狙ったマネは、うまくコントロールできず。42分にホールディングがファビーニョに奪われ、フィルミーノからサラーにつながったショートカウンターは、ダヴィド・ルイスがブロックして事なきをえました。
44分、今度はアリソンが珍しいキックミス。左サイドに蹴ったボールをラカゼットにさらわれ、グラウンダーを受けたネルソンがフリーのシュートを落ち着いてゴール左に収めました。前半は2-1。後半開始直後に、ルーカス・トレイラとアーノルドがイエローカードをもらいました。49分、マネのクロスからの混戦は、ロバートソンの連打がDFに阻まれ、サラーのシュートはダヴィド・ルイスがブロック。51分、縦パスを受けたワイナルドゥムがボックス左を突破し、ニアに折り返したボールをマネがボレー。体に当ててCKに逃れたのは、またしてもダヴィド・ルイスでした。
クロップ監督の11人はいつもの顔ぶれです。アリソン、アーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン、ワイナルドゥム、ファビーニョ、チェンバレン、サラー、フィルミーノ、マネ。キックオフから5分は、互角の展開です。サカとニコラ・ペペの突破力を活かそうとするガナーズに対して、レッズは縦に急がず確実につなぐフットボール。ホールディングがマネを倒した11分のFKは、マルティネスがロバートソンの球筋を読んでいました。その1分後、マルティネスのキックに詰めたフィルミーノが足に当て、ボールは左のポストにヒット。5ヵ月前なら、グーナーのどよめきとレッズサポーターのため息が聞こえてくるような危ないシーンでした。
両者ともシュートチャンスがほとんどないまま、15分が経過。20分の先制ゴールのシーンは、ヘディングで前線に送った後のロバートソンのコース取りが秀逸でした。フィルミーノがサイドに出たのを見て、一旦は中央に絞りますが、カットインする9番に合わせるようにボックス左にスライド。縦パスを受けたSBが速いグラウンダーを入れると、走り込んだマネのボレーがゴールの真ん中に突き刺さりました。0-1となった直後、ホールディングのロングフィードでネルソンが抜け出し、ボックス右でフリー。打つべきシーンでしたが、24番はクロスを選び、カットされてしまいました。22分のレッズのCKは、ファン・ダイクのヘディングシュートがマルティネスの正面です。
32分、ファン・ダイクが珍しいミス。後ろからネルソンにチェックされ、ファールをアピールしている間にこぼれ球をラカゼットがカットし、アリソンをかわした9番のフィニッシュがゴールに転がりました。今季プレミアリーグ10発めは、チームの初めてのシュート。36分に左サイドを突破したマネのクロスは、サラーが頭に当てるのが精一杯でした。39分のCKをヘッドで狙ったマネは、うまくコントロールできず。42分にホールディングがファビーニョに奪われ、フィルミーノからサラーにつながったショートカウンターは、ダヴィド・ルイスがブロックして事なきをえました。
44分、今度はアリソンが珍しいキックミス。左サイドに蹴ったボールをラカゼットにさらわれ、グラウンダーを受けたネルソンがフリーのシュートを落ち着いてゴール左に収めました。前半は2-1。後半開始直後に、ルーカス・トレイラとアーノルドがイエローカードをもらいました。49分、マネのクロスからの混戦は、ロバートソンの連打がDFに阻まれ、サラーのシュートはダヴィド・ルイスがブロック。51分、縦パスを受けたワイナルドゥムがボックス左を突破し、ニアに折り返したボールをマネがボレー。体に当ててCKに逃れたのは、またしてもダヴィド・ルイスでした。
54分、ファン・ダイクのロングフィードがアーノルドへ。グラウンダーをトラップしたサラーは、ダヴィド・ルイスのチェックをボールを引いてかわして、ノーステップで枠に飛ばしますが、マルティネスがバーの上に押し出すビッグセーブ。アルテタ監督は、57分にルーカス・トレイラ、ネルソン、ラカゼットを一気に下げ、ダニ・セバージョス、ウィロック、オーバメヤンを送り出します。59分にアーノルドの浮き球に反応したワイナルドゥムは、競り勝ちながらもヘディングを浮かしてしまいました。クロップ監督の最初のカードは61分。フィルミーノとチェンバレンに代えて南野拓実とナビ・ケイタです。
62分、マネの縦パスを左で受けた南野のシュートは、ファーポストの外。67分にマネのグラウンダーで混戦になると、ファン・ダイクのパスがダニー・セバージョスに当たって南野の前に出ますが、ティアニーと接触した18番は体勢を崩して打てませんでした。70分、マネのクロスに合わせたサラーのヘッドはGKの正面。プレミアリーグ王者が一方的に攻める展開となり、オーバメヤンは左サイドで消えています。75分のショートコーナーは、ロバートソンのクロスを叩いたファン・ダイクのヘッドが右にアウト。セドリク・ソアレスのポジションにメートランド=ナイルズが入った直後に、ジャカが膝を押さえて倒れ込んでしまいました。
ピッチに戻ったセントラルMFは、81分にナビ・ケイタを削ってイエローカード。クロップ監督は、82分にサラーとワイナルドゥムを下げ、オリギとシャキリで勝負です。アルテタ監督は、残り5分でサカに代えてコラシナツ。ロバートソンの斜めのパスで裏に抜けたマネは、フィニッシュを左に外してしまいました。89分のナビ・ケイタのミドルは、マルティネスが悠々とキャッチ。オーバメヤンの浮き球をミートできなかったウィロックのボレーが、ガナーズの後半最初のシュートです。95分のアーノルドのミドルもマルティネスがセーブし、CKも味方に届かずタイムアップ。守備陣の集中力の差が、勝負に直結した一戦でした。
シュート数は3対24!MVPは3バックとマルティネス、ひとりに絞るならシュートブロックが素晴らしかったダヴィド・ルイスでいかがでしょう。試合を重ねるたびにプレミアリーグレコードの可能性を潰しているリヴァプールは、勝ち点100と33勝を手離しました。CLで勝ち残っていれば、戦い続ける理由を失うこともなく、アリソンとファン・ダイクのミスで負けるというローテンションのゲームは避けられたのではないでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、「次のチェルシー戦は、くれぐれもよろしくお願いします」と釘を刺しておきたいと思います。
ウルヴスがバーンリーに引き分けたため、何とか勝ったガナーズのEL出場権ゲットの可能性が高まりました。アストン・ヴィラとワトフォードに連勝し、ウルヴス、トッテナム、シェフィールド・ユナイテッドが3ポイントに留まれば、6位か7位で欧州行きのチケットが手に入ります。レッズの猛攻に耐えたチームは、チャンスを活かすことができるでしょうか。一次試験は、21日のヴィラ・パークです。プレミアリーグ後半戦のアウェイで2勝3分3敗というスタッツが気になるところではありますが、果たして…!
62分、マネの縦パスを左で受けた南野のシュートは、ファーポストの外。67分にマネのグラウンダーで混戦になると、ファン・ダイクのパスがダニー・セバージョスに当たって南野の前に出ますが、ティアニーと接触した18番は体勢を崩して打てませんでした。70分、マネのクロスに合わせたサラーのヘッドはGKの正面。プレミアリーグ王者が一方的に攻める展開となり、オーバメヤンは左サイドで消えています。75分のショートコーナーは、ロバートソンのクロスを叩いたファン・ダイクのヘッドが右にアウト。セドリク・ソアレスのポジションにメートランド=ナイルズが入った直後に、ジャカが膝を押さえて倒れ込んでしまいました。
ピッチに戻ったセントラルMFは、81分にナビ・ケイタを削ってイエローカード。クロップ監督は、82分にサラーとワイナルドゥムを下げ、オリギとシャキリで勝負です。アルテタ監督は、残り5分でサカに代えてコラシナツ。ロバートソンの斜めのパスで裏に抜けたマネは、フィニッシュを左に外してしまいました。89分のナビ・ケイタのミドルは、マルティネスが悠々とキャッチ。オーバメヤンの浮き球をミートできなかったウィロックのボレーが、ガナーズの後半最初のシュートです。95分のアーノルドのミドルもマルティネスがセーブし、CKも味方に届かずタイムアップ。守備陣の集中力の差が、勝負に直結した一戦でした。
シュート数は3対24!MVPは3バックとマルティネス、ひとりに絞るならシュートブロックが素晴らしかったダヴィド・ルイスでいかがでしょう。試合を重ねるたびにプレミアリーグレコードの可能性を潰しているリヴァプールは、勝ち点100と33勝を手離しました。CLで勝ち残っていれば、戦い続ける理由を失うこともなく、アリソンとファン・ダイクのミスで負けるというローテンションのゲームは避けられたのではないでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、「次のチェルシー戦は、くれぐれもよろしくお願いします」と釘を刺しておきたいと思います。
ウルヴスがバーンリーに引き分けたため、何とか勝ったガナーズのEL出場権ゲットの可能性が高まりました。アストン・ヴィラとワトフォードに連勝し、ウルヴス、トッテナム、シェフィールド・ユナイテッドが3ポイントに留まれば、6位か7位で欧州行きのチケットが手に入ります。レッズの猛攻に耐えたチームは、チャンスを活かすことができるでしょうか。一次試験は、21日のヴィラ・パークです。プレミアリーグ後半戦のアウェイで2勝3分3敗というスタッツが気になるところではありますが、果たして…!
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更新ご苦労様です。最速の優勝は喜ばしく誇れるのですが、その分目的を見失ったチームの維持は難しいのか、、、。集中力が幾分散漫なプレーも見受けられ、、、うーんチェルシー戦も心配です。翻って本日のガナーズは相手ミスからの逆転劇とその後の耐える守備は称賛すべきでしょう。彼らも、この1勝は大きく週末のFAカップへ気持ちよく行けるのではないでしょうか。
月とすっぽん
びっくりするぐらいの差だな。なんのモチヴェーションもない相手、ベスメン並べてるが明らかに七掛け程度の相手にここまで質の違いを見せつけられるのね。もやは悔しさすらない。トホホ。
リヴァプールは目標とすべきチームだと思ってたけど、無理だよ。少なくとも現時点では。
何だろう。すべての局面で判断のスピードが違うんだろうな。
自分の自摸番が来る前にいくつかのパターンをイメージして切る牌を予め決めてる奴(リバ)
自模ってから無意味な理牌しつつどれを切ろうか考えてる奴(我らがアーセナル)
自分が選ぶならMOTMはラカZ。こんな試合でも勝ちは勝ちか。
エミマルは方々で言われてる通りキャッチングが素晴らしい。リーグ再開後唯一のポジティブだね。長く辛い下積みが終わったんだと思いたい。レノが回復したらどうなるかわからんが頑張ってくれ。グーナーはみんなお前を応援してるよ。
更新ありがとうございます。
全勝優勝をも期待させてくれた時期があっただけに、すっきりしない試合が続いています。目標喪失のせいだけでなく、ヘンダーソンがいないとどこか別のチームのようです。
無観客がアンフィールドに及ぼす影響は絶大に見えますが、リーグ戦ホーム連続無敗記録まで途絶えたらやるせないですね…