2020.09.25 移籍ニュース2020-21移籍ニュース
新戦力6人で300億円超!? チェルシーが新守護神エドゥアール・メンディの獲得を発表!
チェルシーが、ついに新しい守護神を獲得しました。「スカイスポーツ」によると、レンヌGKエドゥアール・メンディとの契約は5年で、移籍金は2200万ポンド(約29億5000万円)。2018年8月、ケパ・アリサバラガを引き入れた際にアスレティック・ビルバオに支払った7100万ポンドの1/3以下です。GKとしてプレミアリーグ最高額と騒がれたスペイン代表の守護神は、2019-20シーズンから長いスランプにあえいでいました。データ分析に定評がある「スカイスポーツ」は、さっそく2人の守護神のスタッツを比較しています。
1試合あたりの失点は、メンディの0.80に対してケパは1.43。試合を経るたびに2.44回のセーブを見せているリーグアンのGKに対して、プレミアリーグのほうは1.71回です。リーグ戦のクリーンシートが9回のメンディは、1試合あたりに直すと0.36。8回のケパは0.23と、ここでも下回っています。セネガル代表の入団をいち早く報じた「BBC」が取り上げたデータも、明らかにメンディのほうが優秀です。セーブ率は76.3%対53.5%。114分で1失点の新守護神に対して、不振から抜け出せないGKは63分で1失点を喫しています。
唯一、ケパに軍配が上がるのはパス成功率で、メンディの70.1%に対して79.7%。25歳のケパより3つ年上のGKは、ビルドアップにおける安定感が課題となる可能性があります。ケパの身長は186cm、メンディは197cm。度重なるミスに委縮してしまったからか、ハイボールに対するカバレッジが極端に狭くなっていたケパの前にいるCBたちは、負担を減らしてくれるGKの加入を歓迎するのではないかと思われます。
「チェルシーに入団できて、とてもうれしい。こんなチームに入れるなんて、夢みたいだ。ランパード監督やスタッフとともにプレイするのを楽しみにしている。チームメイトにも早く会いたいし、チェルシーでのキャリアをスタートしたい」(エドゥアール・メンディ)
「ペトル・チェフとスタッフが、現在のチームに最も必要なGKはエドゥアールと判断してから、ターゲットを彼に絞っていた。昨シーズンのレンヌで素晴らしい活躍を披露し、さらなるステップアップを目論んでいる。彼の入団を歓迎したい」(マリナ・グラノフスカイア)
28歳のGKに懸念があるとすれば、リーグアン以外でプレイするのが初めてで、チャンピオンズリーグの経験がないことです。当たりが激しいプレミアリーグに面食らうGKが少なくないなかで、チームにスムーズにフィットしなければ、またもカバジェロが忙しくなるかもしれません。デビュー戦は、目前のWBA戦か、クリスタル・パレスをスタンフォード・ブリッジに迎える4節のロンドンダービーか。新たなGKとCBの動きに注目したいと思います。
メンディ獲得に2200万ポンドを費やしたチェルシーは、ツィエク、ヴェルナー、カイ・ハヴェルツ、チルウェル、チアゴ・シウヴァとGKにトータル2億2700万ポンド(約304億円)を投資。コロナウイルスによるパンデミックで無観客試合が続くなかで、どこにそんな金があるんだと訝しむ向きもあるかと思いますが、アザールとモラタの売却で得た1億3800万ポンドを引くと、出費は9000万ポンドとなります(単純計算ではありますが)。
ちなみに、リヴァプールが2019年の夏から今年にかけて使った補強費は8130万ポンド。1年前に補強禁止処分を喰らっていたクラブが、ランパード体制の2年めに投資を集中させただけと捉えるのが冷静でしょう。とはいえ、顔ぶれを見るとビビりますね。半年後、新生チェルシーはどんな進化を遂げているのでしょうか。楽しみ…いや、恐怖です。
1試合あたりの失点は、メンディの0.80に対してケパは1.43。試合を経るたびに2.44回のセーブを見せているリーグアンのGKに対して、プレミアリーグのほうは1.71回です。リーグ戦のクリーンシートが9回のメンディは、1試合あたりに直すと0.36。8回のケパは0.23と、ここでも下回っています。セネガル代表の入団をいち早く報じた「BBC」が取り上げたデータも、明らかにメンディのほうが優秀です。セーブ率は76.3%対53.5%。114分で1失点の新守護神に対して、不振から抜け出せないGKは63分で1失点を喫しています。
唯一、ケパに軍配が上がるのはパス成功率で、メンディの70.1%に対して79.7%。25歳のケパより3つ年上のGKは、ビルドアップにおける安定感が課題となる可能性があります。ケパの身長は186cm、メンディは197cm。度重なるミスに委縮してしまったからか、ハイボールに対するカバレッジが極端に狭くなっていたケパの前にいるCBたちは、負担を減らしてくれるGKの加入を歓迎するのではないかと思われます。
「チェルシーに入団できて、とてもうれしい。こんなチームに入れるなんて、夢みたいだ。ランパード監督やスタッフとともにプレイするのを楽しみにしている。チームメイトにも早く会いたいし、チェルシーでのキャリアをスタートしたい」(エドゥアール・メンディ)
「ペトル・チェフとスタッフが、現在のチームに最も必要なGKはエドゥアールと判断してから、ターゲットを彼に絞っていた。昨シーズンのレンヌで素晴らしい活躍を披露し、さらなるステップアップを目論んでいる。彼の入団を歓迎したい」(マリナ・グラノフスカイア)
28歳のGKに懸念があるとすれば、リーグアン以外でプレイするのが初めてで、チャンピオンズリーグの経験がないことです。当たりが激しいプレミアリーグに面食らうGKが少なくないなかで、チームにスムーズにフィットしなければ、またもカバジェロが忙しくなるかもしれません。デビュー戦は、目前のWBA戦か、クリスタル・パレスをスタンフォード・ブリッジに迎える4節のロンドンダービーか。新たなGKとCBの動きに注目したいと思います。
メンディ獲得に2200万ポンドを費やしたチェルシーは、ツィエク、ヴェルナー、カイ・ハヴェルツ、チルウェル、チアゴ・シウヴァとGKにトータル2億2700万ポンド(約304億円)を投資。コロナウイルスによるパンデミックで無観客試合が続くなかで、どこにそんな金があるんだと訝しむ向きもあるかと思いますが、アザールとモラタの売却で得た1億3800万ポンドを引くと、出費は9000万ポンドとなります(単純計算ではありますが)。
ちなみに、リヴァプールが2019年の夏から今年にかけて使った補強費は8130万ポンド。1年前に補強禁止処分を喰らっていたクラブが、ランパード体制の2年めに投資を集中させただけと捉えるのが冷静でしょう。とはいえ、顔ぶれを見るとビビりますね。半年後、新生チェルシーはどんな進化を遂げているのでしょうか。楽しみ…いや、恐怖です。
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これだけ思い通りの補強をしても結果を出せない時があるのがフットボールですね
そこはまぁ監督の腕にも当然よるのですが
しかしひさしぶりに華やかな補強ニュースが多く、やはりワクワクします
一度でもブルーズになってくれたからには信じて応援しますよ!