2020.09.27 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Brighton×MAN.UTD】脚本・演出ブルーノ・フェルナンデス!最大の見せ場はタイムアップ後のPK!
プレミアリーグ3節のランチタイムキックオフは、ブライトンVSマンチェスター・ユナイテッド。オールド・トラフォードの開幕戦でクリスタル・パレスに完敗したチームは、昨季プレミアリーグ終盤戦のベストメンバーをぶつけてきました。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、MFマティッチ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、マルシアル、ラシュフォード。セルハースト・パークでデビュー戦ゴールを決めたドニー・ファン・デ・ベークは、ベンチスタートです。
キックオフから主導権を握っているのはマンチェスター・ユナイテッド。奪ったボールをシンプルに前に運ぼうとするブライトンは、サイドアタックに徹するようです。最初のチャンスは9分のブライトン。左からのボールをボックス手前で受けたトロサールのミドルは、デ・ヘアのグローブをかすめて左のポストに直撃しました。ファイナルサードでのパスの精度が低いアウェイチームは、15分を過ぎてもシュートを打てません。
17分、ランプティのミスパスをボックスの左コーナーでさらったグリーンウッドは、左足で狙う際に力んでしまい、ボールはファーポストの外。2分後、左サイドのブルーノ・フェルナンデスがゴールに向かって曲がるボールを蹴ると、マルシアルの頭上を越えてポストの脇を抜けていきます。21分に縦パスがトロサールに入り、振り向きざまの左足シュートは右のポストにヒット。29分のホームチームのFKは、左から上がったボールがボックス右のモペイに届き、折り返しに反応したウェブスターのヘッドはデ・ヘアがバーすれすれで弾き出しました。
39分、リヴァプールからやってきたアダム・ララナが右のランプティに展開すると、ブルーノ・フェルナンデスが足を引っかけてしまいPK。モペイがチップキックでタイミングを外し、昨季プレミアリーグ15位が先制です。43分、ブルーノ・フェルナンデスが左からのFKをファーに上げると、飛び込んだマティッチが左足アウトで折り返し、中のマグワイアが左足アウトで押し込みました。前半は1-1、シュート数は7対3。マンチェスター・ユナイテッドは、出足のいいブライトンにデュエルで勝てなくなり、中盤とSBが守備に忙殺される展開を強いられています。
46分、ロングフィードで裏に抜けたコノリーとポグバが交錯しますが、PKのジャッジはVARによって取り消しとなります。52分にポグバ、マルシアル、グリーンウッドと左につながり、グラウンダーを押し込んだラシュフォードもVARでオフサイド。55分に自陣からブルーノ・フェルナンデスが出したスルーパスはエクセレント。切り返しでベン・ホワイトを振り回したラシュフォードが左足で蹴り込み、マンチェスター・ユナイテッドが逆転に成功しました。
60分に右から崩そうとしたブライトンは、中央でパスを受けたモペイがマグワイアのチェックを嫌って左に流し、フリーのソリー・マーチのシュートは本日3度めの「Hit woodwork」。スールシャール監督は、攻撃に絡めなかったポグバに代えてフレッジを投入します。左からカットインしたソリー・マーチがモペイに預けたのは67分。3人に囲まれたアタッカーが、左から強引に打ったシュートはデ・ヘアの正面です。
76分、右のジャハンバクシュが仕掛けたカウンターは、サイドチェンジを受けたトロサールの左足シュートがクロスバー!赤いシャツは全員が自陣に引いているにも関わらず、ボックス左でソリー・マーチがフリーになるシーンが目立ちます。劣勢のチームの指揮官は、83分にグリーンウッドをバイリーに代え、3バックにシフト。90分にはマルシアルが下がり、ファン・デ・ベークで中盤を厚くしました。
93分、右からのクロスをソリー・マーチが折り返し、アルザテのシュートがトロサールの足元にこぼれると、至近距離からの一撃はデ・ヘアがブロック。諦めなかったブライトンは、右サイドを執拗に攻め、ジャハンバクシュのクロスをソリー・マーチがヘッドで押し込んだときには追加タイムは残り30秒でした。2-2、マンチェスター・ユナイテッドの最初で最後のCKは、マグワイアのヘッドをゴールラインのソリー・マーチがクリア。タイムアップの笛がなった後、マグワイアの抗議でレフェリーがモニターに駆け寄っています。
マグワイアのヘディングにモペイが手でタッチしており、PK!ブルーノ・フェルナンデスが確実に決め、マンチェスター・ユナイテッドが劇的な勝利で3ポイントをゲットしました。
2失点の元凶はブルーノ・フェルナンデス。3ゴールの起点も、すべてブルーノ・フェルナンデスでした。ランプティを引っかけてPKを取られた3分後、同点ゴールを生んだピンポイントのFK。決勝ゴールをお膳立てした超絶スルーパス。終了間際にソリー・マーチのチェックを怠り、勝ち点ロストの戦犯になりかけた直後に、マグワイアの頭に合わせる素晴らしいCKを蹴り、自らのPKでヒーローになりました。
大苦戦の最大の原因は、運動量不足です。前線のプレスは緩く、ボールを奪われた後の対応もスローで、ソリー・マーチをノーマークにし続けた守備は最後まで修正できませんでした。マルシアルとポグバの調子が上がらなければ、次節のトッテナム戦も厳しい試合になりそうです。ここは思い切って、ファン・デ・ベークやマタをスタメンに抜擢するという手もあるのではないでしょうか。こんな試合でも3ポイントを得られたことを素直に喜びつつ、チームを活性化させる戦術と選手起用に期待したいと思います。レギュラーをぐりぐりに固定して勝ってきた監督ゆえ、不安ではありますが…。
キックオフから主導権を握っているのはマンチェスター・ユナイテッド。奪ったボールをシンプルに前に運ぼうとするブライトンは、サイドアタックに徹するようです。最初のチャンスは9分のブライトン。左からのボールをボックス手前で受けたトロサールのミドルは、デ・ヘアのグローブをかすめて左のポストに直撃しました。ファイナルサードでのパスの精度が低いアウェイチームは、15分を過ぎてもシュートを打てません。
17分、ランプティのミスパスをボックスの左コーナーでさらったグリーンウッドは、左足で狙う際に力んでしまい、ボールはファーポストの外。2分後、左サイドのブルーノ・フェルナンデスがゴールに向かって曲がるボールを蹴ると、マルシアルの頭上を越えてポストの脇を抜けていきます。21分に縦パスがトロサールに入り、振り向きざまの左足シュートは右のポストにヒット。29分のホームチームのFKは、左から上がったボールがボックス右のモペイに届き、折り返しに反応したウェブスターのヘッドはデ・ヘアがバーすれすれで弾き出しました。
39分、リヴァプールからやってきたアダム・ララナが右のランプティに展開すると、ブルーノ・フェルナンデスが足を引っかけてしまいPK。モペイがチップキックでタイミングを外し、昨季プレミアリーグ15位が先制です。43分、ブルーノ・フェルナンデスが左からのFKをファーに上げると、飛び込んだマティッチが左足アウトで折り返し、中のマグワイアが左足アウトで押し込みました。前半は1-1、シュート数は7対3。マンチェスター・ユナイテッドは、出足のいいブライトンにデュエルで勝てなくなり、中盤とSBが守備に忙殺される展開を強いられています。
46分、ロングフィードで裏に抜けたコノリーとポグバが交錯しますが、PKのジャッジはVARによって取り消しとなります。52分にポグバ、マルシアル、グリーンウッドと左につながり、グラウンダーを押し込んだラシュフォードもVARでオフサイド。55分に自陣からブルーノ・フェルナンデスが出したスルーパスはエクセレント。切り返しでベン・ホワイトを振り回したラシュフォードが左足で蹴り込み、マンチェスター・ユナイテッドが逆転に成功しました。
60分に右から崩そうとしたブライトンは、中央でパスを受けたモペイがマグワイアのチェックを嫌って左に流し、フリーのソリー・マーチのシュートは本日3度めの「Hit woodwork」。スールシャール監督は、攻撃に絡めなかったポグバに代えてフレッジを投入します。左からカットインしたソリー・マーチがモペイに預けたのは67分。3人に囲まれたアタッカーが、左から強引に打ったシュートはデ・ヘアの正面です。
76分、右のジャハンバクシュが仕掛けたカウンターは、サイドチェンジを受けたトロサールの左足シュートがクロスバー!赤いシャツは全員が自陣に引いているにも関わらず、ボックス左でソリー・マーチがフリーになるシーンが目立ちます。劣勢のチームの指揮官は、83分にグリーンウッドをバイリーに代え、3バックにシフト。90分にはマルシアルが下がり、ファン・デ・ベークで中盤を厚くしました。
93分、右からのクロスをソリー・マーチが折り返し、アルザテのシュートがトロサールの足元にこぼれると、至近距離からの一撃はデ・ヘアがブロック。諦めなかったブライトンは、右サイドを執拗に攻め、ジャハンバクシュのクロスをソリー・マーチがヘッドで押し込んだときには追加タイムは残り30秒でした。2-2、マンチェスター・ユナイテッドの最初で最後のCKは、マグワイアのヘッドをゴールラインのソリー・マーチがクリア。タイムアップの笛がなった後、マグワイアの抗議でレフェリーがモニターに駆け寄っています。
マグワイアのヘディングにモペイが手でタッチしており、PK!ブルーノ・フェルナンデスが確実に決め、マンチェスター・ユナイテッドが劇的な勝利で3ポイントをゲットしました。
2失点の元凶はブルーノ・フェルナンデス。3ゴールの起点も、すべてブルーノ・フェルナンデスでした。ランプティを引っかけてPKを取られた3分後、同点ゴールを生んだピンポイントのFK。決勝ゴールをお膳立てした超絶スルーパス。終了間際にソリー・マーチのチェックを怠り、勝ち点ロストの戦犯になりかけた直後に、マグワイアの頭に合わせる素晴らしいCKを蹴り、自らのPKでヒーローになりました。
大苦戦の最大の原因は、運動量不足です。前線のプレスは緩く、ボールを奪われた後の対応もスローで、ソリー・マーチをノーマークにし続けた守備は最後まで修正できませんでした。マルシアルとポグバの調子が上がらなければ、次節のトッテナム戦も厳しい試合になりそうです。ここは思い切って、ファン・デ・ベークやマタをスタメンに抜擢するという手もあるのではないでしょうか。こんな試合でも3ポイントを得られたことを素直に喜びつつ、チームを活性化させる戦術と選手起用に期待したいと思います。レギュラーをぐりぐりに固定して勝ってきた監督ゆえ、不安ではありますが…。
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