2020.10.10 選手トピックス
ガレス・ベイル、ハメス・ロドリゲス、カバーニ…ウィルシャー⁉ 今季はワールドクラスの巻き返しに注目!
開幕のスパーズ戦からフル出場を果たし、プレミアリーグ4戦3ゴール2アシストでエヴァートンの首位快走を実現させたハメス・ロドリゲスを「完全復活!」と称賛するのは時期尚早でしょうか。2020-21シーズンの楽しみのひとつとして、欧州のトップクラブで出番を失ったワールドクラスの巻き返しストーリーがあります。「スカイスポーツ」の独占インタビューで選手の野望を問われて、「間違いなくプレミアリーグで勝つことだ」と返したのは、ガレス・ベイルのエージェントであるジョナサン・バーネット氏です。2015-16シーズンのラ・リーガで23試合19ゴール11アシストという輝かしい記録を打ち立てたレフティは、負傷を繰り返すうちにパフォーマンスを落とし、昨季は16試合2ゴール2アシストという無残な数字に終わりました。
「お金の問題ではなかった。どこかに行くなら、彼自身が楽しめる場所でなければならなかった。トッテナムのノックは適切だった」と続けた理解者は、自分はアーセナルサポーターだから殺されるかもしれないと笑わせながら、スパーズのポテンシャルへの信頼を口にしました。「トッテナムには素晴らしい監督がいて、いいスカッドがある。ガレスのヘルプがあれば、彼らはリーグ制覇にかなり近づくだろう。その扉が開かれた先週の試合(マンチェスター・ユナイテッド1-6トッテナム)を観なければならない」。ゴルフに没頭する姿ばかりが話題になっていたガレス・ベイルが、愛するスパーズならモチベーションを取り戻せるというなら、昨季プレミアリーグ6位からのTOP4復帰もあるかもしれません。毎年恒例の長期離脱がなければ、という条件付きではありますが。
スパーズに惨敗を喫したマンチェスター・ユナイテッドには、エディソン・カバーニが加わりました。セリエAのパレルモとナポリでリーグ戦213試合112ゴール、パリ・サンジェルマンでリーグアン200試合138ゴールという実績を積み上げたストライカーは、プレミアリーグでもサポーターを歓喜させることができるのでしょうか。「A star in decline or a missing piece?(衰えたスターか、欠けていたパーツか?」。サイモン・ストーン&クリス・オズボーンとクレジットが入った「BBC」のレポートは、「ケガさえなければ、チームに影響を与える可能性は充分にある」と結論付けています。
ラシュフォード、マルシアル、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ、ファン・デ・ビークと質の高いラストパスをフィードするタレントが揃っているというのが彼らの主張ですが、「1月の鼠径部の負傷と7ヵ月半のブランクが、ワールドクラスのゴールセンスを蝕んでしまった」といった悪夢の可能性も捨てきれません。「コロナウイルスの恐怖に耐えるなかで、引退を検討した」と語ったウルグアイの点取り屋に、プレミアリーグに賭ける新たなモチベーションがあるのかが気になります。ラダメル・ファルカオか、ズラタン・イブラヒモヴィッチか。ミッドウィークのゲームが続く10月から年末までのタイトな季節は、33歳になったベテランのパフォーマンスとともに、オーレ・グンナー・スールシャールの起用法も問われます。
復活といえば、ウェストハムとの契約を解除したジャック・ウィルシャーの就活も話題となっています。本命とされているのはスティーヴン・ジェラード率いるグラスゴー・レンジャース。「TalkSport」のエイドリアン・ダーラム記者は、「アーセナル復帰が実現すればおもしろい。笑われるかもしれないが、彼らにはヨーロッパリーグがあり、アルテタならうまくマネジメントするだろう」といっていますが、エジルを持て余しているクラブにギャンブルに打って出る余裕はないでしょう。本人は、「信じられないほどハングリーだ。フットボールで成功を勝ち取りたいという野心がある。まだ28歳だし、力強く戦う準備はできている」と健在をアピールしていますが、プレミアリーグのクラブに声をかけられる可能性は低そうです。
現在の「転機予報」は、ハメス・ロドリゲスは快晴、ガレス・ベイルは曇りのち晴れ。エディソン・カバーニはしばらく雨が続くが、冬になれば晴れ間が見える可能性ありで、ウィルシャーは台風の真っただ中で好転の兆しは見えずといったところでしょうか。ファンの熱狂を呼び起こすような復活劇は、簡単に演じられるシナリオではなさそうですが、ピッチに登場した際にはさすがワールドクラスと唸らせるようなプレイを見せていただければと期待しています。(ガレス・ベイル 写真著作者/Антон Зайцев)
「お金の問題ではなかった。どこかに行くなら、彼自身が楽しめる場所でなければならなかった。トッテナムのノックは適切だった」と続けた理解者は、自分はアーセナルサポーターだから殺されるかもしれないと笑わせながら、スパーズのポテンシャルへの信頼を口にしました。「トッテナムには素晴らしい監督がいて、いいスカッドがある。ガレスのヘルプがあれば、彼らはリーグ制覇にかなり近づくだろう。その扉が開かれた先週の試合(マンチェスター・ユナイテッド1-6トッテナム)を観なければならない」。ゴルフに没頭する姿ばかりが話題になっていたガレス・ベイルが、愛するスパーズならモチベーションを取り戻せるというなら、昨季プレミアリーグ6位からのTOP4復帰もあるかもしれません。毎年恒例の長期離脱がなければ、という条件付きではありますが。
スパーズに惨敗を喫したマンチェスター・ユナイテッドには、エディソン・カバーニが加わりました。セリエAのパレルモとナポリでリーグ戦213試合112ゴール、パリ・サンジェルマンでリーグアン200試合138ゴールという実績を積み上げたストライカーは、プレミアリーグでもサポーターを歓喜させることができるのでしょうか。「A star in decline or a missing piece?(衰えたスターか、欠けていたパーツか?」。サイモン・ストーン&クリス・オズボーンとクレジットが入った「BBC」のレポートは、「ケガさえなければ、チームに影響を与える可能性は充分にある」と結論付けています。
ラシュフォード、マルシアル、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ、ファン・デ・ビークと質の高いラストパスをフィードするタレントが揃っているというのが彼らの主張ですが、「1月の鼠径部の負傷と7ヵ月半のブランクが、ワールドクラスのゴールセンスを蝕んでしまった」といった悪夢の可能性も捨てきれません。「コロナウイルスの恐怖に耐えるなかで、引退を検討した」と語ったウルグアイの点取り屋に、プレミアリーグに賭ける新たなモチベーションがあるのかが気になります。ラダメル・ファルカオか、ズラタン・イブラヒモヴィッチか。ミッドウィークのゲームが続く10月から年末までのタイトな季節は、33歳になったベテランのパフォーマンスとともに、オーレ・グンナー・スールシャールの起用法も問われます。
復活といえば、ウェストハムとの契約を解除したジャック・ウィルシャーの就活も話題となっています。本命とされているのはスティーヴン・ジェラード率いるグラスゴー・レンジャース。「TalkSport」のエイドリアン・ダーラム記者は、「アーセナル復帰が実現すればおもしろい。笑われるかもしれないが、彼らにはヨーロッパリーグがあり、アルテタならうまくマネジメントするだろう」といっていますが、エジルを持て余しているクラブにギャンブルに打って出る余裕はないでしょう。本人は、「信じられないほどハングリーだ。フットボールで成功を勝ち取りたいという野心がある。まだ28歳だし、力強く戦う準備はできている」と健在をアピールしていますが、プレミアリーグのクラブに声をかけられる可能性は低そうです。
現在の「転機予報」は、ハメス・ロドリゲスは快晴、ガレス・ベイルは曇りのち晴れ。エディソン・カバーニはしばらく雨が続くが、冬になれば晴れ間が見える可能性ありで、ウィルシャーは台風の真っただ中で好転の兆しは見えずといったところでしょうか。ファンの熱狂を呼び起こすような復活劇は、簡単に演じられるシナリオではなさそうですが、ピッチに登場した際にはさすがワールドクラスと唸らせるようなプレイを見せていただければと期待しています。(ガレス・ベイル 写真著作者/Антон Зайцев)
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ジャックを取り上げてくれて嬉しいです!
このまま終わる選手じゃ無い事を祈りたい。
10代で見せたピカピカの輝きから、燻銀のプレイヤーに変貌する姿を期待します!