2020.10.28 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
チャンスメイクはデブライネに全権委任…安全重視のマン・シティ、敵地で3発快勝!
プレミアリーグは2勝2分1敗で、暫定ながら13位。過去5シーズンで最悪のスタートを切ったペップ・グアルディオラですが、チャンピオンズリーグの初戦はホームでポルトに3-1と快勝しています。本日のグループステージ2節は、マルセイユの本拠地ヴェロドロームで戦うアウェイゲーム。負傷のアグエロとガブリエウ・ジェズスを起用できない指揮官は、スターリングを最前線に置いています。GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコ、MFデブライネ、ロドリ、ギュンドアン。3トップにスターリング、フェラン・トーレス、フォーデン。最初の5分で徐々に支配率を高めたチームは、違いを創れるデブライネとフォーデンにボールを集めたいところです。
10分、右から上がったスターリングが2人をかわしてニアに落とすと、デブライネのボレーは白い壁がブロック。ギュンドアンが左のフォーデンを使った13分のチャンスは、左足のシュートがGKマンダンタの正面です。18分、自陣でパスをカットしたロニエが、デブライネにスルーパスを出すという激痛のミス。右サイドでフリーになった昨季プレミアリーグアシスト王が優しいグラウンダーを入れると、中央から走り込んだフェラン・トーレスがゴールのど真ん中に蹴り込みました。
22分、ボックス右脇で得たFKのキッカーはデブライネ。ゴール前に浮かしたボールにラポルテが反応しますが、ボレーはマンダンタの守備範囲です。35分、敵陣のボックス内でバレルディのトラップミスを突いたチャンスは、ジンチェンコがクロスに打ったシュートがポストの外に切れていきます。42分のラドニッチのミドルは、エデルソンの正面。前半のマルセイユのシュートは、この1本だけです。サイドを制したマンチェスター・シティは、0-1でハーフタイムを迎えました。
後半開始からしばらくは、マルセイユが攻勢。右サイドの酒井宏樹が高いポジションを取ってクロスを狙いますが、ジンチェンコはコースを与えません。50分手前から、ポゼッションはマンチェスター・シティへ。54分のマルセイユのカウンターは、右から上がったトヴァンの鋭いシュートがニアを襲うも、エデルソンが左手に当ててCKに逃れます。フォーデンとスターリングがサイドに張った夫人は、スペースを創る動きがなく、ほとんどのパスが足元です。61分にデブライネのスルーパスでボックス右を突破したスターリングは、フィニッシュの瞬間にアマヴィのスライディングを受け、枠に飛ばせませんでした。
68分、ジンチェンコが下がってジョアン・カンセロ。70分に右サイドに張り出したデブライネが、スターリングを縦に走らせる素晴らしいスルーパスをフィードすると、ウインガーの折り返しを叩いたギュンドアンのボレーはマンダンダの正面に飛んでしまいました。勝負が決したのは76分。左サイドで縦パスを呼び込んだフォーデンが上体の動きでバレルディを振り切り、左足でファーに浮かします。スターリングが頭で折り返すと、ゴンサレスの外にいたのはギュンドアン。フリーで合わせた左足のボレーがネットを揺らし、マルセイユは集中力を切らしてしまいました。
マフレズ、ジョン・ストーンズ、ベルナルド・シウヴァがピッチに入った直後の81分、これぞマン・シティと叫びたくなるゴールが決まりました。仕掛け人は、デブライネのパスを右サイドでもらったマフレズ。ドリブルで上がり、ペースを落としたレフティが縦パスでデブライネをフリーにすると、完璧なグラウンダーがノーマークのスターリングに通ります。プレミアリーグでは未だ2ゴールの7番は、触ればOK。堅実な守備と安全なパスワークでゲームをコントロールしたマンチェスター・シティが、連勝で首位をキープしました。
彼ららしくないシュート8本という数字と、パス成功率92%を掛け合わせると、強引なチャレンジで反撃を喰らうリスクを排除した戦い方と表現するのがいいのかもしれません。相手のミスを突いた先制ゴールの後は、ポゼッションとサイドでの優位をキープし、アタックを仕掛けるボタンをデブライネに委ねた感があります。プレミアリーグとチャンピオンズリーグを3日おきにこなさなければならないタイトな季節に、本職のストライカーを欠いてしまったという状況を考えれば、合理的な勝ち方ではありました。ギアをトップに入れるのは、春になってからでOK。疲労を残さず、シェフィールド・ユナイテッド、リヴァプールと続くプレミアリーグで勝利を積み重ねることが最優先です。
10分、右から上がったスターリングが2人をかわしてニアに落とすと、デブライネのボレーは白い壁がブロック。ギュンドアンが左のフォーデンを使った13分のチャンスは、左足のシュートがGKマンダンタの正面です。18分、自陣でパスをカットしたロニエが、デブライネにスルーパスを出すという激痛のミス。右サイドでフリーになった昨季プレミアリーグアシスト王が優しいグラウンダーを入れると、中央から走り込んだフェラン・トーレスがゴールのど真ん中に蹴り込みました。
22分、ボックス右脇で得たFKのキッカーはデブライネ。ゴール前に浮かしたボールにラポルテが反応しますが、ボレーはマンダンタの守備範囲です。35分、敵陣のボックス内でバレルディのトラップミスを突いたチャンスは、ジンチェンコがクロスに打ったシュートがポストの外に切れていきます。42分のラドニッチのミドルは、エデルソンの正面。前半のマルセイユのシュートは、この1本だけです。サイドを制したマンチェスター・シティは、0-1でハーフタイムを迎えました。
後半開始からしばらくは、マルセイユが攻勢。右サイドの酒井宏樹が高いポジションを取ってクロスを狙いますが、ジンチェンコはコースを与えません。50分手前から、ポゼッションはマンチェスター・シティへ。54分のマルセイユのカウンターは、右から上がったトヴァンの鋭いシュートがニアを襲うも、エデルソンが左手に当ててCKに逃れます。フォーデンとスターリングがサイドに張った夫人は、スペースを創る動きがなく、ほとんどのパスが足元です。61分にデブライネのスルーパスでボックス右を突破したスターリングは、フィニッシュの瞬間にアマヴィのスライディングを受け、枠に飛ばせませんでした。
68分、ジンチェンコが下がってジョアン・カンセロ。70分に右サイドに張り出したデブライネが、スターリングを縦に走らせる素晴らしいスルーパスをフィードすると、ウインガーの折り返しを叩いたギュンドアンのボレーはマンダンダの正面に飛んでしまいました。勝負が決したのは76分。左サイドで縦パスを呼び込んだフォーデンが上体の動きでバレルディを振り切り、左足でファーに浮かします。スターリングが頭で折り返すと、ゴンサレスの外にいたのはギュンドアン。フリーで合わせた左足のボレーがネットを揺らし、マルセイユは集中力を切らしてしまいました。
マフレズ、ジョン・ストーンズ、ベルナルド・シウヴァがピッチに入った直後の81分、これぞマン・シティと叫びたくなるゴールが決まりました。仕掛け人は、デブライネのパスを右サイドでもらったマフレズ。ドリブルで上がり、ペースを落としたレフティが縦パスでデブライネをフリーにすると、完璧なグラウンダーがノーマークのスターリングに通ります。プレミアリーグでは未だ2ゴールの7番は、触ればOK。堅実な守備と安全なパスワークでゲームをコントロールしたマンチェスター・シティが、連勝で首位をキープしました。
彼ららしくないシュート8本という数字と、パス成功率92%を掛け合わせると、強引なチャレンジで反撃を喰らうリスクを排除した戦い方と表現するのがいいのかもしれません。相手のミスを突いた先制ゴールの後は、ポゼッションとサイドでの優位をキープし、アタックを仕掛けるボタンをデブライネに委ねた感があります。プレミアリーグとチャンピオンズリーグを3日おきにこなさなければならないタイトな季節に、本職のストライカーを欠いてしまったという状況を考えれば、合理的な勝ち方ではありました。ギアをトップに入れるのは、春になってからでOK。疲労を残さず、シェフィールド・ユナイテッド、リヴァプールと続くプレミアリーグで勝利を積み重ねることが最優先です。
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負傷者続出の状況では如何に理想家のペップと言えどもリアリズムに徹して手堅く行かざるを得ないですね。先制した後の試合運びは見事でしたが強者揃いのプレミアリーグではどうでしょうか。お互い負傷欠場者を抱えていてもリバプールの方が一瞬の決定力で勝るように思えて・・・