クリスマス首位ならすべて優勝のチェルシー!今季のモウリーニョ軍団もこのまま逃げ切り!?
これだけ見ると、冬のプレミアリーグ首位クラブにとっては少し嫌な数字ですが、チェルシーだけは別。彼らのクリスマス1位はモウリーニョ監督で2回、アンチェロッティ監督で1回記録していますが、いずれも優勝。彼ら以外にそのまま優勝を遂げたのは、サー・アレックス・ファーガソン監督の5回を除けば、マンチーニ監督のマンチェスター・シティと、シアラー&サットンが猛威を振るったケニー・ダルグリッシュ監督のブラックバーンしかなく、ヴェンゲル監督はこの時期順位表のいちばん上にいたことは1度もありません。そんななかでのチェルシーの逃げ切り率10割は、やはり特別な数字です。
リヴァプールは3回の首位をいずれも捲られており、アーセナルの3回の優勝はいずれも逆転。競馬でいう「逃げ馬」「追い込み馬」のようなタイプが、プレミアリーグのクラブにも何となくうかがえるのがおもしろいところです。過去データからいえば、チェルシー優勝。彼らが逆転を許すとすれば、ひっくり返した経験のあるマンチェスター勢とアーセナル、ということになりますが、果たしてどうなることやら。普通に考えればトップ2のいずれか、あっても勝ち点差10のマンチェスター・ユナイテッドまで。現在6位で、チェルシーに15の差をつけられているアーセナルの大逆転はさすがに難しそうですが、実現すれば歴史に残るシーズンとなりますね。私は開幕前からチェルシー優勝予想。最後まで競り合いになったとしても、モウリーニョ監督のチームは負けないと思われますが…。
【プレミアリーグ・クリスマス首位クラブの最終順位】
1992-93 ノリッジ→3位(マンチェスター・ユナイテッド)
1993-94 マンチェスター・ユナイテッド→優勝
1994-95 ブラックバーン→優勝
1995-96 ニューカッスル→2位(マンチェスター・ユナイテッド)
1996-97 リヴァプール→4位(マンチェスター・ユナイテッド)
1997-98 マンチェスター・ユナイテッド→2位(アーセナル)
1998-99 アストン・ヴィラ→6位(マンチェスター・ユナイテッド)
1999-00 リーズ→3位(マンチェスター・ユナイテッド)
2000-01 マンチェスター・ユナイテッド→優勝
2001-02 ニューカッスル→4位(アーセナル)
2002-03 アーセナル→2位(マンチェスター・ユナイテッド)
2003-04 マンチェスター・ユナイテッド→3位(アーセナル)
2004-05 チェルシー→優勝
2005-06 チェルシー→優勝
2006-07 マンチェスター・ユナイテッド→優勝
2007-08 アーセナル→3位(マンチェスター・ユナイテッド)
2008-09 リヴァプール→2位(マンチェスター・ユナイテッド)
2009-10 チェルシー→優勝
2010-11 マンチェスター・ユナイテッド→優勝
2011-12 マンチェスター・シティ→優勝
2012-13 マンチェスター・ユナイテッド→優勝
2013-14 リヴァプール→2位(マンチェスター・シティ)
※カッコ内は逆転優勝を果たしたクラブ
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去年のこの時期、ガナが首位だったとき、ネビル&キャラガーのあの解説番組で、「ここ○年、クリスマスで首位に立っているチームはそのまま優勝しています。今年はアーセナルが優勝できるのでしょうか?」みたいなことを言っていたので、逃げ切り率5割以下というのはびっくりしましたが、昔は結構逆転はあったんですね。
aさん>
そうですね。戦力に勝っていながらスロースターターだったマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが年始以降にまくる、という年が多かったですね。
興味深いです!!
スパーズファンさん>
ですよね!マン・シティ2年連続、マン・ユナイテッドの大逆転…などなど、優勝争いがもつれてくれるとうれしいです。