2020.12.30 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Brighton×Arsenal】ラカゼット、右足一閃!後半勝負のアーセナルが久々の連勝!
前節のビッグロンドンダービーを3対1で制し、8試合ぶりに3ポイントをゲットしたアーセナル。プレミアリーグ16節のゲームは、敵地アメックスに乗り込むブライトン戦です。アルテタ監督は、19歳のサカ&マルティネッリと20歳のスミス・ロウを、2試合連続で2列めに配置。最終ラインと中盤も、チェルシー戦と同じ顔ぶれです。GKレノ、DFベジェリン、ホールディング、パブロ・マリ、ティアニー、セントラルMFにエルネニーとジャカ、2列めはマルティネッリ、スミス・ロウ、サカ。最前線には、今季プレミアリーグ3ゴールのオーバメヤンが復帰しています。
立ち上がりのアーセナルは、ラインの裏を狙うロングフィードが目立っています。10分まではアーセナルのポゼッション、その後はブライトンのパスまわし。いずれも縦に効果的なパスを入れられず、上げ下げする時間が続いています。11分、左から上がったベルナルドがニアにグラウンダーを入れると、ジャハンバクシュのボレーは高く浮いてしまいました。15分のマカリスターのミドルは、パブロ・マリがブロックしてCKです。
25分を過ぎてもシュートチャンスがなかったアーセナルは、28分にボックスの右手前でFKをもらいました。チェルシー戦で決めたジャカのキックはうまく落ちず、GKロベルト・サンチェスの頭上を越えていきます。自陣の最後方にいたエルネニーが、マカリスターにパスをカットされたのは36分。すかさず放ったミドルが浮いてくれて助かりました。
さらに1分後、右から上がったクロスが手薄な左サイドに流れ、フリーのベルナルドからジャハンバクシュにラストパスが通ります。ニアに飛んだシュートは、レノがセーブ。攻撃が空回りしていたガナーズは、ここで決められていたら、ずるずると敗戦に向かっていたかもしれません。前半は0-0。あまりにも低調だったアウェイチームは、後半開始直後のCKからの混戦も、何とかしのぎました。50分に初めての決定機を演出したのは、左サイドをドリブルで突破したサカ。グラウンダーに走り込んだオーバメヤンのボレーは、ロベルト・サンチェスの膝に当たってしまいました。
52分、左に流れたスミス・ロウがニアのマルティネッリに預けると、右足のコントロールショットはクロスバー越え。54分のカウンターは、スミス・ロウからラストパスをもらったオーバメヤンが、左からのシュートをファーに外してしまいました。この時間帯に突如エンジンがかかるのは、アーセナルあるある。レッドカードや負傷などのトラブルで失速するのも、恒例行事となっています。この試合は、劣勢を強いられる事件は起こらず、残り時間は30分を切りました。
66分、消えていたマルティネッリに代わってラカゼット。最前線に入った9番は、最初のプレイでアルテタ監督の期待に応えました。右サイドからドリブルで仕掛けたのは、好調のブカヨ・サカ。バーンをかわしたレフティがニアにいたラカゼットに優しいパスを通すと、トラップしたストライカーは、ダンクの外を巻いてポストをかすめるエクセレントなゴールを右隅に決めました。先制されたブライトンは、前半のアグレッシブなアタックをすっかり忘れてしまったようです。
ポッター監督が失点の直後に投じたモペイとソリー・マーチは、チャンスを創れず。75分に加わったトロサールが、最後の打開策です。右足を痛めたサカは、81分にダニ・セバージョスにチェンジ。ジャカが最終ラインに加勢し、ラスト15分をひたすら守ったアーセナルは、オンターゲットを許しませんでした。今季プレミアリーグにおける連勝は、2節以来。3ポイントという結果は喜ばしい限りですが、攻撃における連動性の欠如という課題を次節以降に持ち越した感があります。
チェルシー戦で得たPKは、ティアニーのドリブル。ジャカのFKを生んだのはサカのドリブルで、ダメ押しのループシュートはGKをよく見ていたサカの素晴らしい判断によるものでした。ブライトン戦も個人力依存度が高く、フォーメーション練習のようだった前半はシュート1本。後半は10本を放ったものの、シンプルな速攻とサカのドリブル突破でしかチャンスを生み出せておらず、ウルヴスやヴィラ、バーンリーのような堅守速攻タイプを苦手とするのはよくわかります。
次節はWBA。マンチェスター・シティとリヴァプール相手にドローに持ち込んだやっかいな相手です。ガナーズの攻撃陣は、6-4-0という超守備的なチームを混乱させることができるでしょうか。短いパスを駆使してスペースを生み出せるマルティネッリ、精度の高いクロスを供給できるティアニー、長いパスで前線を動かすジャカが揃った左サイドの連携に期待したいと思います。崩せなければ、サカに何とかしてもらいましょう。
立ち上がりのアーセナルは、ラインの裏を狙うロングフィードが目立っています。10分まではアーセナルのポゼッション、その後はブライトンのパスまわし。いずれも縦に効果的なパスを入れられず、上げ下げする時間が続いています。11分、左から上がったベルナルドがニアにグラウンダーを入れると、ジャハンバクシュのボレーは高く浮いてしまいました。15分のマカリスターのミドルは、パブロ・マリがブロックしてCKです。
25分を過ぎてもシュートチャンスがなかったアーセナルは、28分にボックスの右手前でFKをもらいました。チェルシー戦で決めたジャカのキックはうまく落ちず、GKロベルト・サンチェスの頭上を越えていきます。自陣の最後方にいたエルネニーが、マカリスターにパスをカットされたのは36分。すかさず放ったミドルが浮いてくれて助かりました。
さらに1分後、右から上がったクロスが手薄な左サイドに流れ、フリーのベルナルドからジャハンバクシュにラストパスが通ります。ニアに飛んだシュートは、レノがセーブ。攻撃が空回りしていたガナーズは、ここで決められていたら、ずるずると敗戦に向かっていたかもしれません。前半は0-0。あまりにも低調だったアウェイチームは、後半開始直後のCKからの混戦も、何とかしのぎました。50分に初めての決定機を演出したのは、左サイドをドリブルで突破したサカ。グラウンダーに走り込んだオーバメヤンのボレーは、ロベルト・サンチェスの膝に当たってしまいました。
52分、左に流れたスミス・ロウがニアのマルティネッリに預けると、右足のコントロールショットはクロスバー越え。54分のカウンターは、スミス・ロウからラストパスをもらったオーバメヤンが、左からのシュートをファーに外してしまいました。この時間帯に突如エンジンがかかるのは、アーセナルあるある。レッドカードや負傷などのトラブルで失速するのも、恒例行事となっています。この試合は、劣勢を強いられる事件は起こらず、残り時間は30分を切りました。
66分、消えていたマルティネッリに代わってラカゼット。最前線に入った9番は、最初のプレイでアルテタ監督の期待に応えました。右サイドからドリブルで仕掛けたのは、好調のブカヨ・サカ。バーンをかわしたレフティがニアにいたラカゼットに優しいパスを通すと、トラップしたストライカーは、ダンクの外を巻いてポストをかすめるエクセレントなゴールを右隅に決めました。先制されたブライトンは、前半のアグレッシブなアタックをすっかり忘れてしまったようです。
ポッター監督が失点の直後に投じたモペイとソリー・マーチは、チャンスを創れず。75分に加わったトロサールが、最後の打開策です。右足を痛めたサカは、81分にダニ・セバージョスにチェンジ。ジャカが最終ラインに加勢し、ラスト15分をひたすら守ったアーセナルは、オンターゲットを許しませんでした。今季プレミアリーグにおける連勝は、2節以来。3ポイントという結果は喜ばしい限りですが、攻撃における連動性の欠如という課題を次節以降に持ち越した感があります。
チェルシー戦で得たPKは、ティアニーのドリブル。ジャカのFKを生んだのはサカのドリブルで、ダメ押しのループシュートはGKをよく見ていたサカの素晴らしい判断によるものでした。ブライトン戦も個人力依存度が高く、フォーメーション練習のようだった前半はシュート1本。後半は10本を放ったものの、シンプルな速攻とサカのドリブル突破でしかチャンスを生み出せておらず、ウルヴスやヴィラ、バーンリーのような堅守速攻タイプを苦手とするのはよくわかります。
次節はWBA。マンチェスター・シティとリヴァプール相手にドローに持ち込んだやっかいな相手です。ガナーズの攻撃陣は、6-4-0という超守備的なチームを混乱させることができるでしょうか。短いパスを駆使してスペースを生み出せるマルティネッリ、精度の高いクロスを供給できるティアニー、長いパスで前線を動かすジャカが揃った左サイドの連携に期待したいと思います。崩せなければ、サカに何とかしてもらいましょう。
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一体サカは何なんだ??
自分の選ぶチェルシー戦のMOTMはティアニーだけど、ベジェリンに良さが出たのはサカが理由だったと思ってます。
で、この試合。疲れのせいか少しミスもあったが、決定的な仕事。
歴史的に左サイドに才能が偏る傾向にある我がアーセナル。サカも左だったはず。
ところが右で使われてもこのクオリティ。そんなに簡単なことじゃないよ。しかも19歳で。
左右関係なく能力を発揮する。そんな選手いたかな?ナスリぐらい?ピレスだって右やらせればやったけど、やっぱり左の選手だったもんなぁ。
大きな怪我だけはさせないでくれよ、ミケル。
オーバ、ちょっと心配。。。