ボニー獲得で放出候補といわれるヨヴェティッチ、ユヴェントス行き決定は秒読み段階⁉
FFPのペナルティを受けて、今季中に使える移籍金や人件費に制限がかけられているマンチェスター・シティ。彼らのボニー獲得交渉が報じられたタイミングとほぼ同時に、ヨヴェティッチの移籍金については2000万ポンド(約28億2000万円)以上と伝えられていました。フィオレンティーナから獲得したときは推定2240万ポンドといわれていたので、この額でも既に安くなっているのですが、直近のイギリス紙のニュースによると、ユヴェントスのオファーは200万ユーロ(約2億8000万円)の6ヵ月レンタルならびに1600万ユーロ(およそ22億円)での完全移籍オプション。マンチェスター・シティは概ねOKとしつつ、ユヴェントスで10試合出場したら自動的に完全移籍オプションが行使されるといった条件の付与を求めているとのこと。どうやら、マンチェスター・シティはヨヴェティッチ放出ありきで交渉を進めているようです。
今季プレミアリーグで12試合出場5ゴールは、負傷離脱があったことを考えれば決して悪い数字ではなく、11試合2ゴールのジェコより上。ダヴィド・シルヴァとのコンビネーションも上々で、置いておけばさらによくなる選手だと思われますが、ケガが多いのが嫌われたのか、アグエロとかぶると見做されたのか。ウィルフリード・ボニーはいい補強だと思うものの、ヨヴェティッチ放出はもったいない気もします。FFPがあるなか「ひとり獲ったらひとり出さなければならない」ならば、他のポジションが出しづらいのはわかるのですが…。
ペジェグリーニ監督が、新しいストライカー獲得に際して「私たちにとっていい補強だ。今、チームにはトップクラスのストライカーが4人いる。彼らが一緒にプレイする姿を見るのが楽しみだ」と語っていますが、これは3人に読み換えないといけないようです。ヨヴェティッチ移籍の動向については引き続きチェックしたいと思いつつ、ボニーが大暴れしてプレミアリーグ連覇を達成しようものなら、夏にジェコも出ていきたいと言い出すんだろうな…と次の大型移籍が気になったりしています。トップクラブの共通の悩みですが、手元にいるワールドクラスの選手たちを全員満足させながら戦うのは、難しいものですね。
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