【Swansea×Chelsea】ミスで自滅のスウォンジー、ジエゴ・コスタ&オスカルを止められず5発大敗!
クルトワはベンチでピッチにはチェフ、負傷のアスピリクエタをフェリペ・ルイスに代えた以外は、いつものメンバーが揃うチェルシー。相変わらずの連携のよさに、15分を過ぎるとスウォンジーの出足が止まり、19分にはチェルシーが2点めをゲットします。セスク、マティッチ、オスカル、セスクとダイレクトにつないで中央を崩し、最後は左でフリーになっていたジエゴ・コスタが冷静に右足で蹴り込みます。
こうなると、完全にチェルシーのペース。28分にも、右サイドをセスクとイヴァノヴィッチで崩し、ウィリアンのシュートが右のポストを叩きます。反撃に転じたいスウォンジーは、31分にルートリッジまで負傷リタイア。34分にはフェデリコ・フェルナンデスがGKへのバックパスをジエゴ・コスタに拾われて0-3。直後のキックオフを簡単に奪われ速攻を喰らい、ウィリアンからジエゴ・コスタとつながれて、最後はオスカルの右足で4点め。スウォンジーは、40分も持たずに勝負を決められてしまいました。43分、セスクのスルーパスに抜け出したジエゴ・コスタが単独でゴール前に持ち込み、GKとDFをかわしきれないとみるや後ろからフォローしてきたフリーのウィリアンにパス。ウィリアンのシュートは今度はクロスバーに遮られますが、DFラインの裏をこれだけ破られては、後半もホームチームはさらなる失点を重ねるはずです。
後半は、セーフティーなチェルシーと、攻撃が単調で読まれやすいスウォンジー。57分、アザールが左サイドを完全に突破したシーンは、ラストパスをもらったセスクのシュートがGKファビアンスキの正面。スウォンジーは相変わらずシュートが打てず、プレミアリーグ初先発だったオリヴェイラは、62分に枠を大きく外れるシュートを放った直後、フルトンに交代となりピッチを後にします。70分、ペナルティエリアのすぐ外で短いパスをまわしてDFラインを翻弄したチェルシーは、アザールの左足シュートをGKに弾かれ、5点めはならず。モウリーニョ監督は、セスクとジエゴ・コスタを下げてラミレスとロイク・レミーを投入。これはもう「お役御免」以外の何ものでもないでしょう。
76分、右からひとりでドリブルで仕掛けたオスカルが、右足のアウトにかけてハットトリックを狙うも、わずかに左ポストの外。チェルシーの5点めは80分、右サイドをえぐったイヴァノヴィッチの折り返しを中で合わせたのは、オスカルの目の前のスペースに入り込んだ途中出場のシュールレでした。強い強いプレミアリーグ首位クラブが、文句なしの完勝。ここ2戦は、年末年始のお疲れモードからリフレッシュし、無敗を続けていた頃の守備の強さと攻撃スピードを取り戻しています。
スワンズは、シグルズソンをセンターに置いた布陣が完全に失敗に終わりました。守備の脆さに加えて最前線はやはり課題で、新加入のポルトガル代表FWオリヴェイラに「ボニーの穴を完全に埋めてくれ」というのは酷ですね。このクラブも、岡崎慎司をリストアップしていると伝えられていましたが、点取り屋タイプのストライカーを獲得しないと「手数多くてシュートなし」に陥ってしまうのではないかと思います。次戦はシェルヴィが帰ってきますが、相手はプレミアリーグ3位のセインツ。アウェイで勝ち点3を奪うのは厳しそうです。ここ4戦勝利なしのクラブを、モンク監督はどう立て直すのか。ボニー売却で得た50億円の使い道も含めて、ウェールズのクラブの巻き返し策にも注目していきたいと思います。
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完勝です。シティはもう少しボニーの移籍を遅らせるべきでしたね。バックパスをミスしたのは、ウィリアムズではないですよ (^^)
Joeさん>
フェルナンデスでしたね。ウィリアムズは中央にいました。ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。
大勝でした。
2点目は今年のチェルシーはこんな綺麗な崩しも出来るぞという得点でしたし、守備も上手くはまっていて、とてもよかったです。
ただケーヒルが今回もミスがあったのと、ウィリアン運がないなって感じもありました(^_^;)
シュルレのゴールの時、ハットトリックが頭をよぎったであろうオスカルが頭をかかえてましたね(笑)
しばらくはクルトワじゃなくてチェフでいくのでしょうかね?