【MAN.UTD×Aston Villa】エレーラ&ルーニー!マン・ユナイテッド、ダービーに向けて視界良好!
しかし、マンチェスター・ユナイテッドのサイド攻撃は単純なクロスに終始。オコレやクラークが冷静に対処するアストン・ヴィラの守備陣相手にシュートに持ち込めません。23分、ロホが放ったきわどいミドルはGKグザンが指先でセーブ。27分、右サイドからのバレンシアの折り返しをルーニーがバイシクルで狙うものの、ボールを捉えきれずに大きく左に外れていきます。直前に終わったアーセナルVSリヴァプールとは打って変わったチャンスの少ないゲーム。この調子なら、ベンチで見守るファルカオとディ・マリアに出番が回ってきそうです。
39分、ルーニーを経由したきれいなつなぎから左のアシュリー・ヤングが得意のアーリークロスを入れますが、ファーにいたマタに届かずグザンがキャッチ。42分に左SBブリントが放ったシュートも、右足だからか球足が弱く、グザンが余裕で手の内に収めます。このまま終わるかと思われた44分、マンチェスター・ユナイテッドが左サイドを攻略しました。DFを背負って粘ったフェライニがアシュリー・ヤングにつなぐと、さらに外を走ったダレイ・ブリントがサイドを突破。グラウンダーをワントラップして左足でグザンの脇を抜いたのは、好調が続くアンデル・エレーラでした。前半1-0ならまずまず。守りはうまくいっていたアストン・ヴィラは、ただ引いているわけにはいかなくなりました。
48分、ヴァイマンが左サイドを突破し、ベンテケにつなぐも惜しくもタイミングがずれてシュートは枠の上。ピンチをしのいだマンチェスター・ユナイテッドは、後半もゲームを支配します。52分、左から中に斬り込んだアシュリー・ヤング得意の左45度は右ポストすれすれ。62分、マタ、バレンシアで右を崩すと、クロスをヘッドで叩いたのはフェライニ。グザンの素晴らしい反応でCKとなるものの、マンチェスター・ユナイテッドに追加点の期待が高まります。68分、右から持ち込んだルーニーが右足アウトを左に外すと、ファン・ハール監督はアシュリー・ヤングをディ・マリアにスイッチ。この後、さらにフェライニをファルカオに代えたファン・ハール監督の用兵が実を結んだのは79分でした。
左から突破したディ・マリアのラストパスを受けたルーニーのボレーは完璧!後ろに出たボールを巧みなトラップで自分のディスタンスに置いた淀みないプレイは、彼ならではでした。2-0、これで決まりと思われたゲームは、その1分後にわからなくなります。80分、右からのCKにうまく合わせ、デ・ヘアの足元を抜いたのはベンテケ。2-1となり、アストン・ヴィラの反撃を受けたマンチェスター・ユナイテッドでしたが、最後の一線だけは守り切りました。そして92分、とどめは再びエレーラ。ルーニーが持ち込み、右にいたマタに預けると、背番号8は後ろから上がってきたエレーラを見逃しませんでした。優しいパスに合わせ、右足インサイドでコントロールしたシュートにグザンは一歩も動けず。マンチェスター・ユナイテッドが結局、快勝。プレミアリーグ5連勝を決めるとともに、ホームでの勝利数を13に伸ばしました。
ようやく、プレミアリーグ4位以内という目標達成が現実的になってきました。来週のマンチェスターダービーに勝てば、シーズン開始当初は夢にも思わなかった「マンチェスター・シティより上」に立つことができます。トッテナムやリヴァプールに勝ったサッカーを90分間存分に展開してくれれば、結果はついてくるでしょう。素晴らしいエレーラ、そして素晴らしいキャプテン、ウェイン・ルーニー。来週も頼みます!(アンデル・エレーラ 写真著作者/Matthew B DeLeon)
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サポとしては今シーズンずっと不安定な戦いをしてきたこともあり、最後まで安心はできません。ただ、選手を固定できるようになってからは結果が出せるようになってきました。ファンハール監督の頭にはもしかすると優勝の二文字も浮かんできていて、それが更に選手を鼓舞することにもつながっているのかも…と妄想できるようになったのが嬉しい限りです。
信じられないほどいいサッカーをしています。右に左に散らして相手を揺さぶり、ドリブルで仕掛けてクロス、シュート。去年から苦しい試合ばかりを見てきましたが直近3試合の内容はそれを少し忘れさせてくれます。、
更新ご苦労様です。
レッズファンの私が言うのもなんですが、ユナイテッド強いですね。勝ち方も気持ちいいし、何よりもファン・ハールがメンバー固定できてから強くなりました。色々と言われたシーズンでしたが、勝負の世界は結果を出してこそですから、やはりこの監督素晴らしいですね。
ようやくタイトルレースに戻れそうなチームに仕上がってきましたね。
今夏こそは守備陣の補強もあるのでしょうし。
やはりユナイテッドが強くなければプレミア勢の復権は難しいと思います。
来季が楽しみですね。