イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「夢が叶った!」ジェイドン・サンチョ、マンチェスター・ユナイテッド移籍がついに決定!

England winger completes £73m move to Manchester United from Borussia Dortmund(BBC)」。マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョの入団を発表しました。「BBC」によると、移籍金は7300万ポンド(約111億円)で5年契約プラス12ヵ月のオプション。オールド・トラフォードでプレイする選手のなかでは、ポール・ポグバの8900万ポンド、ハリー・マグワイアの8000万ポンドに次ぐ高額となります。右サイドの攻撃力の強化が課題だったスールシャール監督は、最もほしかったタレントをついに手中に収めました。

「ジェイドンは、私がクラブに連れてきたいと思った象徴的なタイプ。マンチェスター・ユナイテッドの最高の伝統を受け継ぐフォワードだ。今後何年にもわたって、チームにとって重要な一員となるだろう。その才能が開花するのを見られるのが楽しみだね。彼はチームに超絶なペース、嗅覚、創造性をもたらしてくれるだろう。これまでのゴールとアシストのレコードが、それを物語っている」(オーレ・グンナー・スールシャール)

「いつかはイングランドに戻ると思っていた。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍は夢の実現だ。プレミアリーグで活躍する時を待ち切れない。このスカッドは、若くてエキサイティング。ファンにふさわしい成功をもたらすために、何か特別なものを一緒に創り上げることができると信じている。監督やコーチングチームとともに、自分のプレイをさらに高めていきたい」(ジェイドン・サンチョ)


2017年の夏にマンチェスター・シティからドルトムントに移籍したウインガーは、4シーズンで137試合50ゴール57アシストという数字を残しています。「BBC」はラシュフォード、マルシアル、グリーンウッド、カバーニのスタッツと比較し、「65回のチャンスメイクは、ラシュフォードとマルシアルの38回、カバーニの34回、グリーンウッドの16回を大きく上回っている」と指摘しています。

とりわけ直近3シーズンのパフォーマンスは秀逸で、ゴールとアシストを足すと78。彼を上回るのはメッシ、レヴァンドフスキ、クリスティアーノ・ロナウド、ムバッペ、インモービレ、ベンゼマ、サラーのみで、41アシストはメッシの43に次ぐ記録です。ブンデスリーガで右サイドを蹂躙し続けてきたウインガーは、カバーニ、ブルーノ、ラシュフォードの得点シーンを飛躍的に増やしてくれるのではないでしょうか。

「マーカス(・ラシュフォード)とジェシー(・リンガード)とは、チェコと対戦したイングランド代表の2度めのキャンプからつるむようになった」
「ルークもね。今回のトーナメント(ユーロ2020)で初めて一緒になったんだけど、本当にナイスガイ。ロッカールームでよく話す選手のひとりだ」

マグワイア、ラシュフォード、リンガード、ルーク・ショー、ディーン・ヘンダーソンと、イングランド代表でともにプレイした選手が多く、マンチェスターの街を知っているのもアドバンテージです。プレミアリーグは未体験ながら、U-18プレミアリーグで14試合12ゴール4アシスト、プレミアリーグ2で7試合3ゴール2アシストという結果を残しており、ハードマーカーたちに戸惑うこともないでしょう。

当初の背番号は25。34歳のカバーニがチームに別れを告げる時、7番は彼の背中に継がれるのではないでしょうか。CR7に影響を受けたと語る21歳のウインガーが、中央からも容赦なく決める世界最高のゴールゲッターとして、ビッグイヤーを高々と掲げる日が来るのを楽しみにしています。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す