インテルの10番、コヴァチッチ獲得合意⁉ ポストジェラードは万全、順風満帆リヴァプール!
地元紙「リヴァプール・エコー」が、レッズがコヴァチッチ獲得のための1800万ポンドを捻出するために、バロテッリをACミランに売る可能性があると報じたのが3日前。すると昨日、インテルとリヴァプールが合意したという報道がありました。こちらのネタ元はクロアチアの新聞。ほぼ同時にイギリス紙「テレグラフ」が個人合意ともいっており、2つの情報を足すと合わせ技一本、「ほぼ決まり」です。さらに「リヴァプール・エコー」紙が、「個人は合意、クラブは金額で交渉中」とかぶせてきていますが、要は「レッズが払うといえば決まり」というところまで来ているのは間違いないようです。なるほど、後は「1800と言い張るインテルをどこまで妥協させられるか」ですね。冒頭にびっくりと書いたのは、さまざま噂はあれど、契約延長までしたインテルはコヴァチッチを出さないのではないかと思っていたからです。
ザグレブからインテル入団後、96試合で8ゴール。今季セリエAでは中盤の選手で最も多い35試合出場で5ゴール。彼とイカルディの存在こそが、インテル復権の手がかりだったはずです。逆にいえば、リヴァプールにとっては35億円なら相当満足度の高いお買い物になるでしょう。コヴァチッチのプレースタイルを端的にいえば、「ドリブルがうまいスティーブン・ジェラード」。スピードと縦への推進力は、いかにもプレミアリーグ向き。ハーフライン付近から速く正確なパスをトップや左右にフィードできて、スペースがあると見るや一気にペナルティエリア付近まで運べるMFの加入で、スタリッジやコウチーニョのシュートチャンスは格段に増えるのではないでしょうか。5月に21歳になったばかりと伸びしろもあり、無事決着すれば、先を見越したいい補強になると思います。
リヴァプールでは、噂のバロテッリやグレン・ジョンソン以外でも、ボリーニ、ルーカスがクラブを離れるという話があります。ジェラードとルーカスの穴はコヴァチッチとミルナー、エムレ・ジャンで埋め、ボリーニとバロテッリがいなくても大物ストライカーを獲れれば大きなプラス。グレン・ジョンソンの代わりには、バーンリーの右SBで攻撃力が魅力のキーラン・トリッピアーに白羽の矢が立っています。ここまで決められれば、来季のリヴァプールはチャンピオンズリーグ出場権を争う有力候補としてプレミアリーグ開幕戦を迎えられるのではないでしょうか。ララナやマルコヴィッチがプレミアリーグ2年めでよりフィットし、頭角を現したジョーダン・アイブが暴れまわってくれることを期待すれば、スターリングがわがままを言い続けるなら売ってもいいんじゃないですか!?「50億円&ジェコ」で手を打っておきますか。あ、売り先は、深刻なホームグロウン選手不足に悩み、イングランド人選手なら気前よく払ってくれそうなあのチームで間違いないですよね?(マテオ・コヴァチッチ 写真著作者/Fanny Schertzer)
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更新ご苦労さまです。
コヴァチッチの獲得は無いと思ってましたが、ここにてメディアの報道を見ると現実味を帯びてそうですね。最近のレッズは若手路線ですね。これで獲得が決定したらここまでは良い補強路線かと思います。
昨シーズンの補強に関して勉強したんでしょうか?(苦笑)
あとは現在メンバーの整理ですね。ルーカスは好きな選手ですが移籍濃厚でしょうね、、。FW陣をどうするかでしょうか。残念ながらどの選手も期待に応えたとは言い難い状態でしたから。
CL出場できないクラブに、大物FWが来てくれるか見ものです。オフなんだかんだで情報収集に忙しいですね。
更新お疲れ様です。
Echoに記載されていた£1800万合意報道はExpress紙のゴシップを引用したものなのであまり信憑性がないかもしれません。ですがもし来てくれるならプラスに働くのは間違いないですね。
コウチーニョがいない時のパッサーとしてかなり機能してくれると思います。
マルコビッチが£2000万と思うと£1800万も安く感じてしまうのはちょっと麻痺してきてますかね。