もっとゴールに絡んでほしい。カソルラの香り漂うウーデゴーアの覚醒に期待!
プレミアリーグ復帰戦は、5-0で大敗したマンチェスター・シティとのアウェイゲーム。自陣で守備を強いられる時間が続き、パス成功18本という厳しい数字しか残せなかったマルティン・ウーデゴーアは、1-0で勝ったノリッジ戦も不本意なパフォーマンスに終始しました。パス成功率93%を記録したものの、デュエルでは劣勢でシュートゼロ。今季初めて彼らしさを見せてくれたのは、ターフムーアに乗り込んだバーンリー戦でした。
ぎこちないビルドアップと不安定なパスワークを改善できないチームのなかで、トーマス・パーティーの脇に降りて奮闘したノルウェー代表キャプテンは、52本のパスをつないでハブの役割を果たしました。30分には、左足で巻いた美しいFKで決勝ゴールをゲット。3-1で快勝したスパーズとのノースロンンドンダービーは、後半のペースダウンが気になりましたが、先制点を演出したサカへのパスは的確でした。
絶好調ブライトンとのアウェイゲームは0-0。ウーデゴーアはまたも空回りしてしまい、63分にニコラ・ペペに後を譲りました。プレミアリーグ3連敗という悪夢のスタートの後、3勝1分と巻き返したアーセナルですが、冨安とガブリエウの合流で安定感を増した守備に対して、得点力不足が課題になっています。攻撃力UPのカギを握るのは、スミス・ロウ、サカ、ウーデゴーアですが、レアル・マドリードから移籍したプレーメイカーの好不調の波が激しいのが気になります。
プレミアリーグ5試合で1ゴール、アシストとビッグチャンスクリエイトは未だゼロ。キーパス7本、オープンプレーでのシュート2本、ドリブル成功1回ももの足りない数字です。トップ下、サイドのMF、セントラルといった役割の変化を消化できていないのか、トップフォームを取り戻せていないのか。ボールをもらえるエリアに入っていけない時間帯があり、味方の足元に届ける安全重視のパスが多すぎるようにも感じています。
とはいえ、スミス・ロウ、サカ、トーマスとともにプレイする時間を積んでいけば、昨季プレミアリーグの好感触を思い出すことができるでしょう。本人は前向きで、マドリードよりもアーセナルのほうが過ごしやすいと語っています。
「(レアル・マドリードでは)最高の人たちと一緒にいることで強くなれた。(セルヒオ・)ラモスやクリスティアーノ(・ロナウド)のような選手から学んだ。マドリードのおかげで成長できたと思っている」
「でも、最高のレベルのなかにいると、友達を作るのは簡単ではない。少なくとも、若いうちによそから来るとね。異なるドレッシングルームのカルチャーから来たので、なじむのは簡単ではなかった。難しかったけど、自分を強くしてくれたし、経験できてよかったと思う」
「今は全然違う。アーセナルではとてもハッピー。ドレッシングルームはベリーナイスだね」
22歳のMFにはまだまだ伸びしろがあり、先々はサンティ・カソルラのように中盤を掌握するプレーメイカーになってくれるのではないでしょうか。プレミアリーグに集中すると決めた今季は、大事なシーズン。ベストポジションがわからないまま、負傷を繰り返して切れ味を失ってしまったジャック・ウィルシャーを教訓として、ゴールを生み出すチャレンジを増やしていただければと思います。次節はヴィエラ率いるクリスタル・パレスとのロンドンダービー。目の覚めるようなゴールと、今季初アシストを期待しましょう。
ぎこちないビルドアップと不安定なパスワークを改善できないチームのなかで、トーマス・パーティーの脇に降りて奮闘したノルウェー代表キャプテンは、52本のパスをつないでハブの役割を果たしました。30分には、左足で巻いた美しいFKで決勝ゴールをゲット。3-1で快勝したスパーズとのノースロンンドンダービーは、後半のペースダウンが気になりましたが、先制点を演出したサカへのパスは的確でした。
絶好調ブライトンとのアウェイゲームは0-0。ウーデゴーアはまたも空回りしてしまい、63分にニコラ・ペペに後を譲りました。プレミアリーグ3連敗という悪夢のスタートの後、3勝1分と巻き返したアーセナルですが、冨安とガブリエウの合流で安定感を増した守備に対して、得点力不足が課題になっています。攻撃力UPのカギを握るのは、スミス・ロウ、サカ、ウーデゴーアですが、レアル・マドリードから移籍したプレーメイカーの好不調の波が激しいのが気になります。
プレミアリーグ5試合で1ゴール、アシストとビッグチャンスクリエイトは未だゼロ。キーパス7本、オープンプレーでのシュート2本、ドリブル成功1回ももの足りない数字です。トップ下、サイドのMF、セントラルといった役割の変化を消化できていないのか、トップフォームを取り戻せていないのか。ボールをもらえるエリアに入っていけない時間帯があり、味方の足元に届ける安全重視のパスが多すぎるようにも感じています。
とはいえ、スミス・ロウ、サカ、トーマスとともにプレイする時間を積んでいけば、昨季プレミアリーグの好感触を思い出すことができるでしょう。本人は前向きで、マドリードよりもアーセナルのほうが過ごしやすいと語っています。
「(レアル・マドリードでは)最高の人たちと一緒にいることで強くなれた。(セルヒオ・)ラモスやクリスティアーノ(・ロナウド)のような選手から学んだ。マドリードのおかげで成長できたと思っている」
「でも、最高のレベルのなかにいると、友達を作るのは簡単ではない。少なくとも、若いうちによそから来るとね。異なるドレッシングルームのカルチャーから来たので、なじむのは簡単ではなかった。難しかったけど、自分を強くしてくれたし、経験できてよかったと思う」
「今は全然違う。アーセナルではとてもハッピー。ドレッシングルームはベリーナイスだね」
22歳のMFにはまだまだ伸びしろがあり、先々はサンティ・カソルラのように中盤を掌握するプレーメイカーになってくれるのではないでしょうか。プレミアリーグに集中すると決めた今季は、大事なシーズン。ベストポジションがわからないまま、負傷を繰り返して切れ味を失ってしまったジャック・ウィルシャーを教訓として、ゴールを生み出すチャレンジを増やしていただければと思います。次節はヴィエラ率いるクリスタル・パレスとのロンドンダービー。目の覚めるようなゴールと、今季初アシストを期待しましょう。
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