まさに電光石火、しかし予想外の高額…リヴァプールがフィルミーノ獲得を公式発表!
2週間ほど前には、イギリス紙「メトロ」の見出しには「Manchester United ‘reach £13.1million transfer deal to sign Roberto Firmino’」とあり、25億円ならまずまずと思っていたのですが、最終的にはずいぶん高いディールとなりました。「リバプール・エコー」は3000万ポンド(約57億円)、「デイリー・ミラー」は2800万ポンドと高いほうで報じており、「リヴァプール史上2番め、あのアンディ・キャロルの次」「ブンデスリーガ最高額」などと煽っていますが、「スカイスポーツ」の記事は冷静です。彼らは、リヴァプールが最初に払うのは2130万ポンド(約41億5000万円)で、もろもろインセンティブが乗っかると、最大で2800万ポンド(約54億6000万円)となると報じています。
同時に「スカイスポーツ」は、スターリングとフィルミーノの昨季のスタッツを比較し、ゴール数7は同じ、10アシストはフィルミーノが3つ多く、シュート1本&ドリブル成功1回にかかる時間もフィルミーノのほうが少ないと分析。「スターリングと同等以上の活躍が見込める選手」と好意的に報じています。2800万ポンドという高い数字を取っても、スターリング売却とフィルミーノ獲得の差額の40億円が手元に残り、貢献度がイーブンならいい取引という見方もできます。しかし、2130万ポンドという低いほうの金額でも、フランスで2季連続MVPという実績を掲げてプレミアリーグに殴り込みをかけたエデン・アザールと同水準と見ると、彼よりも実績が乏しいフィルミーノはやはり割高に感じます。
マンチェスター・ユナイテッドは、優先度の高くないポジションにこれだけの投資をするのをためらったのでしょう。「イングランド・ナショナルダービー」の場外戦は、本気だったレッズがクラブ事情を勘案して引いたマンチェスター・ユナイテッドを圧倒した一戦だったのではないでしょうか。リヴァプールのCEOイアン・アイルさんがチリに出向いて、フィルミーノがプレミアリーグでプレイするための労働許可証の発行を待って即座に決めたという報道からも、何としても獲りたかったという情熱が伝わってきます。
「高すぎる派」には、「南米選手権のコロンビア戦で絶好機を外した選手」と揶揄する向きもあるようですが、ここはポジティブに「センスのいい飛び込みで、ベネズエラ戦の勝利を決める2点めをゲットした選手」というインプットをしてあげたいと思います。高額獲得といえば、マンチェスター・ユナイテッドがファン・マタ獲得に3700万ポンド(当時のレートで63億円)を投入した際は、サポーターでさえ「パニックバイか…」とチェルシーのシャツ以上に青くなりました。しかし、モウリーニョさん復帰後の半年でキャピタルワンカップの1ゴールしかなかったスペイン代表MFは、移籍後1年半のプレミアリーグで14ゴール。昨季の終盤戦、直接対決のリヴァプール戦で2発、マンチェスター・ダービーでもカウンターから見事な3点めを決め、チームをチャンピオンズリーグ出場に導いてくれたマタには「来てくれてありがとう」と思っています。フィルミーノが高いかどうかを決めるのは、彼自身です。来季のプレミアリーグでは、「スカイスポーツ」の分析の正しさを証明していただければと期待しています。
これで、来季のリヴァプールの陣容がかなり見えてきましたね。GKミニョレ、DFナサニエル・クライン、シュクルテル、サコ、アルベルト・モレノ。アンカーにエムレ・ジャン、インサイドハーフにミルナーとヘンダーソン。両サイドにコウチーニョとフィルミーノが入り、トップにバッカ。スタリッジの復帰後は2トップも併用、ダニー・イングスとララナがスーパーサブ、というのが理想形でしょう。必要なパーツは、あと2枚。この夏のレッズは、とにかく速いです。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
あとは、クラインはもちろんGKを必ず獲得してほしいです。自分がオーナーだったらフィルミーノは獲得せずイジヤラメンディ、ディエゴロペス、ラカゼット獲得したいですね。現実的には噂にあるクライン、カシージャス、イジャラメンディを獲得出来れば最高ですね。インテルのコバチッチに熱心らしいのですが高額を支払って獲得しそうで心配です。個人的にコバチッチは要らないと思うのですが。あとは、CBにはイロリを使って欲しいです。読みにくい長文すいません。
更新ご苦労様です。
今年の市場での動きはなんとも速いですね。
フィルミーノは高額だと思いますが、ここはポジティブにコウチーニョとのブラジルラインを期待します。
あとは、GKとFWですね。個人的にはイジャラメンディの獲得なればと思ってます。
今夏の移籍市場の主役はレッズで決まりですかね。ただ、ベイルマネーのスパーズ、そしてスアレスマネーの昨季のレッズといい、新戦力を大量に獲得した後のシーズンはあまり良い印象はないんですよね‥ただBRなら同じ轍は踏まないと信じています!
高すぎて吹きました笑
ベンテケにはなぜ払えないのでしょうかね。
確かにベンテケはレッズに合わないきもしますが、、、
初コメントさせていただきます。
確かにかなりの高額ですが、仮にベンテケを同じ金額で獲得すれば、それこそキャロルの二の舞になると散々言われる結果が目に見えてますので、フィルミーノでよかったと思います。
もちろんストライカーの獲得はしてもらいたいですが
動きが早いですね。スターリングを高額で売却できる、フリーで戦力を数人獲得できたからできる買い物ですね。チェルシーのシャツ以上に青くなったら、ぶっ倒れますよ(笑)
ホントあとはFWですね。
バッカをメインターゲットにしてるんでしょうか。ベンテケ消えてFWの話が出なくなったので不安です。
バッカはもう29歳になるので、先を見るとベンテケの方が良いとは思うんですが、今のレッズのプレーに合わないような気もするので、キャロルみたくなっちゃうと・・・。
ゼニトのロンドンは全然知らないし、ラカゼットは無理っぽいし、ジョレンテはやめてほしいなー。
アトレティコがうらやましいです。
更新ありがとうございます。
ユナイテッド本当に狙っていたんですかね?
この金額は単純に代理人が競合の存在を匂わせて
釣り上げたのでは?と思っているのですが…
レッズファンです。初めてのコメントです!
フィルミーノに最高で£29m払うとは本当にリヴァプールは移籍金交渉が下手だと思います。キャロルはパニックバイなので仕方ないとしてもダウニング、マルコヴィッチ、ララーナはどれも£3〜5mは安く取れたはずです。フィルミーノに関しては£7〜9m安く取れたと思います。移籍金の高さには不服ですがリヴァプールにはすごく合うと思ってます。スタリッジ、コウチーニョのどちらと並べるのか、それとも2人の間のポジションで使うのか楽しみです。