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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ステケレンブルク、ロリスからカシージャスまで…プレミアリーグにGK移籍の話が続出!

リヴァプールにフィルミーノを持っていかれたマンチェスター・ユナイテッドですが、「素晴らしい交渉スピード!まいりました」というのが率直な感想です。とはいえ、最重要ポジションであるシュナイデルランやシュバイニーをさらわれたわけではないので、さして痛手はないでしょう。何しろほしいのはセントラルMF、次にストライカーです。攻撃的MFもそうですが、デ・ヘアの移籍自体が何よりの激痛であるGKにおいても、ヴィクトル・バルデスに加えて強豪国の代表クラスを連れて来られれば、デ・ヘアのレベルは望めなくても弱点にはならないと割り切るほかはありません。

そのGKでは、「デイリー・ミラー」や「レキップ」がウーゴ・ロリスがマンチェスター・ユナイテッド入団に前進したと報道しています。トッテナムのレヴィ会長が、「2500万ユーロ(約35億円)以上のオファーなら君を手離す」と本人に伝えたとのこと。「プレミアリーグに残りたい」「チャンピオンズリーグに出られるクラブに移籍したい」といっていたフランス代表GKは、この夏の移籍市場で絶好調のリヴァプールを選択肢に入れておりません。チェフを出す贅沢なクラブも、チェフを獲る幸せなクラブも、 ジョー・ハートがおり無関心なクラブもノーケアで大丈夫でしょう。デ・ヘアに絡めてセルヒオ・ラモスを大金を投じて獲得するのかはともかく、絶対的守護神移籍の最終着地については、もうしばらくあの手この手で粘っても問題ないと思われます。

トッテナムとは、来季プレミアリーグの開幕戦で当たることが決まっているため、ロリス加入が実現したとしても、デビュー戦は2節のヴィラ・パークとなるでしょう。そういえば、スペイン紙「マルカ」が「カシージャスがトッテナムへ」というびっくり報道をかましていました。さすがにそれはないでしょうと思うものの、結果的に三角トレードとなったらおもしろいですね。前任者を超えて評価されるGKは誰か、それぞれ移籍金の額に見合うのか、クラブはもう一段上の成果を手に入れられるのか。単純に、カシージャスをプレミアリーグで観られるだけでもワクワクします。

デ・ヘアやロリスだけでなく、この2日間はプレミアリーグのGK獲得絡みのニュースが続出しました。イングランド代表GKフレイザー・フォースターが最悪年内絶望となったサウサンプトンは、フラム所属の元オランダ代表GKマールテン・ステケレンブルフをシーズンレンタルで獲得。かつてはファン・デル・サールの後継者といわれた守護神は、2012-13シーズンにローマで控えGKに引きずりおろされてからというもの、度重なる負傷もあっていいシーズンを送っていません。同郷のボス、クーマン監督は、2010年のワールドカップ南アフリカ大会で決勝を戦った32歳のGKを復活させることができるのでしょうか。守備の要だったアルデルヴァイレルトの買い取りが難航しているセインツが、昨季のプレミアリーグで見せた堅守をキープできるのかにも注目です。

ステケレンブルフのニュースの後、スウォンジーが獲得を発表したのは、ヘーレンフェーンのスウェーデン代表GKクリストファー・ノルフェルト。代表キャップは5つながら、ヘーレンフェーンでは3年連続でヨーロッパリーグ出場権を争うプレーオフにクラブを導いたGKで、ファビアンスキとのレギュラー争いは、スウォンジーの守備のクオリティを上げてくれるでしょう。

明日かあさってには、あの大物GKの移籍決定ニュースが話題をさらいそうです。「スカイスポーツ」は、チェルシーとアーセナルがチェフ移籍について、1090万ポンド(約21億円)で合意したと報じています。いよいよですね。こちらも決まりましたら、すぐにお伝えいたします。

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