2021.11.08 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Watford】やらかしたエース、救ったスミス・ロウ…ガナーズはいよいよ優勝争い!?
プレミアリーグで7戦連続無敗のアーセナルが、16位に沈むワトフォードをエミレーツに迎えています。アルテタ監督のチョイスは、ヴィラとレスター相手に5ゴールをゲットした4-4-2。膝を痛めたトーマス・パーティーの代役を務めるメートランド=ナイルズは、攻守の安定に貢献できるでしょうか。
さっそく、スタメンの11人を紹介しましょう。GKラムズデール、DF冨安健洋、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス、セントラルMFはサンビ・ロコンガとメートランド=ナイルズ。サカとスミス・ロウが左右に入り、2トップにオーバメヤンとラカゼットという布陣です。キックオフからサイドを制圧するアーセナル。右に流れてプレイする姿が目立つラカゼットに、ゴールの予感が漂っています。
6分にメートランド=ナイルズが敵陣で奪い、緩い縦パスを受けたラカゼットがGKフォスターの前でループシュートを放つと、右手で弾いたボールがオーバメヤンの足元へ。今季プレミアリーグ4ゴールのエースが打っていれば先制点でしたが、トラップが流れて前にいたサカが押し込んだため、VARによってオフサイドとなってしまいました。
18分の冨安の絶妙な浮き球で、サカがボックス右に躍り出ますが、速いクロスは味方に合わず。ガナーズがうまく攻められないのは、縦のパスコースを切られており、高い位置でもらえないスミス・ロウが下がってきてしまうからでしょう。34分、FKのクリアをメートランド=ナイルズが狙うも、明らかなミスキック。ボックス右に浮いたボールをキープしようとしたラカゼットが、ダニー・ローズに首を抱え込まれて転倒し、主審のフレンドさんはPKスポットを指差しました。
オーバメヤンの強いキックはやや左。コースを読んだフォスターが体でセーブし、ホームチームはまたも先制のチャンスを活かせません。40分に敵陣で2人をかわしたクツカのシュートは、ベン・ホワイトが足に当ててCK。44分にサカのCKを叩いたガブリエウのヘッドは決定的でしたが、好調フォスターが右足でブロックし、前半をイーブンで終えました。
47分、冨安の縦パスを受けたサカがダニー・ローズをあっさりかわし、折り返しをニアでもらったラカゼットが後ろに落とすと、サンビ・ロコンガのダイレクトショットはフォスターがキャッチ。55分にタヴァレスのクロスが逆サイドに流れ、サカの落としを冨安がダイレクトで狙うと、ダニー・ローズが何とか頭でクリアしました。
56分、クツカのパスを敵陣でインターセプトしたのは、ベン・ホワイト。中央で2人抜いたCBはシソコにカットされますが、こぼれ球にいち早く反応したスミス・ロウが鋭いシュートをネットに突き刺しました。21歳のプレーメイカーは、今季プレミアリーグで早くも4発め。アルテタ監督は69分にラカゼットを下げ、ウーデゴーアをトップ下に配しました。
攻めなければならないワトフォードは、残り20分を切ってもオンターゲットがありません。73分にボックス右を突破したウーデゴーアが左隅に転がしたシュートは、オーバメヤンが触ってオフサイドになりましたが、ノータッチでも枠にいっていたかもしれません。78分、ウーデゴーアの美しいサイドチェンジでタヴァレスが左から抜け出し、クロスのクリアにウーデゴーアが飛び込むと、こぼれ球に先着したスミス・ロウは左足のショットを打ち上げてしまいました。
85分のクツカのミドルは、ラムズデールがキャッチ。86分に右に飛び出したラムズデールがベン・ホワイトと意思の疎通を欠き、ジョシュア・キングに抜かれたピンチは、角度のないところからのシュートが枠にいかず、助かりました。89分、タヴァレスを蹴ってしまったクツカが、2枚めのイエローで退場。91分のCKからの波状攻撃は、サンビ・ロコンガの強烈なシュートをフォスターが弾き、希望をつなげました。
スミス・ロウと代わったエルネニーも、サカのポジションに入ったマルティネッリも、託されたミッションをよく理解していました。時間をうまく遣ったアーセナルが1-0で勝ち点3をゲット。最初のトラップミス、PK失敗、ウーデゴーアのシュートにタッチと、「逆ハットトリック」のオーバメヤンが接戦に持ち込んでしまった一戦でした。
ヒーローはスミス・ロウですが、冨安健洋にチーム最高の評価をあげてもいいのではないでしょうか。クロスとロングフィードが5本ずつ、タックルとリカバリーが5回ずつ、キーパス2本、デュエル8勝3敗、空中戦3戦全勝。CBコンビとともにシュートコースを消し続けた日本代表は、豊富な運動量で攻守ともに支えたメートランド=ナイルズとともに、MVPクラスのパフォーマンスを見せてくれました。
勝ち点を20に伸ばしたガナーズは、TOP4どころか首位チェルシーと6ポイント差まで詰めています。直近のプレミアリーグ8試合で失点4は、ひとつ少ないブルーズに次ぐ堅守です。インターナショナルブレイク明けのゲームは、アンフィールドでリヴァプール。難敵を下して、レスターと戦うブルーズが勝ち点をロストすれば、いよいよ優勝争いです。いや、しかし…!?
さっそく、スタメンの11人を紹介しましょう。GKラムズデール、DF冨安健洋、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス、セントラルMFはサンビ・ロコンガとメートランド=ナイルズ。サカとスミス・ロウが左右に入り、2トップにオーバメヤンとラカゼットという布陣です。キックオフからサイドを制圧するアーセナル。右に流れてプレイする姿が目立つラカゼットに、ゴールの予感が漂っています。
6分にメートランド=ナイルズが敵陣で奪い、緩い縦パスを受けたラカゼットがGKフォスターの前でループシュートを放つと、右手で弾いたボールがオーバメヤンの足元へ。今季プレミアリーグ4ゴールのエースが打っていれば先制点でしたが、トラップが流れて前にいたサカが押し込んだため、VARによってオフサイドとなってしまいました。
18分の冨安の絶妙な浮き球で、サカがボックス右に躍り出ますが、速いクロスは味方に合わず。ガナーズがうまく攻められないのは、縦のパスコースを切られており、高い位置でもらえないスミス・ロウが下がってきてしまうからでしょう。34分、FKのクリアをメートランド=ナイルズが狙うも、明らかなミスキック。ボックス右に浮いたボールをキープしようとしたラカゼットが、ダニー・ローズに首を抱え込まれて転倒し、主審のフレンドさんはPKスポットを指差しました。
オーバメヤンの強いキックはやや左。コースを読んだフォスターが体でセーブし、ホームチームはまたも先制のチャンスを活かせません。40分に敵陣で2人をかわしたクツカのシュートは、ベン・ホワイトが足に当ててCK。44分にサカのCKを叩いたガブリエウのヘッドは決定的でしたが、好調フォスターが右足でブロックし、前半をイーブンで終えました。
47分、冨安の縦パスを受けたサカがダニー・ローズをあっさりかわし、折り返しをニアでもらったラカゼットが後ろに落とすと、サンビ・ロコンガのダイレクトショットはフォスターがキャッチ。55分にタヴァレスのクロスが逆サイドに流れ、サカの落としを冨安がダイレクトで狙うと、ダニー・ローズが何とか頭でクリアしました。
56分、クツカのパスを敵陣でインターセプトしたのは、ベン・ホワイト。中央で2人抜いたCBはシソコにカットされますが、こぼれ球にいち早く反応したスミス・ロウが鋭いシュートをネットに突き刺しました。21歳のプレーメイカーは、今季プレミアリーグで早くも4発め。アルテタ監督は69分にラカゼットを下げ、ウーデゴーアをトップ下に配しました。
攻めなければならないワトフォードは、残り20分を切ってもオンターゲットがありません。73分にボックス右を突破したウーデゴーアが左隅に転がしたシュートは、オーバメヤンが触ってオフサイドになりましたが、ノータッチでも枠にいっていたかもしれません。78分、ウーデゴーアの美しいサイドチェンジでタヴァレスが左から抜け出し、クロスのクリアにウーデゴーアが飛び込むと、こぼれ球に先着したスミス・ロウは左足のショットを打ち上げてしまいました。
85分のクツカのミドルは、ラムズデールがキャッチ。86分に右に飛び出したラムズデールがベン・ホワイトと意思の疎通を欠き、ジョシュア・キングに抜かれたピンチは、角度のないところからのシュートが枠にいかず、助かりました。89分、タヴァレスを蹴ってしまったクツカが、2枚めのイエローで退場。91分のCKからの波状攻撃は、サンビ・ロコンガの強烈なシュートをフォスターが弾き、希望をつなげました。
スミス・ロウと代わったエルネニーも、サカのポジションに入ったマルティネッリも、託されたミッションをよく理解していました。時間をうまく遣ったアーセナルが1-0で勝ち点3をゲット。最初のトラップミス、PK失敗、ウーデゴーアのシュートにタッチと、「逆ハットトリック」のオーバメヤンが接戦に持ち込んでしまった一戦でした。
ヒーローはスミス・ロウですが、冨安健洋にチーム最高の評価をあげてもいいのではないでしょうか。クロスとロングフィードが5本ずつ、タックルとリカバリーが5回ずつ、キーパス2本、デュエル8勝3敗、空中戦3戦全勝。CBコンビとともにシュートコースを消し続けた日本代表は、豊富な運動量で攻守ともに支えたメートランド=ナイルズとともに、MVPクラスのパフォーマンスを見せてくれました。
勝ち点を20に伸ばしたガナーズは、TOP4どころか首位チェルシーと6ポイント差まで詰めています。直近のプレミアリーグ8試合で失点4は、ひとつ少ないブルーズに次ぐ堅守です。インターナショナルブレイク明けのゲームは、アンフィールドでリヴァプール。難敵を下して、レスターと戦うブルーズが勝ち点をロストすれば、いよいよ優勝争いです。いや、しかし…!?
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す