2021.12.06 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Watford×MAN.CITY】圧巻ベルナルド・シウヴァ!攻めまくった王者が余裕の快勝で首位奪還!
土曜日に「ベルナルド・シウヴァは地味だけど、素晴らしい」という趣旨の記事を書いたのですが、プレミアリーグ15節のワトフォード戦は、文句なしのマン・オブ・ザ・マッチでした。0-1でリードした31分、自陣から始まった速攻。スターリングが中央のギュンドアンに預け、右から上がったベルナルド・シウヴァにパスが通ると、カットインした20番は柔らかい縦パスを転がし、ギュンドアンをフリーにしました。
昨季プレミアリーグで13ゴールをゲットしたセントラルMFのダイレクトショットは、GKバッハマンがブロック。リバウンドを拾ったベルナルド・シウヴァは、縦に持って2人を強引に抜き去り、角度のないところから右足で流し込みました。前半で勝負を決めたレフティは、63分にダメ押しの3点めもゲットしています。
カイル・ウォーカーのパスをボックス右脇で受けると、縦と見せかけて中にカットイン。ダニー・ローズを簡単にかわして打った左足のコントロールショットに、GKバッハマンは1歩も動けず、ボールは左のサイドネットを揺らしました。
今季プレミアリーグは14試合7ゴール1アシスト、最高のパフォーマンスといわれた2018-19シーズンは7ゴール7アシスト。開幕前には、スペインのクラブに移籍したがっているといわれていたプレーメイカーは、キャリアハイのスタッツでシーズンを終えるのではないでしょうか。
ペップが選んだこの日の中盤は、ギュンドアン、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ。前線には負傷が癒えたフォーデン&グリーリッシュと、調子を上げているスターリングが並んでいます。開始2分にラポルテが決定的なヘディングシュートを放つと、4分にはあっさり先制ゴールが決まりました。
フォーデンの完璧なクロスがフリーのスターリングに通り、イージーなヘッドが左のサイドネットに収まったゴールシーンでしたが、素晴らしいサイドチェンジをフォーデンに入れたのはベルナルド・シウヴァでした。ワトフォードの最大の失敗は、戦闘モードにスイッチを入れるのが遅かったことでしょう。
開始5分までにラポルテ、スターリングにフリーのシュートを許した後、8分にはスターリングがカットインからきわどいシュートを放ち、9分のCKを頭で合わせたグリーリッシュはどフリー。11分に、フォーデンのアーリークロスがグリーリッシュに届いたシーンも、マーカーのキャスカートは無力でした。
夏に加わった10番の2発は、いずれもGKの守備範囲に飛んでしまいましたが、10分強で5回も決定機を創られたチームが勝ち点を得られるとは思えません。フォーデンが左、グリーリッシュが偽トップという並びは、ワトフォード対策だったのでしょうか。素晴らしいクロスを連発したフォーデンのサイド起用は当たりでしたが、グリーリッシュはスペースを活かしやすいポジションのほうが輝くのではないかと思います。
23分にスターリングが右サイドを突破し、ラストパスをもらったグリーリッシュがシュートを浮かしたシーンは、彼の左脇にいた2人がフリーでした。いつもの彼なら、間違いなくパスを選んだはずです。昨季王者が決定機を逃し続けているうちに、ホームチームが追いつけばわからなかったのですが、31分のベルナルド・シウヴァの1発で望みは絶たれました。
0-3となった後、74分に右のフェメニアからニアでパスを受けたクチョ・エルナンデスがシュートをポストに当て、自らリバウンドを押し込んで2点差。78分にクチョ・エルナンデスのクロスをニアで叩いたジョシュア・キングが枠に入れていれば、再度おもしろい展開になったかもしれません。
自分たちのフットボールを思い出すのが遅かったワトフォードは、ポゼッション22%対78%、シュート数11対26、オンターゲット4対13という敗者のスタッツでタイムアップを迎えました。ウルヴスがリヴァプールを苦しめたように、終盤までイーブンのまま相手の焦りを誘う展開に持ち込めればよかったのですが…。
誰がどこに入ってもクオリティをキープできるペップのチームは、やっぱり強い。ベルナルド・シウヴァはやっぱり素晴らしい。王者のパスワークを堪能した90分でした。5連勝で首位に立ったチームは、ケヴィン・デブライネも67分に復帰させています。いやー。
昨季プレミアリーグで13ゴールをゲットしたセントラルMFのダイレクトショットは、GKバッハマンがブロック。リバウンドを拾ったベルナルド・シウヴァは、縦に持って2人を強引に抜き去り、角度のないところから右足で流し込みました。前半で勝負を決めたレフティは、63分にダメ押しの3点めもゲットしています。
カイル・ウォーカーのパスをボックス右脇で受けると、縦と見せかけて中にカットイン。ダニー・ローズを簡単にかわして打った左足のコントロールショットに、GKバッハマンは1歩も動けず、ボールは左のサイドネットを揺らしました。
今季プレミアリーグは14試合7ゴール1アシスト、最高のパフォーマンスといわれた2018-19シーズンは7ゴール7アシスト。開幕前には、スペインのクラブに移籍したがっているといわれていたプレーメイカーは、キャリアハイのスタッツでシーズンを終えるのではないでしょうか。
ペップが選んだこの日の中盤は、ギュンドアン、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ。前線には負傷が癒えたフォーデン&グリーリッシュと、調子を上げているスターリングが並んでいます。開始2分にラポルテが決定的なヘディングシュートを放つと、4分にはあっさり先制ゴールが決まりました。
フォーデンの完璧なクロスがフリーのスターリングに通り、イージーなヘッドが左のサイドネットに収まったゴールシーンでしたが、素晴らしいサイドチェンジをフォーデンに入れたのはベルナルド・シウヴァでした。ワトフォードの最大の失敗は、戦闘モードにスイッチを入れるのが遅かったことでしょう。
開始5分までにラポルテ、スターリングにフリーのシュートを許した後、8分にはスターリングがカットインからきわどいシュートを放ち、9分のCKを頭で合わせたグリーリッシュはどフリー。11分に、フォーデンのアーリークロスがグリーリッシュに届いたシーンも、マーカーのキャスカートは無力でした。
夏に加わった10番の2発は、いずれもGKの守備範囲に飛んでしまいましたが、10分強で5回も決定機を創られたチームが勝ち点を得られるとは思えません。フォーデンが左、グリーリッシュが偽トップという並びは、ワトフォード対策だったのでしょうか。素晴らしいクロスを連発したフォーデンのサイド起用は当たりでしたが、グリーリッシュはスペースを活かしやすいポジションのほうが輝くのではないかと思います。
23分にスターリングが右サイドを突破し、ラストパスをもらったグリーリッシュがシュートを浮かしたシーンは、彼の左脇にいた2人がフリーでした。いつもの彼なら、間違いなくパスを選んだはずです。昨季王者が決定機を逃し続けているうちに、ホームチームが追いつけばわからなかったのですが、31分のベルナルド・シウヴァの1発で望みは絶たれました。
0-3となった後、74分に右のフェメニアからニアでパスを受けたクチョ・エルナンデスがシュートをポストに当て、自らリバウンドを押し込んで2点差。78分にクチョ・エルナンデスのクロスをニアで叩いたジョシュア・キングが枠に入れていれば、再度おもしろい展開になったかもしれません。
自分たちのフットボールを思い出すのが遅かったワトフォードは、ポゼッション22%対78%、シュート数11対26、オンターゲット4対13という敗者のスタッツでタイムアップを迎えました。ウルヴスがリヴァプールを苦しめたように、終盤までイーブンのまま相手の焦りを誘う展開に持ち込めればよかったのですが…。
誰がどこに入ってもクオリティをキープできるペップのチームは、やっぱり強い。ベルナルド・シウヴァはやっぱり素晴らしい。王者のパスワークを堪能した90分でした。5連勝で首位に立ったチームは、ケヴィン・デブライネも67分に復帰させています。いやー。
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