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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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オリギ負傷、ジョッタは…? 予想以上に厳しいリヴァプールの3トップ、南野拓実の奮闘に期待!

サラーとマネが抜ける1月は、フィルミーノ、ジョッタ、オリギ、南野で乗り切れると思っていました。いや、もっといえば、「オリギが元気なら問題なし」。プレミアリーグで出番が少ないので、目立たないのですが、今季の彼は絶好調です。

プレミアリーグ3試合、わずか38分の出場ながら、ウェストハム戦とウルヴス戦でゴール。2試合フル出場のカラバオカップは2発1アシスト。CLのミランとの2試合でも、1ゴール1アシストを決めています。

公式戦10試合5ゴール2アシスト。78.6分で1ゴールのハイペースは、97.9分のモー・サラーを上回っています。1月は、オリギの季節。もしかしたら、オリギ&南野の季節…!? 左右のゴールゲッターがいないレッズで、サブに甘んじていたアタッカーたちの逆襲が始まると期待していたのです。

ところが、いざ蓋を開けてみると、オリギは膝を痛めてリタイア。リヴァプールの公式サイトは、「まだトレーニングを始めていない」という12月21日の情報をアップデートしていません。「1月は、オリギと南野の月になる」という「リヴァプール・エコー」の予想は空振りに終わりそうです。

シュルーズベリー・タウンと戦ったFAカップ3回戦のフロントスリーは、カイデ・ゴードン、マックス・ウォルトマン、カーティス・ジョーンズという緊急事態…もとい、フレッシュな顔ぶれでした。

4-1で勝ったこの試合の収穫は、「リハビリテーションの一環。復帰を急がせた」とクロップ監督が認めた南野拓実の途中出場と、ラスト30分のプレイだったロベルト・フィルミーノの3ヵ月ぶりのゴールです。10月のワトフォード戦でハットトリックを達成した後、ハムストリングの負傷とコロナウイルスに悩まされた偽9番は、コナテの弱いシュートをフォローするスタイリッシュなバックヒールで復活を印象づけました。

中3日で開催されるカラバオカップ準決勝のアーセナル戦の後、中2日でブレントフォードとのプレミアリーグ。「リヴァプール・エコー」が予想する明日の先発は、カイデ・ゴードン、ロベルト・フィルミーノ、南野拓実です。ジョッタは週末に戻ってくるのか。オリギは復帰に向かっているのか。総勢8人を欠いたリヴァプールは、予想以上に苦しい季節を過ごしています。

そんななかで、ひとついえるのは、大事なセミファイナルに何とか間に合いそうな南野拓実にとって、今こそ最大のチャンスだということです。3試合4ゴール1アシスト、67.5分に1発のカラバオカップマイスターは、冨安健洋のサイドをぶっちぎってゴールを決めてくれるでしょうか。

サラー&マネ不在が5試合になる可能性がある急造3トップのパフォーマンスと、サポーターの期待を背負うことになった日本代表の奮闘をしっかり見届けましょう。ミナミノVSトミヤスが楽しみなのですが、もしかして明日もセドリク!?


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