2022.03.01 チームの話題(全体・他クラブ)
「3歳の娘でもPKといえる」…ランパードは激怒、エヴァートンはプレミアリーグに抗議のレター!
「私は冷静だった。叫んだり、わめいたりはしていない。オフサイドがあったかどうかを知りたかったが、なかったといわれた。VARとなってから、チェックして検討する時間が2分あった。彼らにとっては、腕の不自然な位置に当たったのにペナルティを与えないと考えるに至った時間だけどね」
「家に帰ると3歳の娘がいるけど、あれはPKだったといえるだろう。われわれは順位表の底辺で戦っており、彼らは一番上で戦っている、PKを与えるのは簡単な決断だったはずだ」
プレミアリーグ27節、エヴァートンVSマンチェスター・シティ。0-1で敗れたフランク・ランパードは、試合後の会見で激怒しました。「自らの仕事を適切に行えないプロフェッショナルのせいで勝ち点を失った。あれを間違えるなんて、あまりにも無能だ」。問題のシーンは84分、デル・アリのスルーパスでリシャルリソンがボックス左に飛び出し、1対1からのフィニッシュをエデルソンにセーブされた直後でした。
こぼれ球を胸でトラップしようとしたロドリが、右腕を開いて処理し、外にクリア。ボールは上腕に当たったように見えました。近くにいたエヴァートンの選手たちは、一斉にハンドを主張。VARの後方からの映像を見ると、ボールが上腕にヒットしたことと、胸には触れていないことがわかります。
ランパードの娘さんは相当なプレミアリーグマニアか、さもなくばパパが大好きなのだと思われますが、インパクトの瞬間に腕が揺れている映像を見た大半のファンは「ペナルティが与えられるべき」と思ったのではないでしょうか。
ところが、オンフィールドレビューをはさまなかったポール・ティアニーさんのジャッジは、ジョンジョ・ケニーのオフサイドとエデルソンに対するイエローカード。逃げ切ったマン・シティが3ポイントをゲットしました。
「デル・アリのパスは、リシャルリソンのオフサイドに見える。もしオフサイドでなければ、PKだろう」とコメントしたペップは、VARは見ていないと言い張っています。「ペナルティといわれればペナルティ。ペナルティがないというなら、ペナルティなしだ。映像は見ていない。時間がないんだ」。リシャルリソンが前に出たとき、ルベン・ディアスが残っており、直前のオフサイドで取り消されたわけではありません。
この件に関するプレミアリーグの見解は、「ハンドを示す決定的かつ充分な証拠がない」。なるほど、やはりリシャルリソンは関係なかったのですね。これには、ランパードとエヴァートンは納得しないでしょう。エヴァートンのデニス・バレット=バクセンデールCEOは、プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOとチーフ・フットボール・オフィサーのトニー・ショールズ氏に抗議のレターを送ったと報じられています。
プレミアリーグの観戦記を書くときは、微妙なジャッジに触れるとそちらが主役になってしまうので、フラットにレポートするのみに留めているのですが、指揮官や選手、熱狂的なサポーターの怒る気持ちはよくわかります。明らかな証拠映像がないシーンでは、オンフィールドレビューを必須としたほうがいいのではないでしょうか。
「ESPN」によると、今季のプレミアリーグにおけるVARで、有利と不利のプラスが最も多かったのは、4つ勝ち越しのウェストハム。不利なジャッジが最も上回ったのは、ニューカッスルのマイナス4です。人間の運用が介在する限り、幸運・不運をゼロにはできません。このうえは、終盤の佳境で優勝や降格に影響する致命的なミスジャッジが出ないよう祈るしかありません。
「家に帰ると3歳の娘がいるけど、あれはPKだったといえるだろう。われわれは順位表の底辺で戦っており、彼らは一番上で戦っている、PKを与えるのは簡単な決断だったはずだ」
プレミアリーグ27節、エヴァートンVSマンチェスター・シティ。0-1で敗れたフランク・ランパードは、試合後の会見で激怒しました。「自らの仕事を適切に行えないプロフェッショナルのせいで勝ち点を失った。あれを間違えるなんて、あまりにも無能だ」。問題のシーンは84分、デル・アリのスルーパスでリシャルリソンがボックス左に飛び出し、1対1からのフィニッシュをエデルソンにセーブされた直後でした。
こぼれ球を胸でトラップしようとしたロドリが、右腕を開いて処理し、外にクリア。ボールは上腕に当たったように見えました。近くにいたエヴァートンの選手たちは、一斉にハンドを主張。VARの後方からの映像を見ると、ボールが上腕にヒットしたことと、胸には触れていないことがわかります。
ランパードの娘さんは相当なプレミアリーグマニアか、さもなくばパパが大好きなのだと思われますが、インパクトの瞬間に腕が揺れている映像を見た大半のファンは「ペナルティが与えられるべき」と思ったのではないでしょうか。
ところが、オンフィールドレビューをはさまなかったポール・ティアニーさんのジャッジは、ジョンジョ・ケニーのオフサイドとエデルソンに対するイエローカード。逃げ切ったマン・シティが3ポイントをゲットしました。
「デル・アリのパスは、リシャルリソンのオフサイドに見える。もしオフサイドでなければ、PKだろう」とコメントしたペップは、VARは見ていないと言い張っています。「ペナルティといわれればペナルティ。ペナルティがないというなら、ペナルティなしだ。映像は見ていない。時間がないんだ」。リシャルリソンが前に出たとき、ルベン・ディアスが残っており、直前のオフサイドで取り消されたわけではありません。
この件に関するプレミアリーグの見解は、「ハンドを示す決定的かつ充分な証拠がない」。なるほど、やはりリシャルリソンは関係なかったのですね。これには、ランパードとエヴァートンは納得しないでしょう。エヴァートンのデニス・バレット=バクセンデールCEOは、プレミアリーグのリチャード・マスターズCEOとチーフ・フットボール・オフィサーのトニー・ショールズ氏に抗議のレターを送ったと報じられています。
プレミアリーグの観戦記を書くときは、微妙なジャッジに触れるとそちらが主役になってしまうので、フラットにレポートするのみに留めているのですが、指揮官や選手、熱狂的なサポーターの怒る気持ちはよくわかります。明らかな証拠映像がないシーンでは、オンフィールドレビューを必須としたほうがいいのではないでしょうか。
「ESPN」によると、今季のプレミアリーグにおけるVARで、有利と不利のプラスが最も多かったのは、4つ勝ち越しのウェストハム。不利なジャッジが最も上回ったのは、ニューカッスルのマイナス4です。人間の運用が介在する限り、幸運・不運をゼロにはできません。このうえは、終盤の佳境で優勝や降格に影響する致命的なミスジャッジが出ないよう祈るしかありません。
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