デ・ヘア、マルシャル決定寸前…マンチェスター・ユナイテッドが欧州デッドラインで移籍5連発!
これに続く大型移籍はあるのでしょうか。日曜日にホワイト・ハート・レーンで開催されたトッテナム戦に駆けつけたエヴァートンサポーターは、チェルシーが高額オファーを提示したと報じられているジョン・ストーンズについて、ザ・ビートルズの「キャント・バイ・ミー・ラブ」の替え歌チャントを熱唱。「Cos I don’t care too much for money,Money can’t buy you Stones(私はそんなにお金は要らないから、キミたち(=チェルシー)は金ではストーンズを買えないのさ)」という叫びは、クラブ首脳陣に届いたのでしょうか。欧州主要リーグの移籍市場は間もなく締め切りを迎え、現地時間9月1日18時が最終となるプレミアリーグはいよいよデッドラインデーに突入します。駆け込みで移籍が決まったプレミアリーグ関連のニュースを中心に、8月31日の動向をお伝えしたいと思います。
最終日前日、激しく動いたのはマンチェスター・ユナイテッドでした。ヤヌザイをドルトムントにレンタル、チチャリートは「BBC」が730万ポンド(約13億6000万円)でレヴァーク―ゼン移籍と報道。リンデゴーアまでWBAに移籍させて、まだ2つも商談が残っていると報じられています。再燃したデ・ヘアのレアル・マドリード移籍と、突然現われたモナコのアントニー・マルシャル獲得話。デ・ヘアの2900万ポンド(約53億9000万円)は見返りとしてケイラー・ナバス獲得の算段がついていればいいとしても、フランス代表に入ったばかりの19歳にマタと同レベルの3600万ポンド(約67億円)は「どうかしてるぜ!」といいたくなります。昨季リーグ・アンの最終盤、マルシャルは2ヵ月で8ゴールの固め獲りを決め、トータル9発で欧州主要リーグにおいて最も多くのゴールを挙げたティーンエイジャーとなったものの、実績はこれだけ。6月にトッテナムが打診した際には1800万ポンドといわれていた選手です。「BBC」移籍情報のプレミアリーグの欄には、現地時間19時を過ぎてもファビオ・ボリーニのサンダーランド入りしか掲載されていません。チームを支えてくれた世界最高クラスのGKとのお別れと、納得感がない高額の獲得交渉の結果を待つのは、せつない時間です。
「メール・オンライン」が、マンチェスター・シティの20歳CBデナイエルがガラタサライにレンタル移籍とトップに載せています。続くニュースは、WBAのMFブラウン・イディエのオリンピアコス決定。キエフから来たナイジェリア代表FWは、何もできないままギリシャへと旅立つことになりました。サンダーランドがボローニャにレンタルすると発表したジャッケリーニも、プレミアリーグにわずかな爪痕しか残さずにイタリアへ帰るという結果になりそうです。
現在6時45分ですが、「BBC」は「デ・ヘアの契約はまだ完了していない」といったきり、続報はありません。マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトも、チチャリート、リンデゴーア、ヤヌザイで止まっています。「スカイスポーツ」のトランスファー・センターLIVEは、デ・ヘアと入れ替わりでマンチェスターに発つナバスは1100万ポンドという評価で、差し引き1800万ポンド(約33億5000万円)がマン・ユナイテッドの懐に入ると伝え、「情報を待っている」としています。残念ですが、決まりでしょう。フランス代表のキャンプを抜けて、プライベートジェットでキャリントンに現われたマルシャルも、破談になることはないでしょう。それにしても3600万ポンドとは…。「ティエリ・アンリの再来」といわれているマルシャルには、3年のうちにプレミアリーグ得点王に輝くような活躍をしてほしいと期待を膨らませてしまいます。何しろこの額は、350万ポンドほど乗せればマンチェスター・シティがセルヒオ・アグエロに払った額とほぼ並ぶのですから。
いろいろなことが一気に起こり過ぎてややもち混乱気味ではありますが、もろもろ前向きに捉えましょう。今の私の気分は、クラブがマルシャルにオファーしたというニュースを聞いた現地サポーターのこんな言葉に託したいと思います。
「すごいギャンブルだ。しかし多くのマン・ユナイテッドファンが、つい先月までマッテオ・ダルミアンの名前も聞いたことがなかったことを思えば、ボールを蹴る前から否定はできない」
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
デヘア移籍失敗w
書類が間に合わないとかユナイテッドわざとかw
来季オフにフリーで出てかれるのか
完全にマドリーに来たと思って、朝ニュースを確認したら失敗していました。
書類が届かなかったなんてことがあるんでしょうか、ユナイテッドもマドリーもデヘアもナバスも誰も得をしませんでした。
プレミアリーグ大好き!さん>
マンチェスター・ユナイテッドは、書類は時間通りに送っており証明できるといっています。真相はわかりません。
リーガプレミアさん>
以前から、単純な書類遅れや不備修正云々による時間切れはちょこちょこありました。イタリアでもソリアーノがアウトだったようです。
な~んか嫌な雰囲気になってきちゃいましたね。前線の選手をこんなに移籍させてしまって良いんでしょうか。おまけに不満分子になっているバルデスも放出できていませんし、これでデヘアが意に沿わず残留なんてことになったらチームがガタガタになりそうです。まあこの辺りがクラッシャーたるファンハール監督ならではなのかもしれませんが。
money can’t buy me stonesでないのはなんでなんでしょうか?
変な質問ですみません笑
Uボマーさん>
ヤヌザイは、ペレイラなどなど後ろが控えているのでいいとしても、チチャリートはやりすぎだと思いました。純正ストライカーを獲得したならいいのですが。
どうせリバプールは今季も6位さん>
直訳すると、「お金はあなた(=チェルシー)にストーンズを購入してあげられない」ということで「you」になるのでしょう。現地の人たちは喜々として「buy you stones」と叫んでました。
マルシャルの移籍、移籍金について驚きました。
また。19歳でフランス代表に選ばれてるので
注目選手の一人ですね。