2022.03.20 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Aston Villa×Arsenal】サカの1発を守り切ったアーセナルは、5位に4ポイント差!
オリー・ワトキンス、ブエンディア、コウチーニョ、マッギン、ドゥグラス・ルイス、ジェイコブ・ラムジー。着々と補強を進めてきたアストン・ヴィラは、侮れないチームになりつつあります。ランチタイムキックオフのプレミアリーグ30節。ヴィラパークに乗り込んだアーセナルは、スティーヴン・ジェラードが率いる攻撃的なチームに勝ち切れるでしょうか。
負傷したラムズデールをレノに代えたアルテタ監督は、左サイドにスミス・ロウを配しています。DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー。2センターはトーマス・パーティー&ジャカ、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線に今季プレミアリーグ4ゴールのラカゼット。スローな立ち上がりのアウェイチームは、3分に最初の決定機を創りました。
トーマスの鋭いロングフィードがサカに届き、ワンタッチで大きく前に出したウインガーがニアにグラウンダー。打てなかったウーデゴーアが横に流すと、スミス・ロウのダイレクトショットはクロスバーを越えていきます。9分にカウンターを仕掛けたのはスミス・ロウ。逆サイドに出たボールをウーデゴーアが中央に転がし、トーマスが右足を振り抜くも、エミリアーノ・マルティネスの正面に飛んでしまいました。
18分、ジャカとワンツーをかわしたスミス・ロウが右にサイドチェンジ。ウーデゴーアとのコンビネーションでゴールライン際まで抉ったサカが折り返すと、飛び込んだスミス・ロウのフィニッシュは右に外れました。21分、前線の動きを見たマッギンがラインの裏に鋭い浮き球を入れますが、オリー・ワトキンズをブロックしたベン・ホワイトがシュートを許しません。
30分、先制はアーセナル。右サイドのFKからサカがキープし、縦にスプリントしたセドリクにパスを通すと、ファーに上がったクロスがジャカ、ガブリエウ、ベン・ホワイトと渡りました。ボックス手前に転がったボールを、左足で叩いたのはサカ。密集から出てきたボールにマルティネスの反応が遅れ、ボールは伸ばした右手の先をすり抜けていきました。
42分、ティアニーがニアにアーリークロスをフィード。落下点にいたスミス・ロウは、タイロン・ミングスに競り負けました。前半のアストン・ヴィラはシュートゼロ。ラインの裏を狙うロングフィードは、ベン・ホワイトが冷静に処理しています。後半開始から、押しているのはアーセナル。48分のCKをボックス手前で受けたスミス・ロウは、右足のコントロールショットをマルティネスにキャッチされました。
53分、左サイドでサカがラムジーをつぶしてカウンターが発動。ボックス手前まで持ち込んだ7番は迷ってしまい、強引なドリブルをカットされました。徐々にボールを支配できるようになったヴィラは、61分にようやくチャンスを迎えます。ロングフィードを左でキープしたオリー・ワトキンスのクロスはカットされますが、ボックス手前で拾ったマッギンが右足でシュート。右隅に飛んだボールは、惜しくもポストの外を抜けていきました。
64分、カットインから放ったサカのミドルは左にアウト。66分にFKを蹴ったドゥグラス・ルイスは、うまく落とせません。68分、ボックス右でパスをもらったのはオリー・ワトキンス。切り返しでガブリエウをかわして打った左足シュートは、ティアニーの足に当たってポストにヒットしました。押されている展開を変えたいアルテタ監督は、69分にサカを下げてニコラ・ペペを投入しています。
78分、ラカゼットに代わってエンケティア。ガナーズは無理にカウンターを仕掛けず、マイボールを大事にしています。85分にマッギンの放り込みをヘッドで合わせたのは、途中出場のダニー・イングス。ふわりと浮いたボールは、レノの頭上を越えていきました。86分のウーデゴーアをホールディングは、0-1で終わろうというメッセージでしょう。
追加タイムのヴィラの放り込みは、最終ラインが冷静に対応。表示された4分を過ぎてから、ボックス右脇でやらかしたニコラ・ペペのファールは、コウチーニョのFKが決まっていれば相当叩かれたでしょう。初のオンターゲットをレノが左に弾き出すと、すぐにタイムアップの笛。サカの1発を守り切ったガナーズは、5位マンチェスター・ユナイテッドとのギャップを4ポイントに広げました。
アーセナルの守備は格段に改善したと思い知らされた90分。ロングフィードがどこに出てくるかを的確に読んだベン・ホワイトも、危険なエリアをカバーし続けたガブリエウも素晴らしい出来でした。攻撃面では、ウーデゴーアとラカゼットが打てるシーンで判断が遅いのが気になりました。
74分にジャカのパスを前線で受けた9番は、左足で打つか、右から上がったウーデゴーアにまかせるのが最適解だったと思います。右足に持ち替えて打ったシュートは、アシュリー・ヤングの予想通り。空走りになったウーデゴーアも、背後で空いていたスミス・ロウとニコラ・ペペもまかせてほしかったでしょう。
とはいえ、リヴァプールに完敗した直後の3ポイントは、素直に喜んでいい結果です。前半の右サイドを制圧していたサカと、多彩なパスで攻撃にバリエーションをもたらしていたトーマスは、最後まで無事に駆け抜けていただければと思います。プレミアリーグの残り10試合のうち、8試合がロンドン。欧州もFAカップもないチームが、CL出場権奪還に一歩ずつ近づいています。
負傷したラムズデールをレノに代えたアルテタ監督は、左サイドにスミス・ロウを配しています。DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー。2センターはトーマス・パーティー&ジャカ、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線に今季プレミアリーグ4ゴールのラカゼット。スローな立ち上がりのアウェイチームは、3分に最初の決定機を創りました。
トーマスの鋭いロングフィードがサカに届き、ワンタッチで大きく前に出したウインガーがニアにグラウンダー。打てなかったウーデゴーアが横に流すと、スミス・ロウのダイレクトショットはクロスバーを越えていきます。9分にカウンターを仕掛けたのはスミス・ロウ。逆サイドに出たボールをウーデゴーアが中央に転がし、トーマスが右足を振り抜くも、エミリアーノ・マルティネスの正面に飛んでしまいました。
18分、ジャカとワンツーをかわしたスミス・ロウが右にサイドチェンジ。ウーデゴーアとのコンビネーションでゴールライン際まで抉ったサカが折り返すと、飛び込んだスミス・ロウのフィニッシュは右に外れました。21分、前線の動きを見たマッギンがラインの裏に鋭い浮き球を入れますが、オリー・ワトキンズをブロックしたベン・ホワイトがシュートを許しません。
30分、先制はアーセナル。右サイドのFKからサカがキープし、縦にスプリントしたセドリクにパスを通すと、ファーに上がったクロスがジャカ、ガブリエウ、ベン・ホワイトと渡りました。ボックス手前に転がったボールを、左足で叩いたのはサカ。密集から出てきたボールにマルティネスの反応が遅れ、ボールは伸ばした右手の先をすり抜けていきました。
42分、ティアニーがニアにアーリークロスをフィード。落下点にいたスミス・ロウは、タイロン・ミングスに競り負けました。前半のアストン・ヴィラはシュートゼロ。ラインの裏を狙うロングフィードは、ベン・ホワイトが冷静に処理しています。後半開始から、押しているのはアーセナル。48分のCKをボックス手前で受けたスミス・ロウは、右足のコントロールショットをマルティネスにキャッチされました。
53分、左サイドでサカがラムジーをつぶしてカウンターが発動。ボックス手前まで持ち込んだ7番は迷ってしまい、強引なドリブルをカットされました。徐々にボールを支配できるようになったヴィラは、61分にようやくチャンスを迎えます。ロングフィードを左でキープしたオリー・ワトキンスのクロスはカットされますが、ボックス手前で拾ったマッギンが右足でシュート。右隅に飛んだボールは、惜しくもポストの外を抜けていきました。
64分、カットインから放ったサカのミドルは左にアウト。66分にFKを蹴ったドゥグラス・ルイスは、うまく落とせません。68分、ボックス右でパスをもらったのはオリー・ワトキンス。切り返しでガブリエウをかわして打った左足シュートは、ティアニーの足に当たってポストにヒットしました。押されている展開を変えたいアルテタ監督は、69分にサカを下げてニコラ・ペペを投入しています。
78分、ラカゼットに代わってエンケティア。ガナーズは無理にカウンターを仕掛けず、マイボールを大事にしています。85分にマッギンの放り込みをヘッドで合わせたのは、途中出場のダニー・イングス。ふわりと浮いたボールは、レノの頭上を越えていきました。86分のウーデゴーアをホールディングは、0-1で終わろうというメッセージでしょう。
追加タイムのヴィラの放り込みは、最終ラインが冷静に対応。表示された4分を過ぎてから、ボックス右脇でやらかしたニコラ・ペペのファールは、コウチーニョのFKが決まっていれば相当叩かれたでしょう。初のオンターゲットをレノが左に弾き出すと、すぐにタイムアップの笛。サカの1発を守り切ったガナーズは、5位マンチェスター・ユナイテッドとのギャップを4ポイントに広げました。
アーセナルの守備は格段に改善したと思い知らされた90分。ロングフィードがどこに出てくるかを的確に読んだベン・ホワイトも、危険なエリアをカバーし続けたガブリエウも素晴らしい出来でした。攻撃面では、ウーデゴーアとラカゼットが打てるシーンで判断が遅いのが気になりました。
74分にジャカのパスを前線で受けた9番は、左足で打つか、右から上がったウーデゴーアにまかせるのが最適解だったと思います。右足に持ち替えて打ったシュートは、アシュリー・ヤングの予想通り。空走りになったウーデゴーアも、背後で空いていたスミス・ロウとニコラ・ペペもまかせてほしかったでしょう。
とはいえ、リヴァプールに完敗した直後の3ポイントは、素直に喜んでいい結果です。前半の右サイドを制圧していたサカと、多彩なパスで攻撃にバリエーションをもたらしていたトーマスは、最後まで無事に駆け抜けていただければと思います。プレミアリーグの残り10試合のうち、8試合がロンドン。欧州もFAカップもないチームが、CL出場権奪還に一歩ずつ近づいています。
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